11月10日放送の月曜から夜ふかしで、『何でも海苔に巻いて食べる三重県の島』が紹介されています。
おそらく、ワカメの産地でも有名な答志島(とうしじま)のことだと思われますが、何でも海苔に巻いて食べるという習慣は珍しいと誰もが感じることでしょう。
今回は、この習慣や巻いて食べるケーキについて深堀します。
1. 答志島の海苔の特徴と食文化について
引用元/Googleマップより
答志島(とうしじま)は三重県鳥羽市に位置する小さな離島で、古代では「御食国(みけつくに)」とも呼ばれ、皇室や朝廷に海産物を献上してきた歴史を持つ、海の恵み豊かな島です。
現地では独特の食文化が根付いています。
その中でも特に注目されるのが「何でも海苔に巻いて食べる」という習慣です。
この習慣は、島民の生活に深く根ざしており、様々な食材を海苔と組み合せることで楽しんでいます。
1-1. 答志島の海苔の特徴と養殖方法について
恒例のお土産。
— Koro (@K7433Kazuki) October 13, 2019
答志島の海苔は食感がしっかりしていて美味しいのだ! pic.twitter.com/X2LLktRPAs
答志島で養殖される海苔は、伊勢湾の豊かな栄養を受けて育ち、色が濃く、香り高いのが特徴です。
海苔の養殖は冬から春にかけて行われ、特に「浮き流し式」という方法が採用されています。
この方法により、波が荒い環境で育つことから、海苔は細くしっかりとした葉を持ち、風味が濃厚になるとのことです。
答志島周辺は、木曽三川や宮川の栄養分が流れ込む伊勢湾の恵みと黒潮が混ざり合う豊かな漁場でもあり、ここで育つ海苔(特に黒海苔)は色・艶・香りの三拍子が揃った高級品として評価されています。
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1-2. 答志島の海苔を巻く食文化について
答志島の島民は、海苔を使った食文化を日常的に楽しんでおり、主食やおかずだけでなく、和菓子やフルーツ、さらにはケーキにまで海苔を巻いて食べることが一般的のようです。
また、みかんや柿、カレーなど、意外な食材にも海苔が使われることが多く、島民の創意工夫が感じられます。
この他に答志島の海苔は高級品として贈り物や特別な場面で使われることも多く、伊勢神宮への奉納品としても知られています。
島民の約80%が漁業に従事しており、親戚や近所から海苔をもらうことが一般的です。
2. 海苔に巻いて食べるケーキは旨いのか?

海苔に巻いて食べるケーキというと、想像するだけでも合わないと感じる方が大半ではないでしょうか?
実際に食べられた島民の方の感想によると、ケーキに海苔を巻くことで甘さが緩和され、独特の味わいが生まれると言われています。
具体的には次のように言われています。
この方はスプーンも使用せず、苺のショートケーキを海苔に挟んで食べられています。
とても絶賛された様子のショート動画がありましたので、興味のある方は視聴してみてください。
| *参考元/@鳥羽市観光協会・チャンネル |
|---|
| https://youtube.com/shorts/Rl8T6kQGTeY?si=V2sFi8SX3EhX_y0j |
番組ではマツコさんも試食するとのことですから、どんな評価を下されるのでしょうかね?
まとめ
番組で紹介された『何でも海苔に巻いて食べる三重県の島』の習慣についてでした。
紹介されたのは、ワカメの産地でも有名な答志島のことだと思われます。
答志島の「何でも海苔に巻いて食べる」という習慣は、地域の特産品を活かしたユニークな食文化であり、島民の生活に密接に結びついています。
| *参考元 | URLなど |
|---|---|
| Jタウンネット | https://j-town.net/2021/04/24321858.html?p=all |
| フリーニッポン | https://feelnippon.jcci.or.jp/projects/detail.php?id=0543 |
| Wikipedia | 答志島「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」 |
