漫画「じいさんばあさん若返る」が、2024年4月7日にTVアニメとして放送されています。
筆者は全く漫画やアニメについて存じていなかったのですが、X(旧Twitter)に「じいさんばあさん若返る」の動画のあらすじを視聴して何か過去の作品に似ていると感じました。
特におとぎ話に出てくる桃太郎やサイボーグじいちゃんGにとても設定が似ていると思いました。
今回は、桃太郎やサイボーグじいちゃんGなどと、どこが似ているのか共通点を挙げていきます。
【共通点】桃太郎やサイボーグじいちゃんGなどと類似?
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漫画「じいさんばあさん若返る」で、どこが似ているのかの共通点を挙げていきますが、細かいあらすじまでは存じていない方もおられるかもしれませんので、簡潔にあらすじを記載しておきます。
『青森県のある農村で余生を送っていた高齢夫婦の「正蔵」と「イネ」は、ある日を境に若返った。二人は若返りを納得すると、家族をはじめとする周りの人たちの理解も得ながら、新婚時代にはできなかった夫婦生活を満喫するようになる。』
引用:じいさんばあさん若返る あらすじ「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より
あらすじは、高齢夫婦のお爺さん「正蔵さん」とお婆さんの「イネさん」が、『ある日を境に若返った。』という内容です。
この『ある日を堺に』という部分は、何かをして若返ったのだと思います。
動画には、ある果物らしきものは映っていましたが、食べている様子は描かれていませんでした。
筆者の憶測ですが、その果物を食べたのが原因で若返ったのだと思います。
この作品でお爺さんとお婆さんが若返る設定について、原作者の新挑限(あらいど かぎり)氏は何かの作品を元に執筆されたのかと思い執筆動機をみました。
『執筆動機について、インタビューで「前作(商業デビュー作)の『幼なじみになじみたい』は大学生カップルが主人公のオーソドックスなラブコメだったので、それとは違う方向性にしようと思った」として、「すでに付き合っている男女の話にしたかった」「女性読者にも好かれるような魅力的な男性キャラを描きたかった」というところから「人生経験豊富な老夫婦が見た目だけ若返ったら……というアイデアにたどり着いた」と語っている』
引用:じいさんばあさん若返る 背景「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より
原作者の新挑限氏の執筆動機では、どうも前作に執筆された『幼なじみになじみたい』という作品からの影響で老夫婦の視点から若返ったらどうなるのかというアイデアが浮かんだようです。
あまり、他作品を元にしているのではなく、ご自身の前作品から引き継いだという感じですね。
筆者は桃太郎やサイボーグじいちゃんGなどの作品が影響しているのではないかと思いましたが、勘違いのようです。
ただ、この2つの物語はとても共通点があると筆者は見ています。
本題の2つの共通点について触れていきます。
【共通点】おとぎ話の異説 桃太郎は類似している?
「じいさんばあさん若返る」の作品とおとぎ話の桃太郎のどこが似ている!
、、という反論をしたくなる人もいるかもしれません。
「じいさんばあさん若返る」の作品と普通にある おとぎ話の桃太郎では、一見 何の関係もないと思うでしょう。
桃太郎は誰もが知る有名なおとぎ話です。
それとは違い、異説も存在します。
過去にテレビ番組やメディアでも桃太郎の異説は紹介されていたので、ご存知な方もおられるかもしれません。
普通の一般的な桃太郎の話と異説の桃太郎とでの違いは、桃太郎の誕生(出生)の仕方が異なります。
普通の一般的な桃太郎の誕生は桃からですが、異説の桃太郎はお爺さんとお婆さんとの間にできた子どもとして誕生します。
お爺さんとお婆さんの間に誕生って、どういう事!
、、と思われるかもしれません。
この異説の桃太郎が誕生(出生)する前の経緯が、とても「じいさんばあさん若返る」の作品と共通していると筆者は見ています。
筆者は漫画「じいさんばあさん若返る」の細かいあらすじまでは見ていないので、憶測になります。
先ほどにも記載しましたが、「じいさんばあさん若返る」で、若返った原因は「金色のリンゴのような果物」を食べたからだと思っています。
※食べた様子までは描かれていないので、食べたというのは筆者の憶測です。
これが異説の桃太郎と似ているのです。
異説の桃太郎が誕生(出生)する前、お婆さんが桃を家に持ち帰るところは普通の桃太郎の話と同じです。
違うのは、、
後に若返ったお爺さんとお婆さんとの間に子どもとして誕生したのが桃太郎です。
「じいさんばあさん若返る」と異説の桃太郎の類似している共通点は果物を食べて若返っている事です。
*2つの共通点
(果物を食べて若返っている)
・じいさんばあさん若返る=金色のリンゴのような果物をお互い食べた!
(おそらく食べたと思われます)
・異説の桃太郎=桃を持ち帰ってお爺さんとお婆さんが食べた!
筆者は個人的に「じいさんばあさん若返る」と異説の桃太郎が若返った内容が似ていると感じます。
続いて、サイボーグじいちゃんGについて触れていきます。
【共通点】サイボーグじいちゃんGの家族構成や性格が類似している?
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そもそも、サイボーグじいちゃんGって何?
、、と思われるかもしれません。
サイボーグじいちゃんGは、35年前(1989年)に週刊少年ジャンプで連載していました。
人気があった漫画だったかと言うと、筆者もうろ覚えなので、そうではなかったのではないかと思います。
当時は「ドラゴンボール」とか、「まじかる☆タルるートくん」などが人気だったと思います。
時期的には、少し後に「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」も連載されていた頃です。
作者は土方茂氏という作者名義ですが、現在は小畑健(おばた たけし)氏という名義です。
『ヒカルの碁』の漫画を描いていますし、テレビアニメにもなっていたので、ご存知な方が多いのではないでしょうか。
サイボーグじいちゃんGのあらすじは、、
『農作業用サイボーグに生まれ変わった主人公・壊造時次郎=サイボーグじいちゃんGが、迫りくるライバル科学者社礼頭毒郎およびその手下や悪人と戦うギャグ漫画。』
引用:CYBORGじいちゃんG 作品概要「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より
この内容が「じいさんばあさん若返る」と何の関係があるの?
、、と思われるかもしれません。
確かに元々のあらすじは関係ないですが、サイボーグ化によって漫画「じいさんばあさん若返る」と似通った部分が出てくるのです。
漫画「じいさんばあさん若返る」と「サイボーグじいちゃんG」の何が似ているのかというと、家族構成や人物の性格が似ている部分があります。
サイボーグじいちゃんGでも、似た部分があるのです。
サイボーグじいちゃんGの主人公である壊造時次郎(かいぞう ときじろう)は、サイボーグで普段はお爺さんの姿なのですが、一時的に短い時間だけ 若い姿になることができます。
妻で、お婆さんである壊造喜由(かいぞう きゆ)も同様に一時的に若い姿になることができます。
そして、家族構成や家族の性格に違いはありますが、似ている共通点もあります。
これが2つの作品の共通点です。
*2作品の共通点
※若返る共通点
・じいさんばあさん若返る=金色のリンゴのような果物をお互い食べて若返る!
(おそらく食べたと思われます)
・サイボーグじいちゃんG=サイボーグ化した時次郎と喜由が一時的に若返る!
(お婆さんの喜由は少々サイボーグと違いがあります)
※家族構成の共通点
・2作品の家族構成に違いはあるが似ている!
(お爺さん、お婆さん、息子の嫁、孫娘など)
※家族の性格の共通点
・2作品とも性格に違いはあるが、若い姿になったお爺さんを見てメロメロになっている!
(2作品とも息子の嫁、孫娘が若い姿になったお爺さんを見てメロメロ!)
以上が、漫画「じいさんばあさん若返る」と「サイボーグじいちゃんG」の共通点です。
「サイボーグじいちゃんG」の漫画については、筆者の記憶が薄れている部分もあるかもしれませんので、少々内容に違いがあるかもしれません。
間違っていたら申し訳ありません。
まとめ
【共通点】「じいさんばあさん若返る」は桃太郎やサイボーグじいちゃんGなどと類似していることについてでした。
漫画「じいさんばあさん若返る」と桃太郎の共通点は、、
*2つの共通点
(果物を食べて若返っている)
・じいさんばあさん若返る=金色のリンゴのような果物をお互い食べた!
(おそらく食べたと思われます)
・異説の桃太郎=桃を持ち帰ってお爺さんとお婆さんが食べた!
※じいさんばあさん若返る と 異説の桃太郎が若返った内容が似ている!
漫画「じいさんばあさん若返る」と「サイボーグじいちゃんG」の2作品の共通点は、、
*2作品の共通点
※若返る共通点
・じいさんばあさん若返る=金色のリンゴのような果物をお互い食べて若返る!
(おそらく食べたと思われます)
・サイボーグじいちゃんG=サイボーグ化した時次郎と喜由が一時的に若返る!
(お婆さんの喜由は少々サイボーグと違いがあります)
※家族構成の共通点
・2作品の家族構成に違いはあるが似ている!
(お爺さん、お婆さん、息子の嫁、孫娘など)
※家族の性格の共通点
・2作品とも性格に違いはあるが、若い姿になったお爺さんを見てメロメロになっている!
(2作品とも息子の嫁、孫娘が若い姿になったお爺さんを見てメロメロ!)
以上が、漫画「じいさんばあさん若返る」で、桃太郎とサイボーグじいちゃんGなどと類似している共通点をまとめたものです。
原作者の新挑限氏は、前作品からの影響でアイデアが浮かんだと語られていますが、少年時代に桃太郎の異説やサイボーグじいちゃんGなどの似通った内容作品を見ていた可能性もあるかもしれません。
筆者は新挑限氏についてあまり存じませんし、年齢も非公表のようですね。
情報によれば、2018年の大学在学中に前作品の連載が開始されたとありますから、まだ30歳にも満たない若い方なのかもしれません。
少々、余談になりましたが最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。