9月16日放送「月曜から夜ふかし」では、芸術の秋なのでアートについて学んでみた件から『ベートーヴェンが肖像画で怒ってる理由』について、街行く人にクイズ形式で出題しているようです。
一般的には広く知れ渡っているのでご存知な方が多いと思いますが、それ以外の理由も考えられるかもしれません。
今回は、ベートーヴェンが肖像画で怒ってる理由について調べてみました。
ベートーヴェンが肖像画で怒ってる理由5つ!
肖像画に描かれているベートーヴェンは確かに不機嫌に怒っている様子に見えますよね。
肖像画で怒ってる理由は一般的にはよく知られていますが、別の事情で怒っている可能性もあるかもしれません。
一部 筆者の憶測な部分もありますが、不機嫌な理由について調べてみました。
①料理が美味しくなかったという説がある!
肖像画に描かれる前の朝食で、料理が美味しくなかったという説があります。
しかし、朝食に食べた「マカロニチーズ」が美味しくなかったことから、肖像画の顔が不機嫌に描かれる事になってしまったようですね。
一般的には、この通説が語られています。
②肖像画に描かれること自体が嫌いだったのかも?
先ほどの料理が美味しくなかったという説の前の話なのですが、、、
肖像画に描かれることを嫌がっていたベートーヴェンをなだめるために家政婦が「マカロニチーズ」の料理を作ったのですが、マカロニを茹で過ぎたことから美味しくなかったそうです。
それに対してベートーヴェンは激怒したという話です。
料理が美味しくなかった事で激怒しているのは間違いないのですけど、肖像画に描かれること自体が嫌いだった可能性もあるので、既に不機嫌だったのかもしれません。
ダブルで嫌な出来事があったことから余計に不機嫌だったのではないでしょうか?
③ベートーヴェンの祖父の肖像画に影響があるのではないか?
ベートーヴェンの名前について少し触れておきます。
ベートーヴェンのフルネームは、「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン」と言います。
実はベートーヴェンの祖父も同姓同名なのです。
幼少期のベートーヴェンは祖父が大好きでした。
そんな尊敬していた祖父の肖像画をベートーヴェンは自身の部屋に飾っていたそうです。
ここからは、あくまでも筆者の憶測になります。
普通に考えると大好きな祖父の肖像画ですから、優しいとか普通の表情で描かれているのではないかと想像しますよね。
もしかするとですが、ベートーヴェンの祖父の肖像画は実は不機嫌な顔だったという事も考えられます。
※これは筆者の憶測なので鵜吞みにはしないでください
④元々 怒りっぽい性格だった!
ベートーヴェンは、元々『情熱的かつ短気でせっかちな性格だった』と伝えられているそうです。
『短気でせっかちな性格』であれば、怒りっぽいにも繋がりますよね。
信憑性は不明ですが、次のような話があります。
『ゲーテが、ベートーベンが変わり者で怒りっぽいというのは ただ耳が悪いからそう思われている、とかなんとか言ったとかそんな話しもあります。』
『まあ、ゲーテはあちこちに登場するので、だからこそ本当の話なのか それとも作り話なのか わからなくなるんですがね。』
引用元:Yahoo知恵袋より/
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1071105755
ベートーヴェンは変わり者で怒りっぽいとか耳が悪いなどの理由から、肖像画で描かれる以前に元々の性格で不機嫌なのかもしれません。
⑤ベートーヴェンは難聴や様々な持病から不機嫌だったのかも?
ベートーヴェンは20代後半から諸説あるみたいですが、難聴や様々な持病があったようです。
肖像画に描かれたのが、いつ頃かは存じませんが20代後半に描かれたのなら不機嫌だったかもしれないですね。
ベートーヴェンは難聴以外に様々な持病があったのではないかと見られています。
その考えられる様々な持病は次の通りです。
・骨パジェット病
・鉛中毒
どんな症状かは、分からないと思いますので簡潔に触れておきます。
*骨パジェット病の症状
・聴神経が萎縮
・頭や手足などの骨が変形
・腎臓の石灰化
*鉛中毒の症状
・人格の変化
・頭痛
・感覚の消失
・脱力感
・口の中の金属味
・行協調障害
・食欲減退
・嘔吐
・便秘
・けいれん性の腹痛
・骨や関節の痛み
・高血圧
・貧血
実際はどうなのかは分りませんが、鉛中毒説が通説となっているようです。
ベートーヴェンが、20代後半から晩年まで上記の症状が出ていたのなら、顔が不機嫌になるのも無理はないでしょうね。
鉛中毒の症状には人格の変化もあるようですから、先ほどの『変わり者で怒りっぽい』というのも仕方のない事と言えます。
ベートーヴェンが肖像画で怒ってるのは通説以外にも考えられるかもしれません。
「月曜から夜ふかし」で、街行く人たちは どんな解答をするのでしょうか。
まとめ
「月曜から夜ふかし」で芸術の秋なのでアートについて学んでみた件から、ベートーヴェンが肖像画で怒ってる理由について調べてみました。
①料理が美味しくなかったという説がある!
②肖像画に描かれること自体が嫌いだったのかも?
③ベートーヴェンの祖父の肖像画に影響があるのではないか?
(祖父の肖像画が不機嫌な顔だったのかも?)
④元々 怒りっぽい性格だった!
⑤ベートーヴェンは難聴や様々な持病から不機嫌だったのかも?
(20代後半から晩年まで)
以上がまとめたものです。
20代後半から晩年まで、ベートーヴェンが難聴や様々な持病を抱えていたのなら、常に不機嫌だったのかもしれません。
肖像画がいつ頃 描かれたのかは分かりませんが、33歳の頃の肖像画は不機嫌で怒ったものではない様子です。
描かれた肖像画は晩年に近いのかもしれません。
※この記事は筆者の憶測なところもあるので鵜吞みにはしないでください