栃木の郷土料理「しもつかれ」が、「秘密のケンミンSHOW極」で紹介されていますね。
番組では賛否両論グルメとして取り上げられていますが、どんな料理なのかが気になるのではないでしょうか?
今回は、「しもつかれ」のことや他県での料理名が違うことについて触れていきます。
栃木の郷土料理「しもつかれ」とは?
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— 【公式】秘密のケンミンSHOW極 (@kenmin_kiwami) March 13, 2024
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栃木県や一部の北関東ではご存知なのかもしれませんが、関西では聞いたこともない料理ではないでしょうか。
筆者も初めて聞くので、どんな料理なのか想像がつきません。
「しもつかれ」とは、、
『鮭(新巻鮭)の頭・大豆(節分に撒いた残り)・人参・その他の余り物を細切れにし、大根を目の粗い竹製の大根おろし器の「鬼おろし」で粗くすり下ろして酒粕と共に煮込んだ料理で[6]、独特な味や香り、その外見から、好き嫌いが激しく分かれる。』
引用:しもつかれ 概要「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より
文面だけでは、分からないので画像も見てみます。
今日は【初午】
— ちょこたん (@chocotan39) February 12, 2024
みんな大好き❓️
しもつかれ#栃木の郷土料理 pic.twitter.com/7hdw1t5497
確かに好みが分かれるというのは分かる気もしますね。
鮭の頭やニンジンなどは独特な匂いと味がするのでしょうし、筆者はお酒は飲みますけど酒粕の香りが何故か苦手です。
番組で言われる通り賛否両論グルメというのも分かる気がします。
ただ、最近では鮭の頭を焼く、ニンジンの臭みを無くすための下拵えといった処理をすることで食べやすいように調理している地域もあるようですね。
他にも料理の外見が良くないことから、見た目が○○に見えてダメという人も少なからずいるようです。
明日、初午なので"しもつかれ"作り。
— ランランらんてる (@ranteru1968) February 11, 2024
美味しくな〜れ…美味しくな〜れ…#カメパ#しもつかれ pic.twitter.com/FIvNrjvl0v
○○はご想像にお任せしますが、下拵えといった処理をして せっかく食べやすく作ってくれた人のことを思うと、失礼で言えないですよね。
最近では、苦手意識を克服するために作られたのか詳細はわかりませんが、栃木県那須塩原市にある塩原温泉郷には、「しもつかれ」にカレーを加えたメニュー「しもつカレー」がご当地グルメとしてあるそうですよ。
「しもつカレー」の画像が見当たらなかったので、確認してみたい方は郷土料理ものがたり のサイトで見てください。
*郷土料理ものがたり のサイトは、こちらです。
・郷土料理ものがたり のサイトURL/https://kyoudo-ryouri.com/food/2806.html
「しもつかれ」には昔から言い伝えもあるようで、地域によっては隣近所でやりとりする風習があったり、多くの家で食べることで無病息災になるなどがあります。
因みに「しもつかれ」が料理として食べられている地方地域は、、
・栃木県全域
・茨城県西部
・埼玉県東部
・千葉県北部
・福島県(南奥会津や但馬)
他の一部地域もあるかもしれませんが上記が一般的に料理されている地方地域です。
他県や地域によって料理名が違うのは語源が影響しているのかも?
他県や地域によって「しもつかれ」の料理名は違うそうです。
「しもつかれ」以外の料理名は、、
・しもつかり
・しみつかり
・しみつかれ
・すみつかれ
・すみつかり
何処の地方地域の料理名なのかは分かりませんが、少し違いがあります。
地方地域によって「しもつかれ」の料理名に違いがあるのは、諸説があるようですが、元々の語源が影響しているのかもしれません。
「しもつかれ」の語源は、、
『味がしみ込んだ又は冷たいことを意味する「しみつかる」であるとする説』
※一部文面を抜粋しています。
『酢をかけて食べたことに由来し『宇治拾遺物語』などにみえる「酢むつかり」を起源とする説』
『「下野家例」の訛りで「下野ばかり」であるとする説』
引用:しもつかれ 語源「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より
それぞれの地方地域で料理名が違うのは、『味がしみ込んだとか、冷たい、酢をかけた』など様々な意味や由来、訛り言葉から変化しているのかもしれません。
使っている材料に少し違う地域があるので、そこにも由来がありそうです。
まとめ
「秘密のケンミンSHOW極」で紹介された栃木の郷土料理「しもつかれ」の事や他県では料理名が違うことについてでした。
「しもつかれ」とは、、
『鮭(新巻鮭)の頭・大豆(節分に撒いた残り)・人参・その他の余り物を細切れにし、大根を目の粗い竹製の大根おろし器の「鬼おろし」で粗くすり下ろして酒粕と共に煮込んだ料理』
他県や地域によって料理名が違うものには以下のものがある。
・しもつかり
・しみつかり
・しみつかれ
・すみつかれ
・すみつかり
料理名が違うのは語源が影響しているのかも?
『味がしみ込んだ又は冷たいことを意味する「しみつかる」であるとする説』
『酢をかけて食べたことに由来し『宇治拾遺物語』などにみえる「酢むつかり」を起源とする説』
『「下野家例」の訛りで「下野ばかり」であるとする説』
※様々な意味や由来、訛り言葉から変化しているのかもしれません。
以上がまとめです。