2月1日放送「秘密のケンミンSHOW極」の見抜き刑事企画で「あとぜき」とは何であるのかについて語られていますね。
あくまで予想になりますが、おそらく熊本県の方言で紹介されるのだと思われます。
ただ、この方言は鹿児島県ではまた違った方言になります。
今回は「あとぜき」の方言の意味について見ていきます。
「あとぜき」は熊本県の方言と鹿児島県の方言とで意味が違う?
先ほどにも記載しましたが、熊本県と鹿児島県では「あとぜき」の意味合いが違っているようです。
過去にNHKの「あさイチ」でも紹介されているのでご存知な方もおられるかもしれませんが、それぞれについて見ていきます。
熊本県の方言「あとぜき」とは?
熊本県の方言「あとぜき」とは、、
何故そうするのかと言うと、冬の暖房時や夏の冷房時などの空気を外に逃がさないためです。
ごく普通に考えると当たり前の事ですよね!
熊本県の公共施設での扉(ドア)には「あとぜき」の貼り紙があるところがあります。
たくさん出てるけど私も。
— 一般人 (@yumenotpchu) January 26, 2024
あとぜき
関東から転校してきた友達が、学校のトイレに貼ってある「あとぜき」の貼り紙を見て、出た後咳をするのかと思ってたと話してて方言なんだとわかった😅
#これ方言だったの選手権を開催します#熊本弁
熊本弁なのです❣️
— Yu〜mi♡ (@pukumaman) February 18, 2022
『開けた後はちゃんと閉めてね!』の意味が込められています😁
熊本は、意外と 出入口に、『あとぜき』の貼り紙が見られます😆
憶測になりますが昔の熊本県民の方で、そのごく当たり前の事が出来ずに扉を開けっ放しにしている人が多かったのかもしれないですね。
なので、熊本では冷暖房器具を使用している時期にドアを開けっ放しにしていると怒られるそうですよ!
まあ、当然の事ですよね!
それにしても熊本県で「あとぜき」と言う方言だけで意味が省略できているのは便利にも感じられます。
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鹿児島県の方言「あとぜき」とは?
鹿児島県の方言「あとぜき」とは、、
後悔や後ろめたさなどから、思い出すのが恐ろしくなるという事を表現した言葉です。
熊本県の方言とは全く違う意味合いになりますね!
「あとぜき」は元々は古語!
「あとぜき」は元々は古語であって、その由来は1300年前の奈良時代に遡るそうです。
「あとぜき」の「せき」という古語は奈良時代に「水をせき止める」という意味で「せく」が由来であるそうです。
この「せく」が「ふさぐ」という意味合いから後に「戸をせく」となり、「戸(扉・ドア)を閉める」となります。
「戸をせく」は九州全域で使われていたようですね。
因みに熊本県で前付けに「あと」を使用している「あとぜき」の方言は熊本県だけで、県外では通じないとの事です。
まとめ
「あとぜき」の方言の意味について、それぞれ見ていきました。
*「あとぜき」の方言の違い!
・熊本県の方言では「扉のドアを開けて入った後にドアをキチンと閉める」事。
・鹿児島県の方言では「思い出したら、怖くなる」という意味合い。
*「あとぜき」は元々 奈良時代の古語!
・「あとぜき」の「せき」という古語は「水をせき止める」という意味で「せく」が由来!
(「戸をせく/戸を閉める」となる)
以上がまとめです。最後まで読んでいただきありがとうございました。