4月22日放送「月曜から夜ふかし」の夜ふかし的漢字問題で『鉄火巻きの語源とは?』について取り上げられています。
鉄火巻きの語源には様々なものがあるようです。
今回は鉄火巻きの語源について調べてみました。
鉄火巻きの語源は様々な諸説がある!
鉄火巻きの語源について調べてみました。
鉄火巻き!その名前で生魚が苦手な客が加熱済みと勘違いして注文し、注文撤回が続出する事から撤回巻きと言われたのが鉄火巻きの語源である、とされているが鉄火巻きが先なのか撤回巻きが先なのかは学者によって説が異なる pic.twitter.com/OmMGgCQTDZ
— 塩粥 (@eikuyukie) January 24, 2022
パッパとマンマ連れてスシロー行ってきた。2,904円負け
— ヨシオ (@yoshio8010) June 22, 2021
ヨっくんが好きなのはサーモンや鉄火巻きとか
鉄火巻きの語源はギャンブルなの知ってた? pic.twitter.com/xwvZ7Gy3Rc
見た目のまんま。
— Japaaan (@japaaan_com) April 17, 2019
のり巻きの定番「鉄火巻き」の語源は赤く燃えた鉄火みたいだから!?|Japaaan https://t.co/6vCqFpJoxc #雑学 #語源 #グルメ pic.twitter.com/z839Aao8rm
#本当っぽい嘘をつけ
— 黒猫スペアキー (@KuronekoAIkagi) February 4, 2017
サンドイッチの語源はサンドイッチ伯爵だが、鉄火巻きの語源は「火消しの鉄」略して「鉄火」という江戸時代の火消し。
のり巻きの定番「鉄火巻き」 語源はヤ○ザが博打をしていた賭場? https://t.co/TvMB0jQBBF
— トレンド所長@長月 (@trendsmaster7) April 17, 2019
マグロの赤い色とわさびの辛さを「鉄火」にたとえたもので、気質の荒々しい者を「鉄火肌」や「鉄火者」というのと同じである。←同じか?
— ワヲン (@terror_mmm10) February 9, 2023
鉄火巻きの語源には、賭博場を意味する「鉄火場」に由来し、手に酢飯が付かず、鉄火場で博打をしながらでも手軽に食べられることからとする説もある。 pic.twitter.com/KcdGkg920T
鉄火巻き・・語源は「マグロをぶつ切りにして巻く様を、身を持ち崩した、ヤクザを表す鉄火とかけた」「マグロの赤身が鉄を焼いた色に似ている」・・荒っぽい諸説があるようですが・・さて発祥の地は? まぁ~どちらでも・・う~~ん、おいしい!!
— 岡田のぶ夫 (@hibi_tsubuyaki) January 30, 2015
鉄火巻きの語源はやはり真っ赤に鉄が熱した様子をさして、
— 星花メッセンジャー☆べんてんくるみ♪ (@benten963) June 10, 2015
赤身がそれに見えたかららしいが。。
象徴的な事だよね。これ。
面白いなーー。
これらについてまとめると次の通りになります。
・1.注文撤回が続出による説
・2.賭博説(ギャンブル)
・3.火消しの鉄説
・4.ヤクザ説
・5.見た目説
細かく見ると他にもありそうですが、圧倒的に賭博説(ギャンブル)やヤクザ説が多そうです。
ただ、諸説が多いので、どこまで信憑性があるのかは不明です。
いろんな見方ができそうですね。それぞれについて触れていきます。
1.注文撤回が続出による説
勘違いで注文し、『注文撤回が続出する事』で『撤回巻き』が『鉄火巻き』の語源であるとされているようです。
2.賭博説(ギャンブル)
圧倒的に多かったのが賭博説(ギャンブル)です。
ただ、この説はサンドイッチの由来にも似ていることが指摘されています。
どちらが先に根付いた説なのかは微妙なところです。
3.火消しの鉄説
X(旧Twitter)で「火消しの鉄」について『略して「鉄火」という江戸時代の火消し』とあります。
これについて調べてみましたが詳細は不明なので、信憑性があるのかは疑問です。
4.ヤクザ説
ヤクザ説も圧倒的に多かったです。
ヤクザが賭博していた賭場とあるので先ほどの賭博説に近いものもありますが、他の意味合いもあります。
ウィキペディアにある一節に次の一文があります。
『皇都午睡』には、「芝蝦の身を煮て粉末にし、すしの上にのせたる鉄花鮓といふは身を崩しといふ謎なるべし」とあり、芝海老の身を崩したおぼろを、身を崩したやくざ者にかけてこの名がついたとしている』
引用:鉄火巻 語源「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」
文面を見てサンドウィッチマンではないですけど、『何言ってるかわからねえ!』と思われるかもしれません。
先ず『皇都午睡(こうとごすい)』というのは江戸時代の文人である西沢一鳳(にしざわ いっぽう)という人物が記した著作物です。
江戸時代の江戸見聞録で、風俗習慣や文化、事件などの詳細を記録したものです。
この中の一節にある『芝蝦の身を煮て粉末にし、すしの上にのせたる鉄花鮓といふは身を崩しといふ謎なるべし』を現代風に訳すと、、
、、となります。
芝エビはシオマネキなどの小型のエビのことであり、それを粉末にして寿司の上にのせたものが「鉄花鮓(てっかずし)」という料理の事です。
そして、「身を崩す」とは芝エビの身を煮ることで、形が崩れてしまうことを指します。
それに続いて『謎なるべし』の謎めいた名前は、「鉄花鮓」という名前が芝エビの身を煮ることで、形が崩れてしまうことの様子を表している事について謎めいていると語っているのです。
次に『芝海老の身を崩したおぼろを、身を崩したヤクザ者にかけてこの名がついたとしている』とあります。
現代風に訳すと、、
、、となります。
先ほどの芝エビの身を煮ることで、形が崩れてしまうことの様子をヤクザ者に例えて、鉄花鮓という名前が名付けられたという説があるということです。
5.見た目説(赤く燃えた鉄火、わさびの辛さ、気質の荒々しい者などの例え)
これは見たままでの表現や例えですね。
赤く燃えた鉄火は、熱した真っ赤な鉄を指しています。
わさびの辛さは、鮪の赤色とを合わせた例えやわさびの辛さと気質の荒々しい者を例えた「鉄火肌」の説もあるようです。
まとめ
鉄火巻きの語源には様々な諸説があることについて記載しました。
情報では賭博のイメージが強いのか賭博説が特に多いです。
・1.注文撤回が続出による説
(注文撤回が続出で撤回巻きから『鉄火巻き』の語源があるとされている)
・2.賭博説
(博打をしている最中に手頃で食べやすいことから賭場で好まれた事や賭博場の意味合いがある「鉄火場」にも由来がある)
・3.火消しの鉄説
(略して「鉄火」という江戸時代の火消しとあるが信憑性は不明)
・4.ヤクザ説
(ヤクザが賭博していた賭場やヤクザ者に例えた鉄花鮓という名が「鉄火巻き」の由来と見られている)
・5.見た目説
(赤く燃えた鉄火、わさびの辛さ、気質の荒々しい者などの例え)
以上がまとめたものです。
※これらの説は筆者が情報からまとめたものであり、間違っている可能性もあるかもしれませんので、鵜呑みにはしないでください
「月曜から夜ふかし」では、どんな説が出てくるのかが気になるところです。