8月27日放送の「どうする家康」に前の大河にも出演していた俳優の佐藤浩市さんが真田昌幸を演じていますね。
前大河の「鎌倉殿の13人」で不本意な死に方をした上総介広常に同情した方も多いのではないでしょうか。
「どうする家康」では真田昌幸を演じていますが、妙に老けて見えるなあ〜?という印象です。
あれっ?昌幸って家康や信長よりも年上だったかなあ〜?と何となく気になったので今回は真田昌幸についてや家康との年齢差について簡単に紹介します。
真田昌幸(さなだ まさゆき)のプロフィール
【 🔜 このあと #どうする家康 】
— 大河ドラマ「どうする家康」 (@nhk_ieyasu) August 27, 2023
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真田親子、登場 !!!
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▼ 真田勢について詳しくhttps://t.co/B725jf1hi7
家康の要求に抵抗し続ける真田。
その裏には秀吉の影が…?
第33回「裏切り者」は
NHK総合 にて 今夜 8:00 放送です。#真田信幸 #吉村界人#真田信繁 #日向亘#真田昌幸 #佐藤浩市 pic.twitter.com/Wg3rlXkOTn
*真田昌幸のプロフィール
・生年/1547年(天文16年)?月日不明
⁂或いは1545年(天文14年)?月日不明
・出身地/信濃国小県郡真田郷
(現在の長野県上田市真田町)
・官位/従五位下 安房守
・死没日/1611年(慶長16年)6月4日
(西暦1611年7月13日)
真田昌幸は父の真田幸隆の三男として生まれますが、生年については諸説があり1547年説と1545年説があるようです。
一応は1547年説ではないかと見られているようですね。
昌幸には信綱と昌輝という二人の兄がいることから本来は真田家の家督を継ぐ立場ではなかったそうです。
真田家は小さな小領主であったことから甲斐の武田氏の圧力もあったのだと思われます。
昌幸は7歳で甲斐の武田信玄の元へ人質に出されます。信玄の奥近習衆に加わった後に武田氏の親族衆にあたる武藤氏を継いでいます。
武藤氏を継いで10数年後に武田氏の当主は勝頼になりますが、1575年の長篠の戦いで思いがけない事が起こります。
真田家の家督を継いでいた長兄の信綱と次兄の昌輝が相次いで討死します。
そこで真田家を復興するため昌幸が家督を相続することになります。
7年後に甲州征伐で武田氏が滅亡後は織田信長に仕えますが、武田氏滅亡から本能寺の変と状況が刻々と変化することから昌幸は仕える主を転々と変えていきます。
とにかく、ややこしいです。
*武田氏滅亡後(1582年)に仕えた主君?
・織田信長
↓
・上杉景勝
↓
・北条氏直
↓
・徳川家康
↓
・上杉景勝
↓
・羽柴秀吉(豊臣)
1585年までの3年間で主を何度も変えているので仕えているとは言えないかもしれません。
まともに長く仕えたのは豊臣秀吉だけのようです。
主を転々と変えるのも小さな小領主が生き残るためには仕方がないかもしれませんね。
ただ、昌幸の次男の信繫(幸村)が上杉景勝や豊臣秀吉の人質として出されていますから、息子にとっては堪ったもんじゃないという思いくらいはあったのではないでしょうか?
真田昌幸の後の展開は2016年の大河ドラマ「真田丸」で描かれているので、覚えている方は多いのではないかと思います。
豊臣秀吉の死後に西軍と東軍に分れて関ヶ原の戦いが起こるのは歴史上では誰でもご存知だと思います。
戦いが起こる前に真田家ではお家存続のために長男の信之を東軍の徳川方につかせて、昌幸と次男の信繁(幸村)は西軍につくことで、どちらかが敗れてもお家が存続できるように画策します。
中山道を下ってから関ヶ原へ向かう3万以上の徳川秀忠軍が上田城に向かってきますが、わずか2千の兵力で籠城して迎え撃ちます。
昌幸は奇策を用いて徳川秀忠軍を退けますが、肝心な関ヶ原の戦いで西軍が敗れてしまい、所領は没収されて次男の信繫と共に流罪となり高野山で蟄居させられます。
昌幸は関ヶ原の戦いから11年後に九度山で亡くなります。
昌幸の晩年の蟄居生活は気力が衰えて病気がちになっていたようですね。
最後は物寂しい気もしますが、結果的には長男の信之が真田家を存続していますから良かったと言えるのかもしれないですね。
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佐藤浩市さんが演じる真田昌幸は妙に老けすぎ?家康との年齢差は?
真田昌幸の生年は諸説がありますが、1547年あたりのようです。
大河ドラマ第33話の「どうする家康」では小牧長久手の戦い後ですから1585年のあたりになります。
その頃の昌幸は38歳で数え年でも39歳ですから佐藤浩市さんが演じている昌幸はえらくお年を召しているように見えますね。
髪も白髪でほぼお爺さんのような風貌です。晩年の昌幸であればイメージに合いますが、少し年齢設定を考えるべきだと思いますね。
家康の生年は1543年の生まれですから、昌幸の2つの生年諸説で見ると年齢差は4歳か2歳の違いの年下となるので、さほど変わらないということになります。
ほぼ世代として近い年齢なのに松本潤さんが演じる家康が余計に若く見えてしまいますね。
昌幸の白髪頭はせめて晩年か関ケ原の戦いあたりで設定しても良かったのではないか?と思いますね。
まとめ
「どうする家康」で描かれている佐藤浩市さんが演じる真田昌幸は妙に老けすぎではないか?についてでした。
実際に家康との年齢差はなく、近い世代であるのに白髪頭になっていることで、親子ほど年齢が離れているように見えてしまいますね。
少し違和感を覚えますが、佐藤浩市さんが昌幸をどう演じていくのか楽しみですね。