金曜ドラマ「不適切にもほどがある」が1月26日に放送されましたが、1986年(昭和61年)の時代にしては背景が合っていない部分があると感じました。
38年も前の事ですから、筆者もうろ覚えなところもあります。
少し疑問に感じた点について触れていきたいと思います。
1986年にしては疑問に感じる事?時代背景が違うかも?
「不適切にもほどがある」のドラマで1986年にしては疑問に感じる事があるので、いくつか触れていきます。
*疑問に感じた事
・貼られているポスターが近藤真彦!
・女学生の髪型は松田聖子?か中森明菜?
・シェイプアップ乱は前年の連載漫画
・千円札が伊藤博文だったのが疑問?
それぞれ、疑問に感じた事について触れていきます。
貼られているポスターが近藤真彦!
阿部サダヲさんが演じる小川市郎の娘の部屋に貼られているポスターは近藤真彦(マッチ)さんでした。
脚本家の宮藤官九郎さんの視点で見て近藤真彦さんが当時で人気だと感じていたのかもしれないですね。
ただ、個人的には少し前の世代のような気がします。これだと田原俊彦さんでも良い気がします。
SNSでの意見では、86年代はチェッカーズや吉川晃司さんが人気であると見ているようですね。
確かにチェッカーズや吉川晃司さんが人気である事は筆者も認識していますが、個人的には後輩の少年隊だったのではないかと思っています。
前年(1985年)の12月12日に「仮面舞踏会」でレコードデビューしていたので徐々に人気が出ていた気がするんですよね。
娘や女学生の髪型は松田聖子?か中森明菜?
誰に髪型を似せていたのかは、分かりませんが、聖子ちゃんカットと言われた松田聖子さんか中森明菜さんをイメージした髪型にしている感じに見受けられました。
人気は確かにお二人共にありましたが、聖子ちゃんカットも少し前の世代な気がします。
86年代は特に流行の髪型もあったと思われますが、必ずしも聖子ちゃんカットが多いとか、中森明菜さんをイメージした髪型が多いという事でも無かった時代な気がします。
シェイプアップ乱は前年の連載漫画
週刊少年ジャンプで連載されていた「シェイプアップ乱」という漫画は1986年(昭和61年)にあっても、おかしくはないですが連載は前年に終了しているのでドラマでは、出さなくても良かったのではないかと個人的に思います。
この当時は前年に人気のあった「アラレちゃん」の連載が終了して、鳥山明先生の次作「ドラゴンボール」が人気であったと思われます。
他には「北斗の拳」や「聖闘士星矢」なども人気でした。
脚本家の宮藤官九郎さんは「シェイプアップ乱」が好きな漫画だったのかもしれませんね。
作者の徳弘正也先生が描いた「シェイプアップ乱」は確かに面白いと言えますが、現在は少し問題が残りそうなのでコンプライアンス違反として引っかかる可能性があると言えます。
千円札が伊藤博文だったのが疑問?
筆者がテレビドラマを視聴していて何となく気づいた事です。
1986年代の千円札が伊藤博文だったのは違う気がします。間違っていたら申し訳ありません。
ただ、1986年代の千円札は既に夏目漱石だったはずなのです。
調べて見たところ1984年(昭和59年)には、千円札は夏目漱石に新しく変わっているので伊藤博文が千円札であるのは不自然かもしれません。
新紙幣から2年経過していますから、存在はしているでしょうけど、既に夏目漱石の新紙幣が普及していたはずです。
まとめ
それぞれ、疑問に感じた事について触れていきました。
・貼られているポスターが近藤真彦!
(当時はチェッカーズや吉川晃司が人気?)
・女学生の髪型は松田聖子?か中森明菜?
(当時はどちらの髪型が多いわけではない?)
・シェイプアップ乱は前年の連載漫画
(当時はドラゴンボールなどが人気?)
・千円札が伊藤博文だったのが疑問?
(既に夏目漱石の新紙幣だった)
人や作品など人気として注目しているのは、人それぞれで違いそうです。
脚本家の宮藤官九郎さんは、少し昭和時代の見方が緩いのかもしれないですね。
見る人によって多少の昭和感の違いはあるかもしれませんが、あの時代を生きてきた人にとっては、とても懐かしく感じられるのではないでしょうか。
以上、金曜ドラマ「不適切にもほどがある」で1986年の時代背景で疑問に感じる事についてでした。