名城大学所属の谷本七星(たにもと ななせ)選手は10月29日に行なわれた第41回の全日本大学女子駅伝対校選手権で最終6区のアンカーとしてトップでゴールしています。
今回はヘアバンドやメガネが印象に残る 谷本七星選手の経歴について紹介します。
谷本七星選手の経歴!
*谷本七星選手のプロフィール
・氏名:谷本七星(たにもと ななせ)
・生年月日:2002年(平成14年)6月2日
・年齢:21歳(2023年10月時点)
・出身地:広島県
・学歴:広島市立国泰寺中学校卒、広島市立舟入高等学校卒、名城大学人間学部(在学中)
・陸上種目:中距離走と長距離走
・身長:不明
・体重:不明
*谷本七星選手の自己ベスト
・1500m/4分20秒57
・3000m/9分24秒57
・5000m/16分9秒77
・3000m障害物競走/10分13秒49
谷本七星選手のプロフィールで身長と体重については詳細が分かりません。
谷本選手の通われていた広島市立国泰寺中学校卒業者には著名な人もいるようです。
*国泰寺中学校卒業者の主な著名人
・ゆうたろうさん/タレント
・山口良一さん/俳優、タレント
・斉藤鉄夫さん/政治家(衆議院議員)
・中田翔さん/プロ野球選手
国泰寺中学校卒業者には、いろんな業界の方がいるようですね。
谷本選手は中学校3年生の時に中国中学校陸上競技選手権大会の1500mに出場して3位に入賞した好成績を残しています。
後に全日本中学校陸上競技選手権大会の1500mに出場していますが、この大会では良い成績を残すことが出来なかったようです。
高校は広島市立舟入高等学校に進学しますが、1年生の冬頃にケガをしてから2年生の冬頃まで実力を発揮出来なかったそうです。
その後は次第に力を付けてインターハイ代替えの全国高等学校陸上競技大会2020の3000m競技で8位に入賞しています。
名城大学人間学部に進学してからは順位も好成績で伸びていきます。
谷本選手は、大学1年生で東海インカレ5000mとU20日本選手権の3000m障害物競走などで優勝した事で一挙に注目されるようになります。
*谷本七星選手の経歴 | (中学生時代) |
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・2017年8月 | 中国中学校陸上競技選手権大会1500mで3位 |
・2017年8月 | 全日本中学校陸上競技選手権大会 |
*谷本七星選手の経歴 | (高校時代) |
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・2020年1月 | 全国女子駅伝 6区で区間では8位、広島県18位 |
・2020年2月 | クロスカントリー日本選手権のU20 6kmで14位 |
・2020年10月 | 全国高等学校陸上競技大会2020の3000mで8位 |
*谷本七星選手の経歴 | (大学時代・在学中) |
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・2021年5月 | 東海インカレ5000mで記録16分23秒04の優勝 |
・2021年5月 | 東海インカレ1500mで記録4分23秒19の3位 |
・2021年6月 | デンカアスレチックチャレンジカップ1500mで10位 |
・2021年6月 | U20日本選手権1500mで4位 |
・2021年6月 | U20日本選手権3000m障害物競走で記録10分13秒49の優勝 |
・2021年9月 | 日本インカレ1500mで記録4分26秒67の7位 |
・2021年9月 | 日本インカレ3000m障害物競走で6位 |
・2021年10月 | 全日本大学女子駅伝4区間を記録15分37秒で区間新記録 |
・2021年12月 | 富士山女子駅伝1区間を担当して記録12分49秒の記録 |
・2022年1月 | 全国女子駅伝の広島代表2区間担当で記録12分40秒の区間5位 |
・2022年2月 | クロスカントリー日本選手権で記録27分38秒の19位 |
・2022年4月 | 日本学生陸上競技個人選手権大会3000m障害物競走で記録10分7秒19の2位 |
・2022年5月 | 織田幹雄記念国際陸上競技大会3000m障害物競走で記録10分27秒7の6位 |
・2022年7月 | ホクレンディスタンスチャレンジ北見大会3000mで記録9分23秒13の17位 |
・2022年7月 | ホクレンディスタンスチャレンジ千歳大会5000mBで記録16分17秒43の18位 |
・2022年9月 | 日本インカレ5000mで記録16分21秒99の7位 |
・2022年10月 | 全日本大学女子駅伝4区間担当で記録15分14秒の区間新記録 |
・2022年11月 | 10000m記録挑戦競技会で記録32分38秒45の4位 |
・2022年12月 | エディオンディスタンスチャレンジ2022の5000mで記録15分52秒35の19位 |
・2022年12月 | 富士山女子駅伝7区間アンカーで記録29分38秒で区間1位 |
・2023年1月 | 全国女子駅伝で広島代表でのエントリーしているが補欠 |
・2023年3月 | 日本学生女子ハーフマラソンで記録1時間12分43秒の5位 |
・2023年4月 | 金栗記念3000mで記録9分29秒56の7位 |
・2023年4月 | 日本学生個人選手権10000mで記録33分25秒04の4位 |
・2023年5月 | ゴールデンゲームズinのべおか5000mAで記録16分10秒03の18位 |
・2023年7月 | ホクレンディスタンスチャレンジ深川大会10000mで記録33分5秒25の5位 |
・2023年7月 | ホクレンディスタンスチャレンジ千歳大会5000mBで記録15分41秒24の2位 |
・2023年9月 | 日本インカレ10000mで記録34分18秒15の7位 |
・2023年10月1日 ・2023年10月29日 | ・アスレチックチャレンジカップ5000mで記録16分17秒24の組10位 ・全日本大学女子駅伝6区間で記録24分46秒の1位で区間賞獲得 |
大学に進学して女子駅伝部に所属してから多くの大会に出場していますね。
時折、3000mや5000mなどの長距離でタイムと順位にバラツキが見えるようですから、その時の体調のコンディションに良い悪いがあるのかもしれないですね。
ただ、2023年では好成績を残していますから、このまま順調に今後も活躍してほしいですね。
メガネが印象に残る 谷本七星選手!
全日本大学女子駅伝6区間でゴールしたヘアバンドとメガネの印象が残る 谷本七星選手ですが、元々はメガネを掛けてはいなかったようです。
中学校に入学してから部活動で陸上をするようになっていますが、高校時代までにメガネを掛けていません。
メガネを掛けるようになったのは、大学に入ってからのようですが、そこにはある理由があったようです。
その理由は次の通りです。
「本当にあったメガネになった話」
— 谷本七星 (@7starEKIDEN) October 31, 2021
実はホクレン網走大会で走った直後、緑膿菌に感染してしまいました。すぐ現地の病院に行きましたが症状は悪化する一方で、医師からは「失明するかもしれない」と言われていました。その時は目も開けられず、何も見えない状況で自分自身も失明覚悟でいました。
あまり聞いたことがない細菌ですが、緑膿菌(りょくのうきん)という細菌に感染してしまったようです。
因みに緑膿菌の病原性については、、
『ヒトに対しても病原性を持つが、健常者に感染しても発病させることは無い。ただし免疫力の低下した者に感染すると、日和見感染症のうちの1つである緑膿菌感染症を起こす。』
引用:緑膿菌「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より
『健常者に感染しても発病させることは無い』『免疫力の低下した者に感染する』ということは、谷本選手は『ホクレン網走大会で走った直後』に感染したとありますから、偶々免疫力が低下していたのかもしれないですね。
不運としか言いようがありません。
そして、この細菌は感染してしまうと治療が難しいそうです。
失明してしまうかもしれないと思うと谷本選手はさぞかし怖かったでしょうね。
治療に専念したことで順調に回復したことは幸いでしたね。
谷本選手の印象に残るメガネに、そんな経緯があるのは意外でしたし、今年の全日本大学女子駅伝をトップでゴールした時の輝かしい笑顔が良い結果に繋がったことは本当に良かったですね。
まとめ
谷本七星選手は広島県の出身者で、中学時代に陸上を始めてから現在までに好成績を残しています。
高校時代に1年間ケガで実力を発揮出来なかったのは残念でしたね。
大学には現在在学中ですが、2年前に細菌感染して失明の危機にありながら回復してからは数多くの大会に出場しています。
昨年の記録を見ると長距離競技でのタイムや順位にバラツキがあるようですが、今年は順調そうです。
来年は大学最後の年になりますが、体調に気を付けて頑張ってほしいですね。
以上、名城大学所属のメガネが印象に残る 谷本七星選手の経歴についてでした。