「あさイチ」に出演している事が多い 写真家・華道家の池坊専宗さんについて、ご存知な方もおられるのではないでしょうか。
今回は写真家で華道家の池坊専宗さんの経歴・家族構成や何故、愛子様のお婿様候補に挙がっているのかについて紹介していきます。
写真家・華道家の池坊専宗さんの経歴!
*池坊専宗さんの経歴!
・氏名:池坊専宗
(いけのぼう せんしゅう)
・生年月日:1992年(平成4年)1月20日
・年齢:32歳(2024年7月時点)
・出身地:京都市
・学歴:京都教育大学附属高等学校卒
慶應大学理工学部(後に編入)
東京大学法学部卒
・趣味:断捨離、ボクシング、野球観戦
・職業:写真家・華道家
池坊専宗さんは日本の室町時代から続く名家「華道家元池坊」の後継者です。
京都にある頂法寺(六角堂)は代々「華道家元池坊」が住職を務めています。
池坊といけばなについての文献は1462年(寛正3年)頃からで1546年(天文11年)に立花の理論と技術を体系化した花伝書「池坊専応口伝」が現在までの家元に伝えられているようです。
江戸時代以降の初代の31世 池坊専好(いけのぼう せんこう)から現在46世の池坊専好さんまで「華道家元池坊」は続いています。
因みに、現在の46世の池坊専好さんは「華道家元池坊」で初めての女性家元で、この方が池坊専宗さんの母になります。
池坊専好という名は、これまでに初代の江戸時代以降から歴代で現在46世の池坊専好さんが4代目で4人の方が名乗っています。
池坊専宗さんの生家は由緒ある家柄で後に47世を受け継ぐ事になるようですね。
池坊専宗さんは元々野球少年で中学・高校と野球に打ち込んでいたそうです。
家柄としてはお堅いイメージですから野球に打ち込めている事が意外に感じますね。
専宗さんは家業を強く意識する事は無かったそうです。
それと言うのも、ご両親から家業を強制される事も無くて、寧ろやりたい事をやりなさいと言われて育ったそうです。
意外と自由に育てられているようで、野球好きなところは趣味が野球観戦である事からよく分かりますね。
専宗さんは京都教育大学附属高等学校を卒業して、数学の研究者を志していることから慶應大学理工学部に入学しています。
しかし、ご自身には合わなかったのか、難しいと感じられて他大学に編入の決意をします。
そして、独学で学んで東京大学法学部に編入されています。
東京大学を卒業時には成績が優秀だった者に送られる「卓越」を受賞しています。
大学を卒業して、一時期は父の池坊雅史さんが大蔵省に入省していた時期があるので影響しているのかは分からないですが、官僚や弁護士を目指そうかと考えていた事があったそうです。
最終的には伝統のある家業を継ぐ事を選択して生け花の道を目指します。
祖父の45世 池坊専永(いけのぼう せんえい)さんに学び鍛えられていきます。
この時に生け花を通じて出会いがたくさんあった事から写真に収めるようにもなったようです。
家業の生け花が写真家となるきっかけにもなっているようですね。
後に東京・日本橋三越本店、京都・高島屋などで生け花を多数出瓶し、文筆業なども手掛けながらテレビ出演や自身の生け花を撮影するなど写真家としても活動域を広げています。
写真家としては京都現代写真作家展新鋭賞を受賞しています。
スポンサーリンク
池坊専宗さんの家族構成!
池坊専宗さんの家族構成について記載しておきます。
*池坊専宗さんの家族構成
・父:池坊雅史さん
・母:池坊専好さん
・祖父:池坊専永さん
・祖母:池坊保子さん
・叔母:池坊美佳さん
池坊専宗さんの父
池坊専宗さんの父の雅史さんは先ほども記載しましたが、大蔵省に入省していた時期があり、大蔵省大臣官房調査企画課係長、広島国税局三原税務署長などを歴任しています。
1992年(平成4年)にはシンガポール日本大使館で勤務し、二等書記官、1994年(平成6年)に一等書記官などを務めて一年後には大蔵省を退官しています。
1991年に池坊家の婿養子になり2002年(平成14年)には池坊短期大学の学長に就任して他の役職なども務めながら政治や経済アナリストとして雑誌やテレビでも活躍しているようですね。
池坊専宗さんの母
池坊専宗さんの母の専好(せんこう)さんは祖父の45世 池坊専永さんの長女で専永さんが現在の家元ですから、次期家元です。
中学生の頃から正式に華道の稽古を始めて、1989年(平成元年)頃には次期家元として後継者となります。
因みに、2015年(平成27年)に専好の名を襲名する以前は本名の由紀さんで活動されていたようですね。
池坊専宗さんの祖父
池坊専宗さんの祖父の専永さんは「華道家元池坊」の45世である事は先ほど述べているので分かりますね。
1945年(昭和20年)に父の44世 専威さんが若く急死してしまった事で当時僅か12歳ほどの専永さんが45世となって家業を継承します。
中学生時代には比叡山中学校で僧侶の修行をしており、20歳の頃には紫雲山頂法寺の住職に就任しています。
大学(同志社大学文学部文化学科)を卒業してからは、海外活動や銀座松坂屋で初の個展を行ったりもしています。
活動の幅も広く、一時期にネスカフェのCM出演や国際科学技術博覧会にて「いけばなときものの交響詩」の舞台用作品なども手掛けていたようです。
現在で90歳(2023年11月時点)になりますが、個展、講演会や執筆などの活動を続けられているようですね。
池坊専宗さんの祖母
池坊専宗さんの祖母は池坊保子(いけのぼう やすこ)さんという方なのでご存知な方が多いのではないかと思われます。
2014年(平成26年)に日本相撲協会の評議員会議長に就任しており、2017年(平成29年)に起きた横綱 日馬富士の暴行問題で多くのメディア番組で取り上げられていた時に評議員会議長に就任していた保子さんが報道で見かけられていたので記憶に残っている方もいると思われます。
保子さんは専永さんと結婚後に池坊お茶の水学院の学院長、財団法人池坊華道会理事、学校法人池坊学園の理事長など夫の専永さんを支えています。
1996年(平成8年)には第41回衆議院議員総選挙に立候補して初当選し、政界入りを果たします。
政界では、新進党、新党平和、公明党と政党を変えつつも衆議院議員を16年間務めているので多くの方がご存知ではないでしょうか?
天皇家 愛子様のお婿様候補?
メディアで天皇家の愛子様のお婿様候補について報道される事があります。
お婿様候補で最有力として、よく挙げられるのが旧宮家の賀陽宮家のご次男の方が挙げられていますよね。
では、何故、池坊専宗さんが愛子様のお婿様候補に挙がるのかは、池坊専宗さんの家系が天皇家の愛子様と遠い親戚関係にあるからのようです。
池坊専宗さんの家系から見て、母方の家系から5代目に遡ると旧皇族家の久邇宮朝彦親王(くにのみや あさひこしんのう)に繋がります。
そして、久邇宮朝彦親王の第3王子が久邇宮邦彦王(くにのみや くによしおう)になり、久邇宮邦彦王の長女が昭和天皇の皇后となる香淳皇后(良子女王・ながこじょうおう)です。
後に皇統は平成天皇、今上天皇(令和)と続いているので、池坊専宗さんは愛子様は遠い親戚となるわけです。
実際に愛子様がどなたに嫁ぐのかは分からないので何とも言えませんが、候補の中に池坊専宗さんの可能性もありそうです。
池坊専宗さんと皇族家系図(一部)
*池坊専宗さんの家系図
(母方から久邇宮朝彦親王まで)
久邇宮朝彦親王
|
仙石政敬ー仙石素子
|
梅溪通虎ー仙石夏子
|
池坊専永ー池坊保子
|
池坊雅史ー池坊専好
|
池坊専宗さん
*久邇宮朝彦親王から今上天皇までの家系図
久邇宮朝彦親王
|
久邇宮邦彦王
|
香淳皇后ー昭和天皇
|
平成天皇(現上皇)
|
今上天皇(令和)
|
敬宮 愛子様
まとめ
写真家・華道家の池坊専宗さんの経歴・家族構成や愛子様のお婿様候補についてでした。
池坊専宗さんの経歴も凄いですが、ご家族の経歴や家業以外にも活動幅が多いところも凄いことです。
愛子様のお婿様候補に挙がるのは母方の血筋が旧皇族に繋がる事も影響していると言えそうです。
池坊専宗さんは爽やかなイケメンという感じですから余計にメディアが採り上げるのではないかと思います。
これからも写真家・華道家、執筆以外にも活動の幅を広げていってほしいですね。