麻生太郎議員は過去に総理大臣を務めていた方ですが、過去や現在でも発言に対して国民から見ても賛否両論で意見が別れそうです。
現在でも台湾を訪問しての発言にも考えさせられますね。
そんな麻生議員ですが、親族の家系図には意外にも有名な著名人が多いようです。
近い血縁者なら親族と言えますが、血筋のない遠縁となると親族として見るのは微妙に感じられる方々もいますね。
今回は麻生太郎議員の血縁のある親族、先祖や遠縁にあたる方について紹介します。
麻生太郎議員のプロフィール
*麻生太郎議員のプロフィール
・生年月日/1940年(昭和15年)9月20日
・出生地/福岡県 飯塚市
・スポーツ経歴/モントリオールオリンピッククレー射撃日本代表(1976年)
・最終学歴/ 学習院大学政治経済学部卒業
・前職歴/麻生セメント代表取締役社長、日本青年会議所会頭
・所属政党/自由民主党
*家族構成
(配偶者、子女)
・配偶者/麻生千賀子
・長男/麻生将豊
(あそうまさひろ)
・長女/麻生彩子
*家族構成
(親、兄弟)
・父/麻生太賀吉
・母/麻生和子
・弟/麻生泰
(あそうゆたか)
・弟/麻生次郎
・妹/相馬雪子
・妹/荒船旦子
(あらふねあさこ)
・妹/寬仁親王妃信子様
(ともひとしんのうひ のぶこ)
*議員、役職、大臣経歴
・議員経歴/
衆議院議員14期
(当選回数13回)
・役職、大臣経歴/
経済企画庁長官
経済財政政策担当大臣
自由民主党政務調査会長
総務大臣、外務大臣
副総理、財務大臣
金融担当大臣
内閣総理大臣(第92代)
麻生太郎議員の妹や姪は天皇家皇族の血縁者
麻生太郎議員の妹さんには、皇族に嫁いだ寬仁親王妃信子(ともひとしんのうひ のぶこ)様がおられます。
1980年(昭和55年)11月7日に三笠宮寬仁親王(みかさのみや ともひとしんのう)殿下と婚姻します。
当初は1972年(昭和47年)に寬仁親王殿下が求婚を申し込んだそうですが、信子さん(当時16歳の高校生)が年若いことから8年後になったようですね。
お二人の間には二人の女王殿下が誕生しています。
1981年(昭和56年)に長女の彬子女王(あきこじょおう)殿下がお生まれになり、1983年(昭和58年)には次女の瑶子女王(ようこじょおう)殿下がそれぞれお生まれになっています。
麻生太郎議員には皇族の血縁者がいることになります。
因みに、寬仁親王殿下は見事な髭をたくわえられた容貌であったので「ヒゲの殿下」として知られていましたから、覚えている方も多いのではないでしょうか。
麻生太郎議員の母方の祖父は吉田茂
吉田茂氏は「司牡丹」、野田佳彦氏のお薦めは?◆歴代首相愛飲の日本酒
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) August 11, 2023
日本の酒文化を代表する日本酒。5月に広島で開催されたG7サミットでも、県内の銘柄を中心に各国首脳らに日本酒が振る舞われた。ホスト役を務めた岸田文雄首相を含め、歴代首相には日本酒の愛好家も多…https://t.co/kSWCT3YhUG pic.twitter.com/IqBp3YCV3q
吉田茂というと総理大臣を歴任していて、サンフランシスコ平和条約の締結や日米安全保障条約を結んだことでご存知ではないでしょうか。
特に衆議院予算委員会において質問者に「バカヤロー」と発言したことは有名で後にバカヤロー解散に繋がっていきます。
麻生太郎議員の母方の祖父にあたる方ですが、何となく麻生議員の発言も吉田茂元首相の血脈を色濃く受け継いでいるような感じがしますね。
麻生太郎議員の父方の祖父は麻生太郎?
麻生太郎議員の父方の祖父は面白く感じる人もいるかもしれないですが、全く同じ同姓同名です。
日本や他国でも意外に昔から多いことですが、一族に優れた人物がいると後の子孫にも同じ名前を名付けたりすることがあります。
麻生家でも吉田家でも同じことなのだと思われます。
麻生太郎議員の妹の相馬雪子さんも祖父 吉田茂の妻である祖母 雪子さんから名付けられたのだと思います。
麻生太郎議員の父方の祖父についてですが、元々は家業を継ぐはずではなかったようですね。
祖父の太郎さんには二人の兄がいましたが、長兄と次兄が病弱で若くして他界したことから太郎さんが麻生家を継ぎ、家業の麻生商店の取締役に就任しています。
ただ、太郎さん自身も病弱であったことから31歳で亡くなっています。
麻生太郎議員の父である太賀吉さんが息子に祖父の名前を名付けるくらいですから、優れた方だったのかもしれませんね。
麻生太郎議員の母方の高祖父は大久保利通!
【本日のピックアップ】「対等な外交への第一歩。大久保利通の国際感覚に影響を与えた人物とは」
— ALL REVIEWS (@allreviewsjp) August 10, 2023
『大久保利通と東アジア: 国家構想と外交戦略』(吉川弘文館@yk_sales) – 著者:勝田 政治 – 岩川 拓夫による書評 ALL REVIEWS #書評 https://t.co/M0fyt7wiUahttps://t.co/M0fyt7wiUa
大久保利通(おおくぼとしみち)というと歴史上でも明治時代の維新三傑の一人として名高い人物ですね。
まだ、内閣制度が樹立する以前に内務卿として国政に携わっています。
少々ややこしいですが、大久保利通は麻生太郎議員から見て母方の麻生和子さん、更に母方の吉田雪子さんの父方の祖父が大久保利通となります。
大久保利通は確実に麻生太郎議員の血縁のある高祖父です。
大久保利通が歴史上で最後に暗殺されたのはご存知な方が多いと思います。
大久保利通が亡くなった後に偉大だと感じられるエピソードがあります。
それは、亡くなった後に借金が残っていたことです。
ただ、この借金は私利私欲のためにできたものではなく、政府の予算が足りないことで私財を投じて公共事業を行った借金なのです。
要するに、大久保利通は国の借金を個人で背負ったというわけです。
とても一人の人間がマネできることではないですよね。
筆者は個人的に大久保利通のこのエピソードが偉大だと感じます。
その反面、批判的な意見になりますが、偉大な先祖をもつ麻生太郎議員も大久保利通のような気質や精神を見習ってほしいと思いますね。
他にもいる麻生太郎議員の血縁のある親族
麻生太郎議員の家系図を詳しく知りたい方は麻生太郎フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」の家系を確認して見て下さい。
家系
引用元/麻生太郎フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」
他にもいる麻生太郎議員の血縁のある親族には江戸時代の藩主や藩士に繋がる家系や皇族や起業家の方々がいます。
また、麻生太郎議員の弟夫妻のご子息から見て江戸時代の藩主に繋がる人もいるようですね。
血縁のある親族だけでも著名人が多いです。
『「駐スペイン大使」』荒船清彦(駐スペイン大使) 麻生太郎の家系図。こういう感じで、欧米支配層と閨閥作り(“大使”という役職を利用して、連携している。「連絡係」の役割を担う?)してると、推察できる。馬渕、相当に黒いなぁ! pic.twitter.com/GiNCapooQV
— 千珠 改憲、緊急事態条項創設に反対します! (@cocoa919726) May 1, 2022
*他にもいる麻生太郎議員の血縁のある親族 |
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・立花種道(高祖父) |
・大久保満寿子(高祖母) |
・三島通庸(高祖父) |
・麻生太吉(曾祖父) |
・加納久宜(曾祖父) |
・竹内綱(曾祖父) |
・牧野伸顕(曾祖父) |
・加納久朗(大伯父) |
・竹内明太郎(大伯父) |
・吉田健一(伯父) |
立花種道(たちばな たねみち)
立花種道は筑後国三池藩(ちくごこく みいけはん)の第6代藩主の立花種周(たちばな たねちか)の五男として誕生します。
立花種道の三男になる嘉元次郎(よしもとじろう)は、親戚筋にあたる上総一宮藩主(かずさいちのみやはんしゅ)加納久恒の養子となります。
上総一宮藩最後の藩主として加納久宜(かのうひさよし)と名乗ります。
麻生太郎議員から見て父方の祖母 夏子さんの父は加納久宜であることから、加納久宜の実父が立花種道となるので、立花種道は高祖父となります。
少々ややこしいですが、筑後国(福岡県南西部)にある江戸時代の藩主一族に繋がなっているのは凄いことですね。
大久保満寿子(おおくぼ ますこ)
大久保満寿子さんは姓名から見て分かるように大久保利通の妻です。
麻生太郎議員から見て母方の祖母 吉田雪子さん(吉田茂の妻)の父方の祖母になるので高祖母となります。
夫の利通が暗殺されてから体調を崩し、後を追うかのように半年後に亡くなってしまいます。
三島通庸(みしま みちつね)
三島通庸は、麻生太郎議員から見て母方の祖母 吉田雪子さん(吉田茂の妻)の母方の祖父なので高祖父になります。
この方は薩摩藩士の生まれで後に明治政府の内務官僚を務めています。
麻生太吉(あそう たきち)
麻生太吉は麻生太郎議員の父方の曾祖父になります。
実業家として麻生商店社長職や石炭鉱業連合会会長、九州水力電気社長などを務めています。
また、政治家としても貴族院議員を2期務めたり、衆議院議員も務めた経歴もあるようです。非常に優秀な方のようですね。
加納久宜(かのうひさよし)
先ほど記載しましたが、麻生太郎議員の父方の祖母 夏子さんの父です。
麻生太郎議員から見て曾祖父になります。
江戸時代幕末の上総一宮藩最後の藩主ですが、後に政治家として貴族院議員や鹿児島県知事、一宮町長なども務めています。
また、師範学校などの各地の校長職なども歴任しているようですね。
竹内綱(たけうち つな)
竹内綱は麻生太郎議員の母方の祖父 吉田茂の父です。
五男の茂は実業家の吉田健三の養子として出されています。
麻生太郎議員から見て竹内綱は曾祖父になります。
竹内綱は土佐藩士で後に実業家として炭坑や炭鉱の事業を起こし、鉄道の専務理事など鉄道事業にも関わっています。
実業家以外にも政治家として衆議院議員選挙にも当選して活動していたようですね。
牧野伸顕(まきの のぶあき)
牧野伸顕は麻生太郎議員の母方の祖母 吉田雪子さん(吉田茂の妻)の父です。
麻生太郎議員から見て母方の曾祖父になります。
父は大久保利通ですが、父と姓名が違うことに気づきますよね。
牧野伸顕は生誕後に父の親族で義理の従兄弟になる牧野吉之丞の養子になっています。
ただ、養父は早くに戦死(戊辰戦争により)したため、育った環境は大久保家のようです。
後に政治家として数々の役職を歴任しています。
二・二六事件など父と同様に襲撃されて命を狙われることも何度かあったようですね。
暗殺されることなく、87歳で亡くなっています。
この方も意外でほとんど財産を残していなかったそうです。
父の大久保利通と同様で私欲というものが無かったのかもしれないですね。
本当に麻生太郎議員も血縁のある先祖のように気質や精神というものを引き継ぐか、見習うかをしてほしいものですね。
加納久朗(かのう ひさあきら)
加納久朗は麻生太郎議員の父方の祖母 夏子さんと兄弟になるので、麻生議員から見て大伯父になります。
横浜正金銀行に入行や国際決済銀行理事会副会長に就任するなどの銀行家です。
政治家としての経歴もありますが、千葉県知事就任後の在任110日で急に亡くなってしまいます。
76歳と高齢でしたから無理もない気もしますね。当時としては長生きではないでしょうか。
竹内明太郎
竹内明太郎は麻生太郎議員の母方の祖父 吉田茂の兄弟(兄)なので、麻生議員から見て大伯父になります。
鉱山業や鉄工業を経営していた実業家で、政治家としても衆議院議員選挙で3回当選しています。
吉田健一(よしだ けんいち)
吉田健一は麻生太郎議員の母 麻生和子さんの兄になるので、麻生議員から見て伯父になります。
この方は親族の中では珍しく政治家でも実業家でもありません。
職業は英文学翻訳家や小説家、文芸評論家でした。
本妻である母の雪子さんが亡くなった後に父の吉田茂が後妻を迎えた頃から父との親子関係が良くありませんでした。
また、妹の麻生和子(麻生太郎議員の母)さんが父の秘書を務めていたことから兄弟の関係も良くなかったようです。
亡くなった母の雪子さんの思い入れがかなり深かったのかもしれないですね。
麻生太郎議員の血筋はないけど遠縁の著名な親戚筋(一部)
一部の方のみ麻生太郎議員の遠縁で著名な親戚筋を紹介します。
妹や叔母の旦那さんの血筋の兄弟になることが多いので筆者は個人的に他人ではないかと感じています。
細川護熙(ほそかわもりひろ)元首相は遠縁?
麻生太郎議員の妹の寬仁親王妃信子様からの繋がりのようですね。
三笠宮寛仁親王(みかさのみやともひとしんのう)殿下と麻生太郎議員の妹の信子様が婚姻したことで寛仁親王殿下の姉の甯子内親王(やすこないしんのう)殿下が細川護熙元首相の弟である近衛忠煇(このえただてる)氏と婚姻したことで細川護熙元首相は麻生太郎議員の遠縁となります。
宮澤喜一(みやざわきいち)元首相は遠縁?
宮澤喜一元首相は、麻生太郎議員の血筋にはなりませんが、麻生太郎議員の妻である千賀子さんからの血縁になるようです。
千賀子さんの弟の鈴木俊一(すずきしゅんいち)議員が、宮澤喜一元首相のいとこの敦子さんと婚姻したことで遠縁になるようですね。
余談ですが、麻生太郎議員の妻である千賀子さんの父は第70代内閣総理大臣を務めた鈴木善幸(すずきぜんこう)氏です。
安倍晋三元首相は遠縁になる?
昨日「交詢社オープンフォーラム」で「緊張する台湾海峡情勢に日本はどう対応すべきか」について講演しました。https://t.co/X8XdbgYJB4
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) June 5, 2022
一時期に麻生太郎議員は安倍晋三元首相と親戚であると話題になっていましたね。
麻生太郎議員の叔母である桜子さんの旦那さんが佐藤家と岸家の繋がりから安倍晋三元首相が遠縁になるようですが、麻生太郎議員から見てかなり遠い親族なので親戚というよりは他人と言っても過言ではないかとも思えます。
麻生太郎議員の叔母 桜子さんの旦那さんである吉田寛氏の母方の祖父が山口県会議員を務めた佐藤信彦氏になります。
この佐藤信彦氏が、岸信介(きしのぶすけ)元首相と佐藤栄作元首相の祖父でもあります。
そして、岸信介元首相の娘の洋子さんの息子が安倍晋三元首相というわけです。
因みに、麻生太郎議員の叔母 桜子さんの旦那さんである吉田寛氏も佐藤信彦氏が祖父になるので、岸信介元首相と佐藤栄作元首相とは従兄弟同士になります。
叔母 桜子さんの旦那さんである吉田寛氏は祖父が佐藤信彦氏なので血脈は安倍晋三元首相と繋がりますが、麻生太郎議員の場合は安倍晋三元首相と血の繋がりが全くない遠縁となります。
筆者は個人的に血筋の繋がりが無いのなら麻生太郎議員と安倍晋三元首相は他人な気がします。
三島家の家系図が話題でそこに麻生太郎さんも関係してるのですがその麻生太郎さんの家系図も凄いんですよね笑
— 原田裕介 (@rpg0830) February 17, 2019
西郷隆盛、大久保利通、吉田茂、明治天皇、安倍総理が全員繋がってる最強の家系図ですね
#いだてん pic.twitter.com/JEvzt4r4YD
『「駐スペイン大使」』荒船清彦(駐スペイン大使) 麻生太郎の家系図。こういう感じで、欧米支配層と閨閥作り(“大使”という役職を利用して、連携している。「連絡係」の役割を担う?)してると、推察できる。馬渕、相当に黒いなぁ! pic.twitter.com/GiNCapooQV
— 千珠 改憲、緊急事態条項創設に反対します! (@cocoa919726) May 1, 2022
まとめ
麻生太郎議員の近い血縁者や遠縁の親戚には皇族や議員、総理大臣を歴任した人が多いですが、起業家の方もいるようですね。
血縁の中には、遡れば江戸時代の藩主の方にも繋がるようです。
麻生議員に近い血縁者だけでも有名な著名人が多いようですね。
少し気になるところとしては麻生議員の家系には従兄弟同士での婚姻も多くあるように見受けられます。
余談ですが、過去に著名人の親戚を辿るメディア番組を放送していることがありましたが、近い血縁からはほど遠い親族の方もおられたので、血筋のない親族を親戚というのは微妙に感じられました。
血縁、親戚筋と言っても遠縁の方々は血筋がない場合もありますので、親戚というのは微妙な気がしますね。
メディア番組は血縁がなくても、どこかに偉大な著名人が遠縁にいることで親近感が湧くような感じで製作しているのかもしれないですね?
以上、麻生太郎議員の血縁のある親族や遠縁の著名人についてでした。