6月12日放送「世界の何だコレ⁉ミステリー」で相撲の「はっきよい」の語源について語られていました。
語源については、いくつかの諸説があるようです。
今回は語源について簡潔に触れていきます。
行司の掛け声「はっきよい」の語源には3つの諸説がある!
相撲で行司が制止状態の力士二人に取組で発する掛け声として「はっきよい」と言っていますよね!
掛け声の聞こえ方次第では、「はっきよい」と聞こえている場合もあれば、「はっけよい」と聞こえている人もいると思います。
Google検索で調べても どちらも多いので、どちらが正しいのかは分かりません。
番組では、「はっきよい」という記載であるので、このまま進めていきます。
「はっきよい」の語源には3つの諸説があります。
*はっきよい の語源3つ
・八卦良い(はっけよい)
・発気揚々(はっきようよう)
・早競え(はやきほへ)
・八卦良いは、「はっけ」が易占いの「八卦」のことであるらしく、これが一般説として広まっているとの事です。
・発気揚々は、気力や気合を入れて全力で勝負するという意味になります。
・早競えは、見たまんまで「早くやれ」という意味になり、制止状態の力士二人に行司が声掛けしている表現に似ている感じです。
因みに、元貴乃花親方の花田光司氏が過去に出演した番組で「はっきよい」について語られたことがあります。
それには次のように述べられています。
『貴乃花曰く、ヘブライ語で「汝撃つべし、やっつけろ、汝撃ち破りぬ、相手を」だそうです。』
引用:ヤフー知恵袋/
『相撲は古代イスラエルのシュモーが起源だそうです。』
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10237463310
意外なことに相撲のルーツがヘブライ語であることが語られています。
そして、「はっきよい」の意味はヘブライ語で『汝撃つべし、やっつけろ、汝撃ち破りぬ』とあります。
発気揚々の気力や気合を入れて全力で勝負するという意味より、少し過激な意味合いで「相手を撃ち破れ」みたいな感じですね。
また、古代イスラエルの『シュモー』が起源ということであり、これが後に『スモー』の発音に転じた可能性があるというのも興味深いのではないでしょうか。
以上が番組で触れられていた「はっきよい」の語源についてです。