9月6日放送のぶらり途中下車の旅で、『虎の「衣」を借りるキツネというユニークな木彫作品』というものが紹介されているようです。
具体的な作品名は存じませんが、客観的に見れば「虎の「衣」をまとったキツネの木彫作品」ではないかと思われます。
この作品を創作されたのは彫刻家の馬塲稔郎(ばば としろう)さんという方です。
おそらく、太川陽介さんは馬塲さんのアトリエを訪れているのではないでしょうか?
今回は、具体的な現地は存じませんが、分かっている範囲で馬塲稔郎さんの作品について触れます。
※番組内容と相違があるかもしれません
1. 彫刻家の馬塲稔郎さんについて
昨年府中市美術館で開催しました、公開制作『白いキリンの夢』のリーフレットが完成しました。
— 馬塲稔郎 (@BabaToshiro) June 1, 2024
A4サイズ6ページ
お越しくださった方には、お送りするか、手渡ししたいと思っています。
とりあえず明日のたまれ万博には持っていきます。 pic.twitter.com/XKn6EVI4u3
引用元/@BabaToshiro Xより
彫刻家の馬塲稔郎(ばば としろう)さんの経歴や作品の特徴について触れておきます。
- 1980年東京都府中市生まれ、現在も府中市在住
- 2003年明星大学日本文化学部生活芸術学科卒業
- 2004年明星大学造形芸術学科木材造形研究生修了
- 卒業後から動物をモチーフにした木彫シリーズ「animalier(アニマリア)」を開始
馬塲さんは、東京都府中市に拠点を置く木彫作家で、動物をモチーフにした作品を中心に活動しています。
彼は1980年に生まれ、2003年に明星大学の生活芸術学科を卒業し、2004年には同大学の木材造形研究生を修了しました。
卒業後、彼は「animalier」(アニマリア)シリーズを開始し、動物の姿を通じて人間の感情や気持ちを表現することに力を入れています。
馬塲さんの作品は、繊細で温かみのある木彫が特徴です。
彼の「animalier」シリーズでは、動物の形を借りて人の感情を表現することを目指しています。
縁起物。 pic.twitter.com/uGaq0LID5U
— 馬塲稔郎 (@BabaToshiro) October 14, 2023
引用元/@BabaToshiro Xより
特に、彼の作品にはバクやキリンなどが多く見られ、これらの動物は彼の代表的なモチーフとなっているようです。
- animalier(アニマリア):人の気持ちや感情を動物の姿で表現
- still life(静物):日常の植物や食べ物、雑貨などを立体に置き換え
- Portrait(人物):同時代を生きる人々の姿を彫刻で記録
- 「日日是芸術」:制作の合間に作る日用品
馬塲さんは作品制作と並行して、木彫体験ワークショップの講師としても精力的に活動しています。
府中市美術館での「木彫道場」やFLAT STANDでの定期ワークショップなど、「想像力の塊」としての彫刻の魅力を多くの人に伝える活動を続けています。
*参考元 | URL |
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@CARVYmichi・チャンネル | https://youtu.be/hoWZiVHyspw?si=IXiX36lY9C_r7RIv |
animalier | https://animalier.jp/profile/ |
2. 虎の「衣」をまとったキツネの木彫作品とは?
番組での作品に対する表現は『虎の「衣」を借りるキツネ?』という木彫り作品でした。
客観的には「虎の「衣」をまとったキツネ」という見方が妥当だと個人的に思います。
残念ながら、作品の画像はXやInstagramでは見当たりませんでした。
作品については、馬塲さんがインタビューを受けた記事やYouTubeで見かけましたので、興味のある方は確認してみてください。
3. 馬塲彫刻研究所について
馬塲彫刻研究所は、府中市にある馬塲さん自身のスタジオで、ワークショップや展示スペースとして地域に開かれた活動を行っています。
「普段の暮らしの中から生まれ発信していく彫刻や美術」を目指し、地域コミュニティとの関わりを大切にしておられるようです。
馬塲彫刻研究所の所在地については、ハッキリとした場所は存じませんが、情報によれば、府中市小柳町2丁目のちゅうバス「府中第九中学校南」の付近であるようです。
引用元/Googleマップより
所在地:〒183-0013 東京都府中市小柳町 2丁目
引用元/Googleマップより
最寄り駅は、京王線の多磨霊園駅か武蔵野台駅になりそうです。
多磨霊園駅からちゅうバス「府中第九中学校南」に徒歩で向かうと7分、武蔵野台駅からだと徒歩13分で着きます。
太川陽介さんが、馬塲さんの馬塲彫刻研究所を訪れている場合は2つの駅のどちらかで向かわれているのではないでしょうか?
- 多磨霊園駅から東郷寺通り経由で徒歩7分
- 武蔵野台駅から 6中通り経由で徒歩13分
まとめ
番組で紹介された『虎の「衣」をまとったキツネ』の木彫作品についてでした。
おそらく、太川陽介さんが訪れたのは、彫刻家の馬塲稔郎さんが運営する「馬塲彫刻研究所」ではないでしょうか?
馬塲さんの作品は、動物の生命感や温かみを感じさせるものであり、鑿で彫った跡が残ることで、木彫特有の質感が生まれています。
これにより、観る者は作品に対して親しみを感じることができるのです。
馬塲さんは彫刻の普及活動にも積極的で、ワークショップを通じて木彫の技術を広める努力をしています。
彼の作品は、動物の姿を通じて人間の感情を表現するだけでなく、観る者に深い感動を与えるものとなっています。