5月31日放送「博士ちゃん」で、バルセロナの世界遺産「サグラダ・ファミリア」を芦田愛菜さんと渡辺直美さんの二人が潜入リポートされています。
天才建築家・ガウディは「サグラダ・ファミリア」の建築に携わっており、いくつの謎のメッセージを残しているようです。
ガウディが残した謎のメッセージが何であるかは筆者は存じません。
今回は番組予告で見たガウディの建築物の魅力について触れていこうと思います。
ただ、筆者は番組予告でしか確認していないので、ガウディの創作した建築物ではないものも含まれている可能性もあります。
興味のある方は読んでみてください。
※番組内容と相違があるかもしれません
1. 天才建築家・ガウディについて
5/31(土)の博士ちゃんは🤩‼️#芦田愛菜 & #渡辺直美 初タッグ🤝
— サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん(テレビ朝日) (@hakasechan_5ch) May 25, 2025
世界遺産【サグラダ・ファミリア】SP✨
教会に刻まれる"動植物の像"🐢🦎
膝を曲げた"キリスト像"👼
天才建築家 ガウディが
残したメッセージとは-🫧
さらに❗️
完成の鍵を握る
外尾悦郎さんと特別対談も📝
5/31(土)よる6:30〜📺 pic.twitter.com/5bBPDkRaZl
引用元/@hakasechan_5ch Xより
はじめに、天才建築家・ガウディについて簡潔に触れておきます。
彼の正式な名前はアントニ・ガウディ(1852年–1926年)と言います。
サグラダ・ファミリアの最も有名な建築家であり、この教会の代名詞とも言える人物です。
1882年に着工されたサグラダ・ファミリアですが、ガウディは1883年から2代目の建築家としてその設計を手がけました。
彼は自然の形を取り入れた独自の有機的なデザインを追求し、生涯をかけてこの教会の建設に情熱を注ぎました。
彼の生前に完成したのは、地下聖堂と「生誕のファサード」の一部など、全体の4分の1にも満たない部分ですが、残された模型やスケッチ、そしてその建築思想が、その後の建設の指針となっています。
1984年には、ガウディの作品群の一部としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。
サグラダ・ファミリアは、ガウディの死後も多くの建築家によって引き継がれ、現在の設計責任者であるジョルディ・ファウリがプロジェクトを進めています。
2026年にはイエスの塔が完成する予定で、その後も工事が続けられる見込みです。
ただし、聖堂全体が完成するのはもっと先であり、聖堂につながる巨大な階段などの工事は2034年までかかる見込みとされています。
*参考元 | |
---|---|
Wikipedia | アントニ・ガウディ「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」 |
2. サグラダ・ファミリアの果物とは?
どんな天辺だって、手も気も抜いてない、#サグラダ・ファミリア。
— yucATYCLB (@Rana_CalaveraSL) May 15, 2020
小尖塔の上にあしらわれた、聖霊のインスピレーションによってもたらされた人間としての良いおこないを表現する果物たち。 https://t.co/vblFQiiWTh
引用元/@Rana_CalaveraSL Xより
番組で取り上げられている果物の建築物であるかは存じませんが、これはガウディの作品ではないかもしれません?
サグラダ・ファミリアでは、側廊の窓のペディメントに果物籠が飾られています。
イチジク、リンゴ、サクランボ、ブドウ、ビワ、スモモ、柿、栗など、様々な種類の果物がモチーフとして使われ、非常に独創的なデザインを形成しています。
デザインを手掛けたのは、日本人の外尾悦郎さんが彫ったものであるそうです。
ガウディが果物の建築物に携わったのかは存じませんが、番組で詳しい経緯を聞けるのではないでしょうか。
果物の建築物は、イエスキリストの最後の晩餐に言ったことが象徴として飾られているそうです。
*参考元 | URL |
---|---|
アメブロ | https://ameblo.jp/keikeioo/entry-10958063509.html |
3. サグラダ・ファミリアの数列とは?
サグラダ・ファミリアの受難のファサードに魔法陣があるのを知っていますか?縦、横、斜めのどの方向でも数字の合計が33になっています。https://t.co/mLa5jKQcpx#スペイン語#スペイン pic.twitter.com/buyk4idbJM
— スペイン語ADELANTE 大阪神戸 (@adelante_osaka) March 2, 2020
引用元/@adelante_osaka Xより
サグラダ・ファミリアにある数列は、魔方陣(マジック・スクエア)と呼ばれています。
受難のファサードには、キリストとユダの像の横に縦4列、横4行に魔方陣があります。
この魔方陣は、縦、横、斜めのどの方向でも数字の合計が33になるように作られています。
これはキリストが亡くなったとされる年齢が33歳であることに由来すると言われています。
通常の魔方陣では数字は1回ずつ使われますが、この魔方陣では14と10が2回ずつ使われ、12と16は使われていません。
ガウディは、自然界に存在する美しさを建築に取り入れることを重視していました。
フィボナッチ数列(1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, … と、前の2つの数字を足して次の数字が導き出される数列)やそこから導かれる黄金比は、自然界に多く見られる比率であり、ガウディの建築にも影響を与えていると考えられています。
サグラダ・ファミリアの螺旋階段など、曲線的なデザインや全体のプロポーションにもこれらの数学的原理が関係している可能性が指摘されています。
*参考元 | URL |
---|---|
スペイン語教室 ADELANTE | https://adelante.jp/noticias/blog/cuadrado-magico-de-la-sagrada-familia/ |
アメブロ | https://ameblo.jp/shishi70/entry-11483963287.html |
4. サグラダ・ファミリアの陸亀とは?
柱の下に亀をあしらう意匠は,私の好きなガウディのサグラダ・ファミリアの「生誕の門」にも使われています。ルーツは違うにしても,同じ亀をモチーフにした意匠が使われているというのは実に面白いところだと思います。ちなみにこの亀は雨樋なってなってて、口から水を吐きます。 #竜生九子の研究 pic.twitter.com/7N7oQov90Y
— のじ助 (@kyouinoheya) September 14, 2017
引用元/@kyouinoheya Xより
サグラダ・ファミリアにある陸亀の建造物は、「変わらないもの」の象徴として位置づけられており、安定性や永続性を表現しています。
具体的には、陸亀が描かれており、これは地上の安定を象徴しています。
この他に生誕のファサードには、カメレオンの建造物が配置されており、こちらは「変化するもの」の象徴とされています。
亀とカメレオンの対比は、ガウディが自然界の要素を取り入れたデザインの一環であり、建物のテーマである「自然との調和」を強調しています。
番組でカメレオンの建造物を取り上げているかは存じませんが?
*参考元 | URL |
---|---|
Amazing TRI | https://amazing-trip.xyz/t-blog/sagradafamilia-highlight/ |
5. サグラダ・ファミリアの頭骸骨とは?
ワシがバルセロナ行った時の写真
— Kiai Beats キアイビーツ (@kiaibeats) March 26, 2024
サグラダ・ファミリア 2004
なんか骸骨おる pic.twitter.com/Mvmi4SDCMr
引用元/@kiaibeats Xより
番組予告の一部で頭骸骨の建造物がありました。
サグラダ・ファミリアにある頭骸骨は、受難の門、あるいは受難のファザードとも呼ばれますが、十字架にかけられているイエスさまの右下に位置する建造物だと思われます。
直線的で厳しい印象を与えるデザインが特徴で、柱は骨を模しており、全体的に骸骨のような感覚を醸し出しています。
このデザインは、キリストの受難を象徴するために意図されており、彫刻は人間の罪を表現しています。
*参考元 | |
---|---|
Wikipedia | サグラダ・ファミリア「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」 |
6. サグラダ・ファミリアの太陽とは?
サグラダ・ファミリアの太陽のようなステンドグラスは、その美しさと色彩の変化で知られています。
特に、太陽の光が差し込むことで、内部の空間が神秘的に彩られます。
時間帯によって色が変わるようです。
朝の光が差し込むと、青や緑の涼しげな色合いが支配的になり、夕方には暖かい赤やオレンジの色合いが強調されます。
このような色の変化は、訪れる人々に視覚的なスペクタクルを提供しているようです。
デザインは、自然の光を取り入れ、まるで木漏れ日のように感じさせることを意図し、自然の美しさを建築に取り入れることを重視しており、ステンドグラスもその一環として、光の変化を通じて神聖な雰囲気を醸し出しています。
光の効果まで計算されている点に、ガウディの建築家としての卓越性が感じられる建物です。
*参考元 | URL |
---|---|
@kurichan4-barcelona・チャンネル | https://youtu.be/fFHKaIWY_Tg?si=v4TzVWWe9Eug47xJ |
7. サグラダ・ファミリアの植物とは?
サグラダ・ファミリアの内部に入ると、巨大な柱が樹木のように枝分かれしているのが特徴です。
聖堂内部の巨大な柱は、まるで大木のように上に向かって枝分かれしており、これらの柱は、木々が枝を広げ、葉を茂らせるように、天井を支える役割を担っています。
ゴシック様式のような重厚な壁やフライング・バットレス(飛び梁)なした広大な空間は魅力的です。
これらの柱は、まるで森の中にいるかのような感覚を与え、ガウディが自然の形状を模倣して設計したことを示しています。
SNSでも、『屋内は植物の中にいるような錯覚に陥る』との声があります。
サグラダ・ファミリアには、ガウディの「自然の中に最高の形がある」という思想が色濃く反映されており、建物全体がまさに「植物の建造物」と言えるほど、様々な植物モチーフで溢れています。
*参考元 | |
---|---|
Wikipedia | サグラダ・ファミリア「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」 |
まとめ
番組予告で見たガウディの建築物の魅力についてでした。
サグラダ・ファミリアは、アントニ・ガウディの独創的な設計と、自然界の数理的な美しさを融合させた建築物です。
フィボナッチ数列や黄金比が取り入れられたこの教会は、未完成でありながらも世界中から多くの観光客を惹きつけています。
完成が待たれるこの壮大なプロジェクトは、ガウディの建築思想を体現する重要な文化遺産となっています。
筆者は番組の詳細は存じませんが、予告にあった「ガウディの謎のメッセージ」が何であるのかが気になる方も多いのではないでしょうか?