2月19日放送「月曜から夜ふかし」で『大分の温泉立て直し問題』について調査されたようですね。
番組では地元の方々から、どのような問題が取り上げられるのかは分かりませんが、おそらく温泉立て直し問題で懸念される2つの要因が考えられるのではないかと筆者は個人的に思っています。
その懸念される2つの要因とは、、
・1.温泉の衰退化と枯渇化
・2.後継者問題や人手不足
上記の2つが大分県の温泉立て直し問題となっているのではないでしょうか?
番組で取り沙汰されている事とは違うかもしれませんが、懸念される2つの要因について触れていきます。
1.温泉の衰退化と枯渇化
大分県は全国でも源泉数や湧出量が日本一を誇っている 温泉県です。
そんな温泉県が衰退化だとか枯渇化と言われてもにわかには信じられないかもしれないですよね。
しかし、近年の大分県別府市では、、
『大分県別府市では、市内の温泉を調査したところ、広い範囲で湯温の低下が起きる可能性も明らかに。わき出る温泉を使いすぎず上手に利用するための策に迫りました。』
引用:クローズアップ現代より/https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4728/
とあるように、現在の大分県別府市では『広範囲での温泉の湯温低下』や『わき出る温泉の使いすぎからの湯量、源泉などの減少』の可能性があると見られています。
古代から温泉によって地域文化が活性し現在に至っていますから、使い過ぎれば枯渇化する可能性もありえます。
その使い過ぎにより「湯量(熱水)の減少」につながり、減少から地下水や雨水が混ざり込むことで湯温低下になっていると見られているようです。
現在は温泉資源を枯渇させないために、事業拡大で高度経済成長期に行っていたような新規掘削に規制をかけています。
大分県の温泉は世界にある泉質成分10種類の内に8種類があります。
*大分県に存在する泉質
・二酸化炭素泉
・硫酸塩泉
・炭酸水素塩泉
・含鉄泉
・酸性泉
・硫黄泉
・単純温泉
・塩化物泉
世界の温泉に行かずとも、大分県を観光すれば事足りると言えます。
とても魅力的で泉質が充実した温泉ですから今後も枯渇化させない取り組みを継続していってほしいですね。
スポンサーリンク
2.後継者問題や人手不足
温泉管理者の方々が人手不足で、どこの都道府県でも言えることが大分県でも起きています。
事業者や管理者の方々が高齢化で後継者がいなくて廃業に追い込まれている方が増えているようです。
しかし、大分県でも ただ手をこまねいているわけではなく、新たな仕事づくりや人を呼び込む事の構想を練っています。
高齢化で人口減少も進んでいることから、他国から受け入れた外国人留学生の方々を後の人材活用にと就職や定住の場を設けるとして考えられているようですね。
大分県の地域人口だけで人手不足を補うのは難しいのは日本全国どこも同じですが、外国人の方を人材活用する事も難しいと言えます。
外国人の方々の文化、あるいは宗教といったものもあるでしょうから、どこまで受け入れるのかがポイントになると思われます。
後継者問題や人手不足は日本全国の問題と言えますから、大分県が新たな仕事づくり構想によって模範となるように上手くいってほしいところですね。
まとめ
大分県の温泉立て直し問題に懸念される2つの要因についてでした。
・1.温泉の衰退化と枯渇化
(現在、温泉の新規掘削に規制をかけている)
・2.後継者問題や人手不足
(新たな仕事づくり構想で地域人材だけでなく、外国人の方々の人材活用を考えている)
以上がまとめです。
番組では、『大分県の温泉立て直し問題』で何を問題にされているのかは分かりませんが、後継者問題や人手不足などが挙げらているのではないでしょうか。