元ジャニーズ事務所の副社長で退所された滝沢秀明氏が3月21日に自身のTwitterで新会社「TOBE」を設立したと発表したそうですね。
やはり、夢を諦めきれなかったと言ったところでしょうか。
しかし、時期的にも退所の初めから想定内だった?という見方もできるかもしれません。
今回は、滝沢秀明氏の新会社設立までのジャニーズ事務所の退所に至ったと考えられる理由や事務所を退所した元ジャニーズタレントが集合する可能性があるのか?について採り上げます。
滝沢秀明氏が事務所を退所した考えられる理由?
今思えば、滝沢氏が事務所を退所することは無理もなかったかもしれません。
元々、生前のジャニー喜多川氏の経営方針は、姉のメリー氏や姪の藤島ジュリー景子氏とお互いに違っていたようですから、ジャニー喜多川氏の経営方針(タレントの育成)を最も引き継いだ滝沢秀明氏が、現社長のジュリー景子氏と亀裂が生じるのも時間の問題だったと言えるでしょう。
ジャニー喜多川氏が現在でも健在で存在していたら滝沢氏の方針を尊重していたことでしょうから、滝沢氏が事務所を退所することはなかったかもしれません。
滝沢秀明氏が事務所を退所した考えられる理由?について、憶測ながら紹介します。
なにわ男子の存在?
なにわ男子は、ジャニーズの人気グループの一つですが、滝沢氏の目線で見ると好ましくなかったのかもしれません。
このグループは、関ジャニの大倉忠義氏のプロデュースによるものですが、未熟な部分で売り出すというジャニーズの従来の売り出し方に滝沢氏は反発したのかもしれません。
滝沢氏のタレント育成は、歌や踊り、演技というものを全て完璧にしてから売り出すという方針ですから、中途半端なタレント育成を行う事務所の方針を受け入れることが出来なかったのも一つの原因かもしれません。
滝沢氏が指導した滝沢歌舞伎などの熱の入れようを見ていると中途半端にしているとは、誰も思わないでしょうし、常にクオリティの向上を求めていることが感じられます。
滝沢氏の手掛けるグループが本社のジュリー氏の管轄になったのが原因?
滝沢氏が手塩にかけて育成したグループに「Snow Man」と「Six TONES」がありますが、2つのグループのマネージメントから外されて、本社のジュリー氏の管轄になったのが原因と見ている報道もありました。
ただ、憶測でしかありませんが、滝沢氏が退所することがわかっていたから、本社管轄になった可能性もあります。
2つのグループは、滝沢氏が完璧に育成して同時期にデビューさせました。
そんな手塩にかけたグループを何の前触れも無くマネージメントから外されたとしたら、何だか使い捨てのコマとしてあしらわれている感じがして嫌な感情が芽生える気もします。
滝沢氏はこの2つのグループ以外に世界デビューさせた「Travis Japan」(トラビス ジャパン)も退所前に手から離れます。
これから、世界に羽ばたこうとするグループのマネージメントから離れるのは、どんな心境なのか?と考えてしまいます。
・滝沢氏が退所するからグループが本社管轄になったのか?
・又は、本社の社長ジュリー氏が滝沢氏をマネージメントから外したことでグループが本社管轄になったのか?
真相はわかりませんが、どちらにせよタレント育成の売り出し方の双方の考え方の違いが亀裂を生んでいるのだと思います。
あくまで憶測ですが、グループの管轄が本社になったのは、それ以前(ジャニー喜多川氏が亡くなってから)に滝沢氏が本社のやり方に納得できなくなったから、互いのグループが落ち着いた状態を見計らってから退所したのかもしれません。(あくまで憶測です)
元々、現在の社長と滝沢氏は反りが合わない
元々、現在の社長ジュリー氏と反りが合わないことはわかりきっていたことでした。
先ほどジャニー喜多川氏と方針が違うことを述べています。
社長ジュリー氏の方針が悪いとは言えませんが相手を認める器量が無いことは残念に感じます。
彼女は、元SMAPを育成したマネージャーの飯島氏を事務所から追放したことは有名な話です。
おそらく、滝沢氏は、かつての飯島氏の状況に似ていたのではないでしょうか?
ジュリー氏は、事務所内での飯島氏の影響力を恐れていたのではないかとメディアなどで言われています。(真相はわかりません)
それと同様に滝沢氏の影響力を恐れたのかもしれません。
憶測での話ですが、事実であれば、何か勿体無い感じがします。
彼女(ジュリー氏)に相手を認める器量があれば、元SMAPの騒動は無かったかもしれませんし、滝沢氏の退所もなかったかもしれません。
ジャニー喜多川氏の存在が無くなり心が折れてしまった?
滝沢氏は、ジャニー喜多川氏の存在があったからこそ自身のタレント育成を尊重されて、ここまでヤレたという見方もできます。
ジャニー喜多川氏が自身の経営方針を姉のメリー氏と姪のジュリー氏に言いくるめる事(認めさせる)が出来ていれば、良かったのですが、元SMAPのマネージャー飯島氏をどうすることも出来なかった経緯から見て滝沢氏だけではどうすることも出来なかったでしょう。
つまり、滝沢氏がジャニーズ事務所に居られるのはジャニー喜多川氏の存在があるまでなので、時間の問題だったと推測できます。
元々、お互いのベクトルが違いますから、滝沢氏の心情は日に日に疲れ切っていた可能性も考えられます。
*以上が、滝沢秀明氏が事務所を退所した考えられる理由?についてです。
実際のことはわかりません。あくまで憶測なものもありますので、完全に鵜呑みにはしないでください。
時期的にも滝沢秀明氏の新会社設立は元からの想定内?
これも憶測ですが、時期的にも滝沢秀明氏の新会社設立は元からの想定内だったのではないかと思います。
以前から新会社を設立するのではないかと囁かれてはいましたね。
当初は、新会社の立ち上げについて考えていないようなことを語っていたようですが、それは表向き(事務所を退所したばかりだから?)で、内面では直ぐに立ち上げたい気持ちだったのでは?
滝沢氏が、簡単に自身の夢や理想を諦めたりするようには思えないのです。
滝沢氏は、2022年10月31日に退所の報道があってから約5ヶ月くらいで新会社を設立しています。
滝沢氏は、去年の11月から色々と考えていたと言っていますが、元から新会社設立の構想を練っていたのではないでしょうか?
勿論、疲れ切っていて、しばらく休みたいという願望もあったかもしれません。
しかし、直ぐに新会社の設立せずに約5ヶ月も経過していることからこの期間に何かあったのではないかと考えてしまいます。
ただ、一つ考えられるのは、2022年10月31日に退所を発表していますが、実のところ今後の事について事務所との制約か何かがあったのではないでしょうか?(事務所とのわだかまりで完全な解決に至っていなかった?)
あれだけの規模の大きな事務所ですから、何かしらの制約があっても不思議ではないと思うのです。
社長のジュリー氏と滝沢氏は、直に話し合った訳ではなく、お互いに代理人(おそらく、弁護士だと思います)を立てて交渉していたそうです。
とても円満退社したとは誰も思わないでしょう。
何かしらの条件を事務所側から突きつけられたのではないでしょうか?
それが、ようやく終息に向かったから事務所との縁が切れて、現在に新会社設立に至ったのではないでしょうか?
新会社設立に時間を費やしたという見方もできますが、少し遅すぎる気もしますから元事務所とのわだかまりが消えていなかったという見方もできます。
或いは、事務所を辞めたジャニーズタレントやこれから、辞めるであろうタレントの受け皿として設立時期を見計らっていたのかもしれません。(あくまで憶測ですよ)
つまり、去年の11月から色々と考えていたと言っていますが、どちらにせよ時期的にも滝沢秀明氏の新会社設立は元からの想定内だった気がするのです。
辞めたジャニーズタレントは集合するのか?
辞めたジャニーズタレントは集合するのか?についてですが、滝沢氏は、新会社設立するにあたって「新人募集をし、アーティストをプロデュースする」と述べていますから、この観点で見れば辞めたジャニーズタレントが集合することは無いように見受けられます。
しかし、全く可能性が無いとも思えないのです。
新人タレントを起用すると知名度がありませんから、何かと育成や知名度を上げるための努力が必要ですから大変です。
その点、知名度や人気のあるタレントを起用すれば、育成に苦労しなくて良い部分もあります。
辞めたジャニーズタレントを起用することは可能性としてありえると思いますが、過去に不祥事を起こして辞めたジャニーズタレントは起用しないのではないかと思います。
スキャンダルほど面倒なものは事務所としては痛手です。
なので、辞めたジャニーズタレントが集合するのも極一部の人になるのでは?と見ています。
ジャニーズ事務所で、今年(2023年)はKing & Princeのメンバーの3人が脱退&退所しますから、今後に滝沢氏の事務所に起用される可能性は充分にあるのではないでしょうか?
現時点でのジャニーズタレント起用は、引き抜き行為になりますから起用できないはずです。
タレントの退所後の活動は自由なはずですから、滝沢秀明氏の事務所に移籍したとしても引き抜き行為とは見做されないでしょう。
まとめ
以上、時期的にも滝沢秀明氏の新会社設立は元からの想定内?退所した理由?辞めジャニーズ集合か?についてでした。(あくまで憶測な部分もありますので、鵜呑みにはしないでください)
何となくジャニーズ事務所が残念な気がします。
社長に人を認める器量があればと思ってしまいます。
滝沢秀明氏が今後、どんなタレントを起用して育成していくのかは、わかりませんが、新たなエンターテイメントに期待したいところですね。