世界の何だコレ!?ミステリーで『道路標識の謎』について紹介されています。
おそらく紹介している道路標識は都道405号の道路標識であると思われます。
今回は都道405号の道路標識の事や筆者が過去に勝手な推測をしていたことなどについて記載していきます。
ただ、この『道路標識の謎』については過去に話題になっているので、ご存知な方は記事を読む必要はないかもしれません。
何だコレ!?ミステリーで紹介された道路標識は都道405号で4つの橋表記がある!
何だコレ!?ミステリーで、紹介された道路標識は都道405号で、丸の内インター付近にある東京都中央区の鍛冶橋交差点に設置されているものだと思います。
ただ、この『道路標識の謎』については、過去4年前(2020年)の7月にツイッターユーザーhito_horobe(@hito_horobe)さんという方が投稿されて話題をよんでいたようなので、ご存知な方もおられると思われます。
鍛冶橋交差点に設置されている都道405号の道路標識には4つの橋名が記載されています。
飯田橋「俺だけBridgeってつけてもらえない」
— むとうさん (@Econo6103) August 27, 2017
二重橋「俺直訳すると二重橋橋なんだけど…」
神田橋「二重橋だけに二重に橋って書いてある、ってか?ww」
永代橋「だれうま」 pic.twitter.com/sWaewvYo0M
・飯田橋 Iidabashi
・神田橋 Kanda Bridge
・二重橋 Nijyubashi Bridge
・永代橋 Eitai Bridge
見てお分かりのように、同じ橋でも読み方が違いますよね。
ローマ字表記のバシと英語表記のブリッジがあります。
二重橋においては、両方の表記がされていて混乱しそうですよね。
何故このような読み方になったのかと言うと、そこには地名と川にかけられた橋名が影響しています。
飯田橋の場合は、Iidabashi、東京都千代田区の地名からきています。
どうもこれは国の国土地理院の「地名等の英語表記規定」に沿ったものであるようです。
神田橋や永代橋などは地名に沿ったものではなく、川にかけられた橋が橋名になっているので、Kanda Bridge、Eitai Bridge、それぞれがバシではなくて、ブリッジになります。
そうなると、二重橋(Nijyubashi Bridge)は何故、語尾にバシとブリッジの両方が併用されているのかが不思議に感じますよね。
これは、、
国土地理院
— つめ (@griffe_vision) June 24, 2022
地名等の英語表記規定より
第21条 橋名の英語表記は、置換方式によるものとする。「橋」又は「ブリッジ」は Bridge と表記するものとする。
(中略)
2 日本橋、二重橋のように居住地名や駅名、観光名所として名称全体が一体化しているものについては
追加方式によるものとする。
とあるように、
都道405号の道路標識を過去に勝手な推測をしていた!(筆者)
これは、筆者が過去に勝手な推測をしていた事です。
『道路標識の謎』については先ほど明確に記載したので理解していただけたと思われますので、興味のない方はとばしてください。
筆者は過去に都道405号の道路標識をネットで何度か見かけたことがあったのですが、その時はあまり関心がなく、橋名の2つの表記について変だなあ〜くらいの認識でした。
そして、憶測ながら太平洋戦争(大東亜戦争)後のアメリカGHQの占領下が影響しているのかと思っていました。
終戦後に一時期 アメリカの占領下だった日本ですが、、
橋についてアメリカ人(米兵)が橋の名前を英語表記したものと、日本人がローマ字表記したものが入り混じってお互いの主張から2つの表記があるのではないかと勝手に推測していました。
因みに、二重橋(Nijubashi Bridge)の橋のローマ字表記と英語表記があるのは、日本人もアメリカ人も二重(Niju)の読みは同じ認識で橋はお互いに呼び方や読み方で譲歩するような形で両方を併用するようになったのではないかと勝手な推測をしていました。
何故そんな推測をしたかというと特に根拠は無いのですが、中国の長江流域の「長江」のことを「揚子江」と読んでいた事と少し似ているのではないかと思ったからです。
現在は「長江」と言うのが一般的ですが、日本は過去の歴史教科書では「揚子江」と記載されていた時期がありますし、過去は日本だけでなく、揚州の地域住民も地名から「揚子江」と読んでいた時期もあります。
時代や人によって地名などが変更されていることもありますから、都道405号の道路標識もそれと同じではないかと勝手に推測をしていましたが、話題に昇ってから自身の見当違いに気づかされました。
まとめ
世界の何だコレ!?ミステリーで「都道405号の道路標識には同じ橋なのに2つの橋名が存在」することについてでした。
・飯田橋(Iidabashi)は、地名!
・神田橋(Kanda Bridge)と永代橋(Eitai Bridge)川にかけられた橋名!
・二重橋(Nijyubashi Bridge)は、『居住地名や駅名、観光名所として名称全体が一体化しているものについては追加方式によるものとする』とあるので両方を併用している。
以上がまとめです。