3月13日放送の激レアさんにラーメン店主で公認会計士でもある石動 龍(いしどう りゅう)さんが出演されます。
現在、お店は閉店しているようです。
「自分を苦しめるために?ラーメン屋さんをオープンしたとは?」どういうことなのでしょうか?
今回は、石動 龍さんについて紹介します。
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石動 龍さんのプロフィール経歴
•生年月日:1979年7月26日
•出身地:青森県 八戸市
•学歴:八戸高校卒業、東京都立大学経済学部卒業
•取得資格:司法書士資格(2013年取得)、行政書士資格(2007年?取得)、公認会計士資格(2014年取得)
石動 龍さんは、東京都立大学経済学部卒業後は読売新聞 東京本社に就職して新聞記者になります。
新聞記者になろうとした動機は、大学在学中に「世の中について何も知らないことから世の中を知りたい」という思いからでした。
入社した当時、新聞記者として地方の事件や政治などに関わるニュースを担当していましたが、長時間労働に嫌気がして辞めたそうです。
新聞社の記者は長時間労働が当たり前な職場環境ですから、少しのんびりでマイペースな性格の石動さんには向かなかったのかもしれません。
新聞社を退職後は、公認会計士を目指したようですが、当時は勉強の仕方が理解できていないためだったのか授業内容についていけず、2ヶ月くらいで辞めてしまったようです。
その後は、何もしない日々があったり、他国へ旅に出たりしていた時期があったとのことです。
経済的に厳しくなってから、新たな転職先を探すことを考えますが、以前の忙しい職場環境は嫌なので、忙しくない暇な職場がないかと調査して探します。
調査した結果、薬品加工の製造販売会社に転職します。
日常は当然、忙しさの無い暇な職場ですから、本を読んだりする余裕もありました。
ここで、行政書士の勉強をして資格を取得したようですが、このまま現在の暇な仕事を続けていても自身の人生がダメとなると考えて新たな転職先を探します。
2008年頃に新たな転職先として船で物資を運ぶ「海上輸送サービス」の会社に転職します。
しかし、自身が転職した当初の業績は良かったものの、その後の業績は悪化していきます。
経理部門を担当していたそうなので日々の業績は、直ぐに分かるのでしょう。
そんな状況の会社に不安を覚えたのか、仕事をこなしながら司法書士資格や公認会計士資格の取得にも専念します。
経理を担当した経験が役に立ったようで、かつて挫折した公認会計士の資格を取得します。
会社状況が危機的状況になってから退職します。
退職後に出身地の青森県 八戸市に戻り、石動総合会計法務事務所を設立して現在に至ります。
石動総合会計法務事務所の所在地
*公認会計士、税理士、司法書士、行政書士事務所
•所在地:〒039-1166 青森県 八戸市 根城 7丁目4−33 1階
•営業時間:9:00~17:00
•定休日:土曜日、日曜日
•TEL:0178-43-7131
*石動総合会計法務事務所 ウェブサイト/http://ishido.seeho.net/
ラーメン屋になったきかっけ?
石動さんは、司法、行政、税務に詳しい方であり、各業種で経営している方の顧問でもあります。
経営が危機的状況の会社を救うのが得意であり、経営者にアドバイスをする経営コンサルティングのような一躍も担っています。
ある時、石動さんは、事業者の方の相談にアドバイスをしていて何か申し訳ない気持ちになったようです。
それは、自身のアドバイスにリスクを伴わないということです。
大抵の事業者さんは、リスクを伴っての事業ですから、精神的にも不安があるはずですが、自身はアドバイスをしているだけで、リスクを伴いません。
石動さんは、そこに疑問を抱き、自ら商売をしようと考えラーメン屋を開業します。(ドラゴンラーメンという店名です)
ラーメン屋を開業するわけですが、元から持っている資金で経営するのではなく、何もないゼロからのスタートで経営していくことを根本としています。
そこから、ノウハウを得ることができれば、ゼロから経営する事業者さんの模範にもなり、挑戦する事業者さんの支援にもなるのではないかと考えられたようです。
石動さんは、実際に自身で経験したことでの実践、不安やリスクを軽減するための本を著作しています。
「会計の基本と儲け方はラーメン屋が教えてくれる」という本です。
初心者の方に向けた商売知識の本です。
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現在、ラーメン屋(ドラゴンラーメン)は閉店している?
残念ながら、ラーメン屋(ドラゴンラーメン)は、昨年の2022年10月に閉店しています。
開業から2年間、営業していたようです。
閉店した理由は、人材不足や現在の物価高騰による原価高騰で採算が取れないなど様々なようですが、一番の原因は自身の能力不足だと言っています。
しかし、自身の能力不足と言っても無理もないと思います。
石動さんは、ラーメン屋だけでなく、総合会計法務事務所の運営もしていますし、どこのお店でもこの2年、3年はコロナ過で難しい経営だったはずです。
よく努力していたのではないでしょうか。
良いものを作ろうとすれば、コストや時間もかかります。
ラーメン屋は、閉店してしまいましたが、石動さんは諦めてはおらず、何かのイベントで出店できる機会があれば挑戦したいようです。
まとめ
ラーメン店主、公認会計士でもある石動 龍さんについてでした。
「自分を苦しめるために?ラーメン屋さんをオープンした」とは、自身のアドバイスの負い目から事業者さんのリスクを自身で感じとるためだったのでしょう。
とても、マネしてできることではありませんね。
事業者さんのリスク、重みを感じることで事業を始める挑戦者の方の支えになりたいのだと思います。
ラーメン屋が昨年、閉店してしまったのは残念でした。
それでも石動さんは諦めていないことから、まだ、志も道半ばといったところなのかもしれません。
再び、ラーメン屋が復活することを願いたいですね。