吉野山の桜を消滅危機から救った未来を見据えた人物とは誰?【世界の何だコレ!?ミステリー】

吉野山 風景
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5月7日放送「世界の何だコレ!?ミステリー」で、『吉野山の桜を消滅危機から救った未来を見据えたある人物』について取り上げられています。

番組で取り上げている人物と相違があるかもしれませんが、吉野山の桜の未来を見据えたある人物とは、林業家土倉庄三郎どぐら しょうざぶろうではないでしょうか?

日本の桜については、他にも関係している人物もおられますが、未来見据えた人物というと彼ではないかと思います。

今回は、吉野山の桜消滅危機土倉庄三郎氏について簡潔に触れます。

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目次

1. 吉野山の桜の消滅危機とは?

吉野山 千本桜
画像元/写真AC:cazzo

江戸時代の頃の吉野山の桜は、参拝客観光として賑わっていたようです。

観光地サクラ植えるのが流行っていたようですから、ビジネスとしての一面もあったと見られています。

消滅危機があったのは、明治時代初期1870年頃)に政府発布した廃仏毀釈はいぶつきしゃく)と言われる仏教排斥し、寺など壊す運動が行われたことが原因です!

この経緯サクラ伐られることになりました。

さらに大阪商人買い取り伐採する計画が持ち上がります。

伐採することで、煮炊き風呂・暖房などの日常生活向上のエネルギー源とし、計画していたようです。

それに待ったをかけたのが、土倉庄三郎氏です。

2. 吉野山の桜の消滅危機を救った土倉庄三郎氏とは?

引用元/@Thefirst4649 Xより

土倉庄三郎氏は、1840年天保11年)に大和国吉野郡大滝村(現在の奈良県吉野郡川上村大滝)で生まれた著名な林業家であり、日本の近代林業を築いた人物です。

彼が行った経歴(業績)は次の通りです。

*土倉庄三郎氏の主な経歴(業績)
・流下木材の口銭徴収反対運動
・吉野川の水路改修
・東熊野街道の開設
・吉野川沿いの道路改修
・吉野鉄道の設立に関与
・静岡県天竜川流域造林
・群馬県伊香保造林
・兵庫県但馬地方造林
・滋賀県西浅井町造林
・奈良公園の森林改良
参考元/土倉庄三郎「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」

林業以外に、各地域で道路作り治水鉄道にも関与しているようです。

これらの業績において、内閣総理大臣も務めた山縣有朋やまがた ありとも)から「樹喜王ききおう)」の祝号が贈られています。

作家田中淳夫氏書籍をご存知の方は、山林王と認識しているかもしれません。

土倉庄三郎氏吉野山の桜消滅危機救ったのは、大阪商人買い取り伐採計画が持ち上がったことがきっかけです。

引用元/@monkey_across Xより

彼はこの状況憂慮し、商人に対して500円支払い買い取ることで伐採阻止しています!

明治時代初期の500円の価値は、現在で約1000万円相当や2000万円以上と時期により、さまざまです

なぜ阻止したのかについては、桜は日本の象徴であり、未来に向けて残すべきものだ』と考え、桜を守ることが文化的な意義を持つと信じていました。

この行動により、吉野山の桜現在美しく咲き誇り観光名所としての地位を保っています。

ただ、現代の吉野山の桜は老木期寄生キノコによる被害十数年前から衰退しているということで、地域住民団体協力して、桜の管理病気対策に取り組んでいるようです。

今後の未来に向けて残し続けてほしいですね。

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*参考元URLなど
Yahoo!ニュースhttps://news.yahoo.co.jp/expert/articles/9117dd98608fd98ac8389fbeb2a82d76dc5982f2
ウィキペディア土倉庄三郎「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」

まとめ

番組での『吉野山の桜を消滅危機から救った未来を見据えたある人物』についてでした。

おそらく、取り上げられている人物は土倉庄三郎氏ではないでしょうか?

土倉庄三郎氏の功績は、単なる林業の発展にとどまらず、日本文化の保全にも寄与した点で特筆されます。

彼の先見の明と公共心は、今なお多くの人々に影響を与え続けています。

番組内容で取り上げられている人物と相違があるかもしれません

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この記事を書いた人

どうも初めましてマサと申します。岡山県在住の猫好きな50代のオッサンです。よろしくお願いします。
  *星座:牡牛座

  *血液型:わかりません

  *趣味:ゲーム:読書

     :ウォーキング

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