4月3日放送「世界の何だコレ!ミステリー」で『沖縄の海に不思議模様』が取り上げられています。
おそらく、模様のある場所は、沖縄県の読谷村(よみたんそん)にある海岸模様であると思われます。
今回は沖縄県読谷村にある海岸模様について触れていきます。
沖縄県読谷村の不思議な海岸模様とは?
沖縄県読谷村の不思議な海岸模様のある地域は、中頭郡読谷村宇座(なかがみぐん よみたんそん うざ)にあります。
*所在地
〒904-0328
沖縄県中頭郡読谷村宇座
番組でも不思議な海岸模様が紹介されてますが、見た目だと何かの遺跡と思われるかもしれません。
読谷村の海岸。なんで地面の岩が直線的なんだろうと思ったら明治、大正期は石切場だったんですね。石材は山からという意識があったので海から採るというのは何とも沖縄らしいなと思って興味深かったです。 pic.twitter.com/6qEQqjRekC
— 響ワタル (@hibikane) October 31, 2020
普通は採石というと、山々や鉱山から採取し、石材として扱うイメージをもっている人が大半でしょうから、海岸から採取している事は珍しいと思われるかもしれないですね。
様々な形をした大小の岩盤が海から浮き出ている光景には、とても不思議に感じられるでしょう。
大正時代に海岸で採取された石材は良質なことから、「宇座石」の名で知られていたそうです。
当然、海なわけですから満潮時には採石できないので、干潮時に採石し、満潮時には浮き上がる力を利用して運んでいたそうです。
当時の職人さんの技術と知恵が窺えますね。
「宇座石」は、屋敷囲い、畜舎の壁、墓の建築などの材料として那覇、宜野湾、北谷、具志川などに出荷されていたとの事です。
番組では世界遺産にも関わっていたような事を紹介していましたから、どこの遺産なのかが興味深いとこですね。
まとめ
「世界の何だコレ!ミステリー」で紹介された沖縄の海の不思議な模様が何であるかについてでした。
沖縄の海の不思議な模様とは、、
・沖縄県読谷村にある宇座海岸の石切場跡!
・大正時代に採石して石材として扱っていた!
・採取された石材は良質なことから、「宇座石」の名で知られていた!
・干潮時に採石し、満潮時には浮き上がる力を利用して運ぶ技術と知恵による工夫があった!
以上がまとめです。