FIVB パリ五輪予選で女子選手のワールドカップバレー2023が9月16日から開幕していますね。
14人の日本代表選手が選出されて活躍するわけですが、実力や知名度で有名な選手をご存知な方もいればそうでない方もおられるかもしれません。
今回は選出された14人の日本代表女子選手の経歴を簡単に紹介します。
日本代表女子出場選手14人の経歴！
9月16日（土）から国立代々木競技場 第一体育館（東京都渋谷区）で開幕する「FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023」に出場する #バレーボール女子日本代表 14名が決定しました。
— 公益財団法人日本バレーボール協会 (@JVA_Volleyball) September 15, 2023
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| 背番号 | 選手名 |
|---|---|
| 2 | 林 琴奈 |
| 3 | 古賀 紗理那 |
| 4 | 石川 真佑 |
| 6 | 関 菜々巳 |
| 9 | 渡邊 彩 |
| 10 | 井上 愛里沙 |
| 11 | 山田 二千華 |
| 12 | 福留 慧美 |
| 17 | 田中 瑞稀 |
| 21 | 松井 珠己 |
| 23 | 宮部 藍梨 |
| 24 | 入澤まい |
| 29 | 西村 弥菜美 |
| 37 | 和田 由紀子 |
林 琴奈 選手
・本名／林 琴奈（はやし ことな）
・生年月日／1999年（平成11年）11月13日
・年齢／23歳
・出身地／京都府京都市
・学歴／金蘭会中学校、金蘭会高等学校
・身長／173㎝
・体重／60㎏
・所属チーム／JTマーヴェラス
・背番号／2
・ポジション／OH（アウトサイドヒッター）
・利き手／右
高校時代の2015年（平成27年）に世界ユース選手権に出場していますね。負傷した選手の代わりを務めたようです。
切れのあるスパイクを持ちながらも守備範囲の広さも兼ね備えている選手のようですね。
日本代表として2020年の東京オリンピック（正確には2021年）、2021年と2022年のネーションズリーグ、2022年の世界選手権などに出場しています。
古賀 紗理那 選手
・本名／古賀 紗理那 （こが さりな）
・生年月日／1996年（平成8年）5月21日
・年齢／27歳
・出生地／佐賀県 神埼郡
・出身地／熊本県 菊池郡 大津町
・学歴／大津町立大津中学校、 熊本信愛女学院高等学校
・身長／180㎝
・体重／66㎏
・所属チーム／NECレッドロケッツ
・背番号／2
・ポジション／OH（アウトサイドヒッター）
・利き手／右
高校時代は2012年にアジアユース選手権、2013年に世界U23選手権、2014年にアジアジュニア選手権などに出場して好成績を収めています。
＊2013年から日本代表としての出場歴
・ワールドグランプリ（2015年）
・ワールドカップ（2015年）
・ネーションズリーグ（2018年）
・世界選手権（2018年）
・モントルーバレーマスターズ（2019年）
・ネーションズリーグ（2019年）
・ワールドカップ（2019年）
・ネーションズリーグ（2021年）
・東京オリンピック（2021年）
・ネーションズリーグ（2022年）
・世界選手権（2022年）
数多くの競技出場歴がある選手のようですね。
因みに古賀 紗理那選手が目標にしている方はレシーブに優れていた元バレーボール選手の木村沙織さんであるそうです。
今大会ではキャプテンを務めているとのことですから是非とも好成績を残してほしいですね。
石川 真佑 選手
・本名／石川 真佑（いしかわ まゆ）
・生年月日／2000年（平成12年）5月14日
・年齢／23歳
・出身地／愛知県 岡崎市
・学歴／長野市立裾花中学校、下北沢成徳高等学校
・身長／174㎝
・体重／65㎏
・所属チーム／イル・ビゾンテ・フィレンツェ
・背番号／？
・ポジション／OH（アウトサイドヒッター）
・利き手／右
以前は東レアローズに所属していましたが、現在はイタリアのイル・ビゾンテ・フィレンツェに所属しているようですね。
今後は兄の石川 祐希選手と同じくイタリアの地で活躍することになるようです。
＊日本代表としての出場歴
・2019／ワールドカップ
・2019／アジア選手権
・2021年／ネーションズリーグ
・2021年／東京オリンピック
・2022年／ネーションズリーグ
・2022年／世界選手権
関 菜々巳 選手
・本名／関 菜々巳（せき ななみ）
・生年月日／1999年（平成11年）6月12日
・年齢／24歳
・出身地／千葉県 船橋市
・学歴／船橋市立行田中学校、千葉県立柏井高等学校
・身長／171㎝
・体重／60㎏
・所属チーム／東レアローズ
・背番号／6
・ポジション／S（セッター）
・利き手／右
小学生の頃のポジションがセンターのアタッカー、中学時代のポジションはツーセッター、高校時代はアタッカーからセッターに転向など様々にポジションが変わっているようです。
2017年11月に現在所属している東レアローズに入団したとのことです。
2020年の東京オリンピックの出場メンバーからは落選していることから日本代表としてのオリンピック出場歴はないようです。
＊日本代表としての出場歴
・2019年／モントルーバレーマスターズ
・2019年／ネーションズリーグ
・2021年／ネーションズリーグ
・2022年／ネーションズリーグ
・2022年／世界選手権
渡邊 彩 選手
・本名／渡邊 彩（わたなべ あや）
・生年月日／1991年（平成3年）4月23日
・年齢／32歳
・出身地／宮城県 塩釜市
・学歴／塩竈市立第三中学校、古川学園高等学校
・身長／176㎝
・体重／68㎏
・所属チーム／日立Astemoリヴァーレ
・背番号／9
・ポジション／MB（ミドルブロッカー）
・利き手／右
所属チームを移籍しながら活躍していますが、日本代表としての活躍期間は短いようです。
2019年に日本代表メンバーに選出されて、モントルーバレーマスターズに出場しています。
2年間くらい活躍していたようですが、2022年の代表メンバーに入れず、今年（2023年）の代表メンバーには選出されたようですね。
チーム内では年長者ですが、代表として選出されたことを考慮すると一番の努力家な方かもしれないですね。
＊所属していたチーム
・2010年～2012年／三洋電機レッドソア
・2012年～2017年／仙台ベルフィーユ
・2017年～2021年／トヨタ車体クインシーズ
・2021年～／日立Astemoリヴァーレ
井上 愛里沙 選手
・本名／井上 愛里沙（いのうえ ありさ）
・生年月日／1995年（平成7年）5月8日
・年齢／28歳
・出身地／京都府 舞鶴市
・学歴／就実中学校、京都府立西舞鶴高等学校、筑波大学
・身長／178㎝
・体重／67㎏
・所属チーム／サン＝ラファエル
・背番号／5
・ポジション／OH（アウトサイドヒッター）
・利き手／右
昨年（2022年）に所属チーム「久光スプリングス」から海外のフランスリーグ「サン＝ラファエル」に移籍しています。
日本代表として活躍していますが、目標としていた2021年の東京オリンピックには出場出来なかったようですね。
過去（2015年）に東京オリンピックの強化指定選手メンバーには選出されていたようです。
＊日本代表としての出場歴
・2016年／ワールドグランプリ
・2022年／世界選手権
・2022年／ネーションズリーグ
山田 二千華 選手
・本名／山田 二千華（やまだ にちか）
・生年月日／2000年（平成12年）2月24日
・年齢／23歳
・出身地／愛知県 豊田市
・学歴／豊田市立逢妻中学校、豊橋中央高等学校
・身長／184cm
・体重／74㎏
・所属チーム／NECレッドロケッツ
・背番号／13
・ポジション／MB（ミドルブロッカー）
・利き手／右
日本代表として2021年の東京オリンピックのメンバーに選出されて出場していますが、思うようなプレーが出来ずに1セットの序盤で交代という苦い経験をしています。
オリンピック終了後も日本代表としてネーションズリーグや2022年の世界選手権などに出場しています。
今大会（2023年）では東京オリンピックでの苦い経験を糧として活躍してほしいですね。
福留 慧美 選手
・本名／福留 慧美（ふくどめ さとみ）
・生年月日／1997年（平成9年）11月23日
・年齢／25歳
・出身地／京都府 京都市
・学歴／京都市立樫原中学校、京都橘高等学校、龍谷大学
・身長／162cm
・体重／60㎏
・所属チーム／デンソーエアリービーズ
・背番号／19
・ポジション／L（リベロ）
・利き手／右
2019年11月にデンソーエアリービーズの所属となっています。
2022年に日本代表のメンバーに選出されていますが、各大会においての出場歴が少ないようですね。
唯一、日本代表として出場しているのはパリオリンピックプレ大会のみのようです。
今大会（2023年）で活躍の場が増えるといいですね。
田中 瑞稀 選手
・本名／田中 瑞稀(たなか みずき）
・生年月日／1996年（平成8年）1月28日
・年齢／27歳
・出身地／長崎県 佐世保市
・学歴／聖和女子学院中学校、九州文化学園高等学校
・身長／170cm
・体重／66㎏
・所属チーム／JTマーヴェラス
・背番号／6
・ポジション／OH（アウトサイドヒッター）
・利き手／右
2014年に入団している所属チーム「JTマーヴェラス」では現在（2023年）、主将に就任しているようです。
2017年に日本代表のメンバーに選出されてからは、2022年のアジアカップ・バレーボール選手権、2023年のネーションズリーグなどに出場しています。
松井 珠己 選手
・本名／松井 珠己（まつい たまき）
・生年月日／1998年（平成10年）1月10日
・年齢／25歳
・出身地／千葉県 松戸市
・学歴／松戸市立第四中学校、富山第一高等学校、日本女子体育大学
・身長／170cm
・体重／63㎏
・所属チーム／ユニライフ・マリンガ（ブラジル）
・背番号／？
・ポジション／S（セッター）
・利き手／右
2019年に愛知県西尾市の地域にある「デンソーエアリービーズ」に入団して、翌年（2020年）の11月にJTマーヴェラス戦に出場しています。
現在（2023年）はブラジルの「ユニライフ・マリンガ」に移籍しているそうです。
日本代表としての出場歴は2019年のバレーボール女子アジア選手権、2022年のネーションズリーグなどに出場しています。
松井 珠己選手の特徴ついて、元女子プロバレーボール選手の竹下 佳江（たけした よしえ）さんは次のように述べられています。
『竹下佳江はアンダーカテゴリーでの豊富な国際大会の経験と、「どう自分が動いて他の選手を生かすべきか」を考えられる点を評価している』
引用：松井珠己「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」選手としての特徴より
竹下 佳江さんの評価によると松井 珠己選手は仲間の周囲の状況を見ながら常に仲間をサポートして、チーム全体の流れや仲間の能力を引き出すムードメーカー的な役割を担っているようですね。
今大会でもチーム全体を盛り上げるような活躍を期待したいところですね。
宮部 藍梨 選手
・本名／宮部 藍梨（みやべ あいり）
・生年月日／1998年（平成10年）7月29日
・年齢／25歳
・出身地／兵庫県 尼崎市
・学歴／金蘭会高等学校・中学校、神戸親和大学、サウスアイダホ大学（2017年・留学）、ミネソタ大学（2019年・編入学）
・身長／182cm
・体重／66㎏
・所属チーム／ヴィクトリーナ姫路
・背番号／11
・ポジション／OH（アウトサイドヒッター）
・利き手／右
宮部 藍梨選手は高校時代から日本代表として早くからメンバーに選出されていたようです。
2015年のFIVBバレーボール・ワールドグランプリ、NJCAAディヴィジョンI全米選手権、2022年のネーションズリーグ、世界選手権などに出場しています。
2022年の世界選手権に共に選出された宮部 愛芽世（みやべ あめぜ）選手は妹さんのようですね。
昨年（2022年）からは「ヴィクトリーナ姫路」に所属しています。
入澤まい 選手
・本名／入澤まい（いりさわ まい）
・生年月日／1999年（平成11年）6月2日
・年齢／24歳
・出身地／埼玉県 三郷市
・学歴／三郷市立彦糸中学校、春日部共栄中学高等学校
・身長／188cm
・体重／73㎏
・所属チーム／日立Astemoリヴァーレ
・背番号／14
・ポジション／MB（ミドルブロッカー）
・利き手／右
現在は2018年より「日立Astemoリヴァーレ」に所属して活躍しているようですね。
日本代表としては2019年から選出されていますが、出場歴はあまりないようです。
今大会（2023年）でもメンバーに選出されています。
西村 弥菜美 選手
・本名／西村 弥菜美（にしむら みなみ）
・生年月日／2000年（平成12年）3月23日
・年齢／23歳
・出身地／福岡県 久留米市
・学歴／久留米市立宮ノ陣中学校、東九州龍谷高等学校
・身長／168cm
・体重／59㎏
・所属チーム／久光スプリングス
・背番号／7
・ポジション／OH（アウトサイドヒッター）/ L（リベロ）
・利き手／右
2018年に「岡山シーガルズ」に所属していましたが、結果が残せず2021年に引退されていたようですね。
現在は復帰されて「久光スプリングス」に所属し、今大会（2023年）の日本代表メンバーに選出されています。
過去のポジションではアウトサイドヒッターとしてプレーしていたこともあったようですが、現在は元のリベロでプレーしているようです。
和田 由紀子 選手
・本名／和田 由紀子（わだ ゆきこ）
・生年月日／2002年（平成14年）1月8日
・年齢／21歳
・出身地／京都府 京都市
・学歴／京都市立安祥寺中学校、京都橘高等学校
・身長／174cm
・体重／56㎏
・所属チーム／JTマーヴェラス
・背番号／5
・ポジション／OH（アウトサイドヒッター）
・利き手／右
お若い年のせいなのか？あまり選手としての実績や出場歴は少ないようですね。
現在、所属しているチームは2020年から入団している「JTマーヴェラス」のようです。
日本代表として今年（2023年）のネーションズリーグ、今大会（2023年）のメンバーに選出されています。
まとめ
【ワールドカップバレー2023】の日本代表女子出場選手14人の経歴について簡単に紹介しました。
分かり切っている事ですが、バレーボールは1チーム6人制の競技なので出場しているメンバー以外の8人は状況次第で控えている事になります。
団体競技に言える事かもしれませんが、場合によっては控え選手のままで活躍しないまま競技を終えることになる選手もいるかもしれません。
40人の登録メンバーに選出されていても更にそこから出場させる選手を厳選して14人に絞るわけですから26人の方が出場できない事になります。
本当に狭き門であり何とも言えないですね。
活躍している選手ばかりに注目してしまうのも無理もありませんが、出場している6人だけで戦っているわけではないので控え選手で応援している選出されたメンバーの、これまでの経歴を確認して見るのも良いかもしれないですね。
日本代表を率いる眞鍋政義（まなべ まさよし）監督の采配や選手の方々がどんな活躍を見せてくれるのか今から楽しみなところですね。
