9月9日放送の「月曜から夜ふかし」に、ポンキッキシリーズで有名なガチャピンとムックが出演していましたよね。
ムックの頭に付いているプロペラが、ドラえもんの道具の1つ タケコプターに似ています。
ドラえもんのパクリか?と思われる人もいるのではないでしょうか?
今回はムックの頭のタケコプターらしきものについて触れていきます。
結論としてはドラえもんのパクリではないと思われます。
1. ムックの頭のタケコプターらしきものは体調管理のため?
番組では、ムックのプロペラについて声優の大山のぶ代さん そっくりの声の木村さんがスタッフさんから『ドラえもん風に言うと!』と言われると、『タケコプター』と言ってましたよね!
ガチャピンとムックは50年前に放送されていた「ひらけ!ポンキッキ」という子供向けテレビ番組に出演していたのはご存知な方が多いと思います。
一応、ムックのプロフィールについて簡潔に記載しておきます。
・種族:雪男
・出身地:北極近くの島
・誕生日:4月2日?
・年齢:永遠の5歳
・身長:185㎝
・体重:110㎏
・性格:のんびりとしている
・特技:食いしん坊
・石山勝巳さん/初代
(1973年~1977年)
・松田重治さん/2代目
(1977年~2014年)
・3代目不明
(2014年~)
※時期不明で代役を務めた方が何人かおられます
ムックはガチャピンと共に1973年(昭和48年)4月2日から「ひらけ!ポンキッキ」に出演していたので、現在で年齢は50歳以上ということになりそうですが、設定上では永遠の5歳となっています。
では、本題のムックの頭に付いているタケコプターらしきものについてですが、設定では体調管理のためのようです!
設定上では次のように記載があります。
『頭の上にプロペラがあり、雪国生まれで暑さに弱いことから日本の気候に対応するために体を冷やすものとされている』
※一部分を区切って抜粋しています
引用元/ムック (キャラクター)「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より
かなり細かな設定がキャラクターに盛り込まれていますよね!
個人的な意見ですが、プロペラと言っても小さなプロペラですから、それで体を冷やせるの?とツッコミたくもなります。
細やかな配慮で設定していることから、ムックの頭にあるプロペラはドラえもんのタケコプターではないという事になりますね。
ドラえもんのタケコプターのように空を飛ぶものではなく、ムックの頭にあるプロペラは体温調節のためにあるということです。
このムックの設定を考案したのは、当時の日本ソフト映像倶楽部社長の片桐襄二氏です。
この方がガチャピンとムックの原案やデザインをしていました。
因みにムックのモデルはビートルズのジョン・レノンという都市伝説があります。
中には、、
「ムックはジョンレノンがモデル」との誤った情報をネットで定期的に目にするたびに、「それより鈴木ヒロミツがムックに似ている」とのコメントを見かけるのだが、今後は微力ながら「ムックはもともとザ・モップスのゆるキャラとして登場した」との都市伝説普及に尽力したい。
— やゆよ記念財団 (@yayuyo_org) June 7, 2024
引用元/@yayuyo_org Xより
現在は亡くなられていますが、ホリプロに所属していたタレントの鈴木ヒロミツさんがムックに似ているというコメントもあるみたいです!
ムックのモデルが誰なのかの詳しい経緯は不明です。
2. ムックの頭のプロペラはタケコプターに影響を受けたのかも?
筆者の憶測になりますが ムックの頭のプロペラは、ドラえもんのタケコプターに影響を受けた可能性もあるかもしれません。
先ほど、片桐襄二氏がムックの原案やデザインを手掛けていたことを説明しました。
「ひらけ!ポンキッキ」の放送が始まったのは、1973年4月2日からなのですが、「ドラえもん」のアニメも同時期に始まっています。
ドラえもんのアニメは1973年4月1日からなので1日違いです。
同時期に、どちらも放送していましたから、藤子不二雄先生と片桐襄二氏のデザインがたまたま被ったのかもしれません。
余談ですが、ドラえもんのアニメは現在までで3期目となっています。
1期目は1973年、2期目は1979年、3期目は2005年です。
1期目のドラえもんの声を担当したのは男性声優の富田耕生さんです。
途中からドラゴンボールで有名な野沢雅子さんが担当していました。
ドラえもんと言えば、個人的に筆者は2期目を担当した大山のぶ代さんの声が定着していると感じます。
番組に、ちょくちょく出られているクレープ販売員の木村さんの声を聞いていると懐かしい限りです。
3. まとめ
月曜から夜ふかしで、ムックの頭のタケコプターらしきものついて触れてみました。
先の結論から述べたようにムックの頭のタケコプターらしきものは、ドラえもんのパクリではないと思われます。
片桐襄二氏が考案した設定では、、
・雪国生まれで暑さに弱いことから日本の気候に対応するために体を冷やすもの!
要は体温調節であることが記載されています。
ただ、「ひらけ!ポンキッキ」と「ドラえもん」のアニメは同時期に放送されたのでデザインがたまたま被ったという見方はできますが、疑問も残ります。
藤子不二雄先生が漫画「ドラえもん」の連載を開始したのが早いことから、片桐襄二氏が存在を知っていたなら参考にして原案を作った可能性もあるかもしれないです。
実際のところは分りません。
しかし、ムックの頭のプロペラは タケコプターによく似ていますよね!
※この記事は筆者の憶測なので鵜吞みにしないでください!