高市早苗氏は、自由民主党の女性初の総裁として注目を集める政治家です。
彼女の家系には、果たして有名な政治家や著名人が存在するのでしょうか?
高市氏の家系のルーツはあまり知られていません。
本記事では、高市氏の家系を詳しく探り、親戚や先祖に名を馳せた人物がいるのかを検証します。
興味のある方は読んでみて下さい。
1. 高市早苗氏の実家の家系について
おはようございます。
— 高市早苗 (@takaichi_sanae) October 4, 2025
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はじめに、高市早苗氏の実家の家系について触れていきます。
高市氏の家系には、実家での著名な政治家や有名人との直接的な血縁関係は見られません。
彼女の家族は両親と兄弟がいますが、政治家関連の家庭ではなく、一般的な職業に就いています。
高市氏の家族構成は次の通りです。
- 父:高市大休氏(2013年没)
- 母:高市和子氏
- 弟:高市早苗氏の弟
高市氏の両親や弟さんについて触れます.
彼女の弟さんとされる人物は、間違いなく、おられますが、少し不可解な部分が見られますので、それについても紹介しておきます。
1-1. 高市早苗氏の父、大休氏について
父の大休(だいきゅう)氏は、トヨタ系列の自動車会社で営業職を務めていました。
誠実な働きぶりから後に大阪営業所長を務めており、家族を支えるために尽力していたとされています。
1-2. 高市早苗氏の母、和子氏について
母の和子氏は、奈良県警察に勤務していました。
具体的な勤務内容については不明です。
高市早苗氏の両親は共に一般の職業に就いていたということになります。
2018年に掲載されていた日刊工業新聞の情報によると、和子氏は心不全により86歳で亡くなられたという記載が見られました。
日刊工業新聞の掲載から見て、和子氏の生年は1932年(昭和7年)か、1931年(昭和6年)かと思われます。
※高市和子氏の生年については、あくまでも推測です
1-3. 高市早苗氏の弟さんについて
高市早苗氏の弟さんは、秘書をしており、衆議院議員の山本拓氏に雇われていた経緯があります。
弟さんについては、Wikipediaに『高市の弟』とあるだけで、具体的な名前については触れられていません。
さまざまにある情報サイトでは高市氏の家系図が見られますが、そこに弟さんと思われる名前の記載があります。
ただ、この高市氏の家系図が正式に公開されているものであるのかは不明です。
そこには、高市氏の『弟』とあり、情報によれば早苗氏とは6歳年下の弟となっています。
先ほど不可解と説明したのは、高市氏の弟さんの名前がハッキリとしないのです!
数ある情報サイトでの家系図の多くには、高市友嗣(たかいち ともつぐ)氏とあり、閨閥学サイトでは高市知嗣氏と記載があります。
高市氏の弟さんは、複数の情報から1967年頃生まれと推測されており、2025年現在で58歳前後と見られています。
因みに、この高市氏の弟さんには息子さんがおられます。
閨閥学サイトによれば、2006年生まれの高市大吉氏という記載があり、早苗氏の甥となるようです。
早苗氏の公式サイトによると、『弟に長男(大吉くん)誕生!! 』と記載があり、甥っ子さんを抱いている姿が見られます。
高市氏の弟さんの名前はどちらかは不明ですが、弟さんの息子さんの名前は間違いないようです。
以上が、高市早苗氏の実家の家族構成ですが、高市家の家系での詳細な先祖や著名人との関係については、公開されている情報は確認できませんでした。
*参考元 | URLなど |
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高市早苗(公式サイト) | https://www.sanae.gr.jp/album_nara_25.html |
閨閥学サイト | https://keibatsugaku.com/takaichi/ |
Wikipedia | 高市早苗「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」 |
日刊工業新聞 | https://www.nikkan.co.jp/articles/view/470175 |
ameblo | https://ameblo.jp/tabijyorekijyo/entry-12868550882.html |
2. 高市早苗氏の夫の家系(山本家)との関係
次に高市早苗氏の夫である山本家との関係について触れます。
早苗氏は政治家の山本拓氏と結婚しており、山本家は政治一家として知られています。
山本家の家系は次の通りです。
- 祖父:山本雅雄氏
- 父:山本治氏
- 夫:山本拓氏
(※現在、戸籍では高市拓) - 義理の息子:山本建氏
夫の家系である山本家について、それぞれ簡単に触れていきます。
2-1. 夫の祖父、山本雅雄氏について
高市早苗氏の夫の祖父である山本雅雄氏は、福井県の政治家で、地域の発展に寄与した人物です。
彼は福井県議会の議員として活動し、地域の政治に影響を与えました。
雅雄氏は、夫(拓氏)の父方の祖父にあたります。
2-2. 夫の父、山本治氏について
高市早苗氏の夫の父である山本治氏も政治家であり、神明町長や福井県議会議員、さらには鯖江市長を務めました。
下の名前についての読み方は存じませんが、おそらく『おさむ』氏と読むのだと思われます。
彼は地域の行政において重要な役割を果たし、地元の発展に貢献しました。
また、自営だと思われますが、山本産業の社長を務めており、息子の拓氏も継いでいたようです。
山本産業については、Wikipediaに記載が見られませんが、近現代・系図ワールドのサイトには記載が見られます。
2-3. 高市早苗氏の夫、山本拓氏について
高市早苗氏の夫については、記載するまでもないと思いますが、山本拓氏は元衆議院議員で、自由民主党に所属していました。
彼は1952年(昭和27年)7月7日の生まれで、2025年10月時点で73歳です。
拓氏は農林水産副大臣を務めた経験があり、政治家としてのキャリアを築いてきた経歴があります。
彼は料理が得意で、家庭でもそのスキルを活かしています。
早苗氏と山本拓氏が結婚した経緯には、早苗氏の弟さんが拓氏の事務所で雇われたことが縁です。
Wikipediaによると、拓氏からプロポーズを受けた早苗氏は即断即決し、1週間後にOKしたことから交際0日婚で受諾したとの記載があります。
2004年に結婚した当初の早苗氏は、夫の姓名である「山本」に変更したそうですが、2017年には離婚しており、再び旧戸籍の「高市」に戻したようです。
しかし、2021年に拓氏と復縁し再婚したことで、今度は拓氏が「高市」に改姓したとの記載があります。
現在、山本拓氏は戸籍上で「高市拓」となっています。
拓氏は、2025年10月の情報によると脳梗塞を発症し、右半身に後遺症があり、高市氏が介護をしておられるようです。
2-4. 義理の息子、山本建氏について
山本建(やまもと けん)氏は、山本拓氏の前妻との子ですので、早苗氏とは義理の息子となります。
📌「こだわりの一品」
— 自民党広報 (@jimin_koho) July 29, 2024
党福井県連 広報委員長 山本建 福井県議会議員#自由民主先出し #ニュース #購読者募集https://t.co/i2KKq7Vlis
彼は1984年(昭和59年)2月18日生まれであり、2025年10月時点で41歳です。
建氏は福井県議会議員で、父である山本拓氏の影響を受けて政治の道を選びました。
彼は地域密着の活動を行い、子育て世代の声を県政に届ける努力をしています。
また、慶應義塾大学の通信課程にも在籍しており、学び続ける姿勢を持っています。
*山本建氏の役職
・鯖江市綱引協会:会長
・青少年健全育成鯖江市民会議:理事
・鯖江市市民協働推進会議:委員
・鯖江市環境審議会:委員
・公益社団法人鯖江青年会議所:理事
拓氏には、他に前妻との間で長女と次女がおり、長男の建氏を含めて3人のお子さんがいます。
つまり、早苗氏は拓氏と結婚したことで義理の息子や娘がいるということです。
*参考元 | URLなど |
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Wikipedia | 山本拓 (政治家)「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」 |
Yahoo!ニュース | https://news.yahoo.co.jp/articles/a8601f29af4d4b754e829a05b4bb387c73d43a7f |
福井県議会議員 山本建 | https://www.yamamotoken.com/ |
3. 高市早苗氏の夫の親戚にはノーベル賞を受賞した人物がいる!
高市早苗氏の夫の親戚にはノーベル賞を受賞した人物がおられます。
夫である拓氏の親戚ですから、早苗氏との血縁関係はありません。
ノーベル賞を受賞した夫の親戚とは、2008年にノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎(なんぶ よういちろう)氏です。
「私自身の経験からいえば大事なことは大きな夢をもつこと。
— 戦略マスター頼朝@文章術でブランディング (@6VQGPJH3FHYoZn6) July 5, 2025
そして自分の好きなことをやること。
何より楽しむことが大事ですね。」
ノーベル物理学賞受賞者 南部陽一郎
大きな夢ほど、コツコツとした努力が長い間続くもの。
その継続力を生み出す源は、好きな気持ちと楽しむ余裕を持つことだ。 pic.twitter.com/cwy14Ku8pS
山本拓氏との間に血縁関係があることは確認されています。
*参考元 | URLなど |
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Wikipedia | 南部陽一郎「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」 |
近現代・系図ワールド | https://kingendaikeizu.net/seizi/yamamototaku.htm |
4.「高市」という姓のルーツについて
最後に、「高市」という姓のルーツについて触れておきます。
※「高市」という姓のルーツが、高市早苗氏と関わりがあるかは不明です
①古代の「高市県」(大和国高市郡)を本拠とした氏族
大和国高市郡(やまとのくに たけちのこおり)は、現在の奈良県に属しています。
高市郡(たけちのこおり)は、現在の奈良県の南部に位置し、具体的には高取町と明日香村を含む地域です。
この地域は、三世紀後半から五世紀にかけて存在していた高市県(たけちのあがた)の本拠地であり、そこに住んでいた氏族が高市(たけち)氏と呼ばれています。
高市早苗氏は奈良県が出生地ですから、古代氏族との関わりが可能性としてはあるのかもしれません。
※高市早苗氏の古代氏族との関わりについては、あくまでも推測です
②橘氏新居氏流(または越智氏)の流れとする説もある
橘氏は、古代から平安時代にかけて重要な役割を果たした氏族であり、特に橘宿禰の系統があります。
高市氏はこの橘氏の流れを汲むとされ、特に新居氏や越智氏との関係が指摘されているようです。
新居氏は、平安時代に越智郡で繁栄した武家集団であり、彼らの系図には高市氏が含まれることが多いと記されています。
越智郡は、現在の愛媛県今治市を中心とした高縄半島の北部と、芸予諸島の一部にあたる地域です。
新居氏の一部は高市氏を名乗るようになり、これが高市姓の由来の一つとされています。
また、越智氏流の氏族には高市氏が含まれており、これにより高市姓のルーツが橘氏や新居氏と結びつくことが示唆されているようです。
他には、高市氏の起源で天津日子根命(あまつひこねのみこと)を祖神とする天孫系の氏族と記載している情報もあります。
彼は古事記において、天照大御神の子孫とされているようです。
高市氏は、古代の高市県主(たけち あがたぬし)の後裔であり、県主はその地域の首長を指します。
高市県主は、後に「高市連(たけちのむらじ)」として姓を改めました。
このように「高市」という姓のルーツは、橘氏や新居氏、越智氏との深い関係があると考えられています。
③古代皇族 高市皇子との関連性?
高市皇子(たけちおうじ/たけちのみこ)は、672年の壬申の乱で活躍した天武天皇の長男です。
【奈良の歴史人物紹介】
— 卑屈な奈良県民bot🦌 (@nntnarabot) October 10, 2025
高市皇子(たけちのみこ)
飛鳥時代の皇族。父である天武天皇のもとで軍事を総監し、壬申の乱で活躍。
持統天皇の即位後は天皇・皇太子を除く臣下の最高位、太政大臣となった。
また、古代のベストヒットアルバムである万葉集に3首もの歌が収録されている。
息子が長屋王。 pic.twitter.com/Lo9CzekZj7
高市皇子の子供は多く見られますが、その中で直系とされる長屋王は謀反(729年/長屋王の変)の嫌疑をかけられ、妻の吉備内親王と息子たちと共に自殺に追い込まれています。
ただ、長屋王の一部の子息や長屋王の弟たちは謀反の嫌疑による連座からは免れており、子孫が残っている可能性はあるかもしれません。
Wikipediaでは、高市皇子の男系の子孫を確認すると臣籍降下している一族が多く、その先の子孫について調べましたが、おそらく男系の子孫は途絶えていると思われます。
高市皇子の女系の子孫は残っている可能性はあるかもしれませんが、直系の家系とは言えない状況です。
しかし、現在のところ、高市早苗氏との直接的な血縁関係は確認されていません。
古代の皇族と繋がりがあるのなら、とてもロマンに感じられたかもしれないですね。
*参考元 | URLなど |
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名前由来net | https://myoji-yurai.net/searchResult.htm?myojiKanji=%E9%AB%98%E5%B8%82 |
hatenablog | https://rekitabi.hatenablog.com/entry/2025/10/13/003351 |
愛媛県生涯学習センター | https://www.i-manabi.jp/system/regionals/regionals/ecode:2/62/view/7785 |
Wikipedia | 長屋王の変「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」 |
まとめ
高市早苗氏の家系において最も注目すべき著名人との関係は、夫の家系を通じてノーベル物理学賞受賞者の南部陽一郎氏と親戚関係にあることです。
これは婚姻によって結ばれた関係ですが、現代日本の政治家としては非常に稀な世界的著名人との親戚関係と言えるのではないでしょうか。
一方、高市早苗氏の実家(高市家)について古代からの歴史的な家系や著名な先祖については、現在公開されていないことから、明確な情報を確認することができませんでした。
以上が、高市早苗氏の家系についてです。