7月9日放送「世界の何だコレ!?ミステリー」で、『落雷で亡くなりかけた医師が、ある日ピアニストになった』という方が取り上げられています。
おそらく、取り上げられたのは、アメリカ在住で整形外科医のアンソニー・チコリアさんではないでしょうか?
現在は、「トニー・チコリア」という名前で現役のピアニストとして活動されているようです。
今回は、この方の経歴や落雷を受けてからピアニストになった経緯について触れていきます。
※番組内容と相違があるかもしれません
1. アンソニー・チコリア(トニー・チコリア)さんの経歴
整形外科医 トニー・チコリア #落雷 で #ピアノ の才能が爆発 #医師 https://t.co/hrLyoysURa
— Ryu Blockchain HODL (@ryudai94) February 2, 2024
引用元/@ryudai94 Xより
アンソニー・チコリアさんは、1952年にニューヨーク州で生まれた整形外科医です。
ウィキペディア情報での名前は、アントニー(またはトニー)・チコリアやトニー・シコリアという記載があります。
彼は幼少期にピアノを1年間習ったものの、その後は音楽に対する興味を失い、医学の道を志します。
大学で医学を学び、整形外科医としてのキャリアを築き、結婚して子供も持ちました。
ただ、2004年には離婚されたという情報があります。
整形外科医の他に、装具、義肢、スポーツ医学の専門医師でもあるようです。
- ザ・シタデル陸軍士官学校
(生物学/学士号取得) - サウスカロライナ医科大学
(医学博士、博士号取得) - バージニア大学整形外科レジデント卒業
- シェナンゴ記念病院
(医療スタッフ長、整形外科部長兼任) - ニューヨーク州立大学シラキュース校アップステート医科大学
(整形外科臨床助教授)
2. 落雷事故の経緯
1994年、チコリアさんは家族と共にピクニックに出かけた際、バーベキューグリルで肉を焼いている最中に母親に電話をかけるため公衆電話に向かいました。
その瞬間、空に厚い雲が立ち込め、雷が電話線を通じて彼の頭を直撃したそうです。
彼はその衝撃で吹き飛ばされ、意識を失いますが、幸運にも、近くにいた看護師が心肺蘇生を行い、彼の命を救いました。
3. ピアニストへの転身した経緯
落雷の後、チコリアさんは数週間の間、頭に靄がかかったような状態が続きましたが、その後、彼の中で音楽への強い欲求が芽生えたようです。
彼はクラシック音楽を聴きたくてたまらなくなり、やがて自らピアノを学び始めました。
幼少期は音楽に興味がなかったにもかかわらず、落雷から数ヶ月後にはほぼ全ての時間をピアノの練習に費やすようになり、数十曲を作曲したそうです。
チコリアさんは2007年に初めての公開演奏を行い、2008年にはニューヨーク州立大学音楽部からリサイタルの依頼を受け、彼は毎日4時間以上練習し、見事な演奏を披露しています。
彼の音楽は世界中に知られるようになり、プロのピアニストとしてのキャリアを築くこととなりました。
4. 後天性サヴァン症候群について
余談ですが、チコリアさんが後に語った後天性サヴァン症候群について、少し触れておきます。
チコリアさんは、落雷によって彼の脳に何らかの変化が生じた結果、後天性サヴァン症候群と呼ばれる状態に至ったと考えられているようです。
これは、脳の損傷や病気によって特定の能力が発現する現象です。
彼はこの経験を通じて、音楽の才能が開花したと語っています。
番組では、詳しい詳細が放送されているのではないでしょうか。
*参考元 | URLなど |
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Wikipedia | トニー・シコリア「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」 |
ライブドア | https://news.livedoor.com/article/detail/18267159/ |
テックインサイト | https://japan.techinsight.jp/2020/05/masumi05141418.html/2 |
まとめ
番組で取り上げられた『落雷で亡くなりかけた医師が、ある日ピアニストになった』という人物についてでした。
おそらく、取り上げられたのは、アンソニー・チコリア(トニー・チコリア)さんではないでしょうか?
彼は落雷という偶然の事故をきっかけに、全く新しい人生を歩むことになったのです。
この特異な経験は、医療系や科学系のメディアでも度々取り上げられ、大きな注目を集めています。