9月10日放送の番組で、群馬と長野の県境にある標識が話題として取り上げられています。
10年以上前からネットで話題に上がっていたそうですから、ご存知な方が多いかもしれません。
今回はこの場所や経緯について簡潔に触れます。
※番組内容と相違があるかもしれません
群馬と長野の県境にある「立入禁止」の標識があるのは毛無峠!
群馬と長野の県境にある「立入禁止」の標識があるのは毛無峠(けなしとうげ)です。
引用元/Googleマップより
Googleでは、2024年の画像だと群馬県の文字がほぼ掠れてますね!
番組の画像は、比較的に掠れもあまりなく、綺麗ですから、10年以上前のものか、新しい標識に替えられているのかもしれません。
無毛峠にある、この標識が示す理由は、群馬県側が「立入禁止」とされているのは、過去に存在した小串鉱山(おぐしこうざん)の影響によるものです。
無毛峠の群馬県側は「遭難多発区域」として指定されており、特に関係者以外の立ち入りが禁止されています。
これは、過去に多くの遭難事故が発生したためです。
小串鉱山には、かつて硫黄を採掘していました。
引用元/Googleマップより
所在地:〒377-1611 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣
引用元/Googleマップより
この鉱山は1929年から1971年まで操業しており、現在はその遺構が残っています。
鉱山の跡地は危険な場所とされており、立ち入りが制限されているようですね。
現地は強風が吹き荒れるため、草は生えているものの高木がない状態で、独特の風景を形成しています。
このため、訪れる人々には「未開の地」としての印象を与えてもいるようです。
因みに、「立入禁止」の標識がある通りで群馬県側は封鎖されており、実質的に通行止めとなっています。
これは、先ほど記載した通りで群馬県側の道路が土砂崩れなどの影響で通行できなくなっているためです。
毛無峠は長野県側からのみアクセス可能で、峠の先にはかつての小串鉱山の跡がありますが、現在は立ち入り禁止となっています。
このため、毛無峠は実質的に行き止まりの地点となっているのが現状です。
番組では具体的に説明されているかもしれませんね。
*参考元 | URL |
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4travel | https://4travel.jp/travelogue/10351338 |
@1FIRE-ju7cq・チャンネル | https://youtube.com/shorts/XO0WaNUCwSI?si=gDVxL4OULH2cWMJA |
まとめ
群馬と長野の県境にある「立入禁止」の標識についてでした。
無毛峠には、「群馬県」と「立入禁止」の標識がありますが、これは過去の鉱山活動や遭難の危険性が関係しているためです。