世界を見ても数ある球技の中で何故、ドッジボールにプロリーグは無いのかは不思議に思っている人もいるかもしれません。
3月25日放送「月曜から夜ふかし」で『ドッジボールはなぜプロリーグ化されていないのか問題』について触れています。
今回はドッジボールにプロリーグは無いのかについて考えられる理由や発祥と競技名について触れていきます。
結論としては、憶測ですが世界的に見て人気や知名度が無いのだと思われます。
ドッジボールの発祥や競技名について
先ず、ドッジボールの発祥や競技名について簡潔に触れていきます。
ドッジボールの発祥は、1900年代から1940年代頃のイギリスから始まったのではないかという説があります。
日本では、円形デッドボールという名称で1909年(明治42年)伝わり、ルールも4種類あったようです。
現在でも小学校によってルールが違っていて定まりがないところもありそうですね。
伝わった当初は、デッドボールという名称が一般的だったようですが、、
『1926年(大正15年)5月、「学校体操教授要目」の改正に際し、大谷武一はデッドボールと呼ばれていたこの競技を「ドッヂボール」に改名した』
引用:ドッジボール 歴史「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より
とあるように、学校体育指導者で、ラジオ体操の考案者の1人でもあった大谷武一(おおたに ぶいち)氏が、大正時代最後の年 5月にドッジボールと改名しています。
何故、改名したのかは不明です。
デッドボールは日本語で表すと、「死球」という意味ですから「死」という文字があまり感じのよいものに思えなかったのかもしれません。
因みにドッジボールは、1937年の『学校球技』において「避球」として掲載されていたようです。
「避ける球」というと間違った表現ではないですけど、何だか掲載した方には申し訳ない気持ちですが個人的にダサく感じられます。
ドッジボールにプロリーグは無いのかについて考えられる理由?
夜ふかしでドッジボールの事言ってたけど、たしかにあんなに小学生の頃にやったのになんでプロリーグ無いんだろ🤔
— 暴走戦隊ゾクレンジャイ〜紅いタクト屋さん〜 (@muru4711) February 19, 2024
野球やサッカーやバスケよりも圧倒的にドッジボールやった回数多かった😂
以前に2月19日放送「月曜から夜ふかし」でMCのマツコさんがドッジボールについて、『プロドッジボールを別にやってもよくない』みたいなことを語られていました。
そこで、今回は『ドッジボールはなぜプロリーグ化されていないのか問題』が番組で触れられていたので、考えられる理由について人の意見を交えて調べてみました。
人の意見なので、鵜呑みにできない部分もありますが、信憑性が高いと見られるところもあると思われます。
『お金儲けにならない』
引用:YAHOO知恵袋より/https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1153933546
『せいぜいボールとユニフォームくらい』
『観戦収入だけでは採算が合わないプロスポーツが多い中、スポーツ用品が売れなければ商売(プロ)は成り立たない』
※一部分を抜粋しています。
この意見で見ると、他のスポーツ競技と比べて用具品(ボールやユニフォームなど)にかかる費用が少ないから商売にならない。
また、観戦収入や採算が合わないということは、観客やファンが少ないことから、選手を支援してくれるスポンサーがあまりないということでしょう。
プロリーグとして運営するのであれば、大会などの賞金や選手を養う支援が必要となります。
おそらく、世界的に見てドッジボールは人気や知名度などがメジャーリーグやサッカーなどと比べると圧倒的に低いのでしょう。
日本の小学校なら人気がある競技かもしれないですね。
他の意見では、、
『危ない』
ガハろぐNews【疑問】なぜドッジボールのプロリーグが出来ないのかより/http://gahalog.2chblog.jp/archives/52443978.html
『ヘルメットやマスクをつけたら安全』
『危ないのは運動神経悪い奴も参加しとるから』
『全員うまい選手だけで揃えたら危険もない』
『中学以降は威力強すぎ』
※一部分を抜粋しています。
これは、小中学生の意見であるように見えます。
小中学生の意見では、危険を伴う競技として認識しているものだと思います。
この意見で見ると好き好んで競技している子ばかりではないということになりますね。
中学生だと、投げる球の威力が強すぎて危険なのでしょう。
連携したプレーとなると見方によっては、弱い者イジメと捉えられる可能性もありそうです。
記載通りに、ヘルメットやマスクを身に付けるなら安全であるのは当然ですね。
ただ、筆者としては、危険を伴うスポーツは結構あると感じています。
アメリカンフットボール、ラグビー、ボクシングなど衝撃性のあるスポーツは結構ありますよね!
単純にドッジボールは先ほどにも記載した通り、人気や知名度などが圧倒的に低いのだと個人的に思います。
まとめ
何故、ドッジボールにプロリーグは無いのかについて考えられる理由を人の意見を交え、発祥や競技名についても調べてみました。
発祥や競技名については、、
・発祥は、1900年代から1940年代頃のイギリスから始まったのではないかという説がある!
・競技名は、デッドボールから1926年5月にドッジボールに改名された!
何故、ドッジボールにプロリーグは無いのかについて考えられる理由は、、
・用具品にかかる費用が少ないから商売にならない!
・観客やファンが少ないことから、選手を支援してくれるスポンサーがあまりない!
(観戦収入や採算が合わない)
・危険を伴う競技として認識している!
(おそらく小中学生の意見)
・中学生だと、投げる球の威力が強すぎて危険!
(連携プレーだと、弱い者イジメに見える可能性がある)
以上がまとめです。
おそらく、小中学生だと危険を伴うものがあり、プロリーグ化の観点からは少し外れる意見だと思います。
客観的に見れば、観客やファンが少くなく、観戦収入や採算が合わないことでスポンサーがあまりいないのが現状なので、人気や知名度などが圧倒的に低いことが理由だと思われます。
しかし、ドッジボールにプロリーグは無いにしても、日本代表は存在しています。
今年(2024年)の1月に鳥取県から高校2年生の福田桜穂(ふくだ さほ)さんが日本代表として名を連ねて、アジア選手権で優勝しています。
今後の活躍の場を広める人たちが増えることでプロリーグを組織してくる可能性もあるかもしれません。