8月13日放送の番組で、千葉県内で 『トンネルの抜け道の先にある神社!?』が取り上げられています。
この神社がどこを指しているのかは存じませんが、該当しそうな神社がいくつかありそうです。
今回は番組とは相違がありますが、一番に該当しそうな神社と他にも可能性がありそうな神社を推測してみました。
※番組内容と相違があります
1. 千葉のトンネルの抜け道にある神社は「山王神社」ではないか?
番組で一番に該当しそうなのは、「山王神社」ではないかと思われます。
「山王神社」は、千葉県君津市正木に位置し、三島湖の近くにある神社です。
引用元/Googleマップより
所在地:〒292-1174 千葉県君津市正木 152
引用元/Googleマップより
引用元/Googleマップより
神社へ行くためには、いくつかの素掘りの隧道(トンネル)を通る必要があります。
このトンネルが、探検心をくすぐる要素となっており、特にライトがなければ進めないほど暗い場所もあるようです。
このトンネルを抜けた先に神社が現れるため、まるで秘境にたどり着いたかのような感覚を味わえます。
道やトンネルは狭いので、自動車でも厳しいかと思われますので、バイクのほうが適していると言えるかもしれません。
YouTubeで配信している方はバイクで通行していました。
最終的にトンネルを抜けると階段があることから徒歩で神社に辿り着いています。
この神社は、もともと山の中腹に鎮座していたとされ、現在は三島ダムの湖畔に位置しています。
情報によると、神社の祭神は素戔嗚命(スサノオノミコト)を祀っているのではないかと言われており、地域の人々に信仰されているようです。
「山王神社」の歴史は、三島ダムの建設と密接に関連しています。
ダムの竣工は1955年(昭和30年)であり、その後、神社もこの場所に移設されたと考えられているようです。
神社の手水石は1956年(昭和31年)に設置されたことから、ダムの歴史とほぼ同時期に存在していたことが示唆されています。
「山王神社」は、三島湖(三島ダム)のほとりにある断崖絶壁に社殿が建てられており、この独特なロケーションが最大の特徴です。
訪れる人々に静寂と神聖な雰囲気を提供していますが、口コミでは、注意すべきコメントが見られます。
素掘りのトンネルですから、頭上の落石注意すべきであるとか、「山王神社」の下側の階段には苔が生えていることから滑りやすいとの指摘があるようです。
因みに、この神社は、ウェブサイトや文献によって「山王神社」とも「八雲神社」とも表記されることがあります。
明確なことは不明ですが、Googleで『君津市 山王神社』と検索すると、「山王神社」の所在地が表示されます。
『君津市 八雲神社』と検索すると、さまざまな「八雲神社」が表示されますから、正式な名称はGoogleマップにも記載がある通り、「山王神社」ではないかと思われます。
番組で現地が取り上げられていた場合は、詳しいことが語られているのではないでしょうか?
現地への行き方は、以下の通りになります。
- 館山自動車道 君津インターで降ります
- 国道410号線を久留里方面へ進みます
- 三島湖の看板を目印に、湖畔沿いの道に入ります
- いくつかの素掘りのトンネルを抜けて進みます
- 二つ目のトンネルの途中に、神社へと続く横道(右側)があります
- この横道を少し進むと、神社にたどり着きます
素掘りのトンネルは、狭いですし、暗さもあって怖いという声も聞きます。(※ライト必要)
また、頭上の落石の可能性もありますから、現地へ行くのは注意すべきでしょう。
先ほどにも触れましたが、YouTubeで配信している方がおられましたから、興味をお持ちの方は視聴してみてください。
現地について、参考になるかもしれません。
*参考元 | URLなど |
---|---|
@chiba-channel・チャンネル | https://youtu.be/k8hcCXAi7ZA?si=y7Gxw1nHoAqew80I |
文春オンライン | https://bunshun.jp/articles/-/75561?page=2 |
房総タウン.com | https://bosotown.com/archives/73519 |
@hugeso | https://twitter.com/hugeso/status/1893101298595287426 |
口コミ) 山王神社( | Google口コミ |
2. 他にも、千葉のトンネルの抜け道で可能性がありそうな神社
番組放送で、「山王神社」が取り上げられていない場合は、以下の神社の可能性があるかもしれません。
1. 燈籠坂大師(東善寺)
2. 千葉県富津市萩生「海の神社」
3. 千葉県睦沢町「諏訪神社」
少しニュアンスは違うかもしれませんが、3つの施設のついて触れます。
2-1. 燈籠坂大師(東善寺)
東善寺 燈籠坂大師堂は、千葉県富津市萩生に位置し、道中まで「燈籠坂大師の切通しトンネル」を抜けると、東善寺に辿り着きます。
引用元/Googleマップより
燈籠坂大師の切通しトンネル
所在地:〒299-1621 千葉県富津市萩生 8−2
引用元/Googleマップより
東善寺 燈籠坂大師堂
所在地:〒299-1622 千葉県富津市萩生 3−2
「燈籠坂大師の切通しトンネル」は、弘法大師が行脚中に腰を休めたとされる場所に位置し、東善寺の飛地境内地として知られています。
このトンネルは、明治から大正時代にかけて手掘りで作られ、昭和初期には地元住民によって鋸山の石切り技法を用いて改修されました。
トンネルの全長は約100メートル、高さは約10メートルで、特に夏には涼しい風が吹き抜ける隠れた名所として人気があります。
トンネルは、燈籠坂大師堂へと続く参道の一部であり、急な上り下りを解消するために掘られた経緯があるようです。
参道の入口には赤い門があり、トンネルを抜けると東京湾の美しい景色が広がります。
トンネルの壁面は手掘りのため、自然の光と影が美しいコントラストを生み出し、写真映えするスポットとしても知られています。
現地はお寺(仏教)であることから、神社(神道)ではないので、番組表記には該当しないかもしれません。
ただ、番組表記には『神社!?』と最後に「ビックリマーク」や「クエスチョンマーク」など、疑問も感じさせますから、神社とは限らないのではないでしょうか?
*参考元 | URL |
---|---|
ちば観光ナビ | https://maruchiba.jp/spot/detail_10326.html |
富津市 | https://www.city.futtsu.lg.jp/0000000606.html |
東京湾フェリーで遊ぶ南房総 | https://www.wakuwaku-bousou.com/watch/tourou_tonneru/ |
2-2. 千葉県富津市萩生「海の神社」
千葉県富津市萩生に位置する「海の神社」は、正式な名称がはっきりしないことから、通称と見られているようです。
Googleマップなどでは、「海の神社」と表記されています。
この神社は、洞窟の中にあり、訪れる人々に神秘的な体験を提供しているようです。
トンネルと言うよりは、洞窟なので、番組表記の『トンネルの抜け道の先にある神社!?』とは該当しないかもしれません。
洞窟に入る時点で鳥居らしきものがありますから、既に違う気がします。
「海の神社」は、地域の信仰の対象として古くから存在しており、祭神は明確には記されていませんが、海に関連する神々、特に金毘羅様が祀られているのではないかと考えられています。
この神社は、周囲の自然環境と密接に結びついており、訪れる人々にとっては隠れた宝物のような存在です。
「海の神社」は、洞窟の奥に位置しており、複雑な構造を持っています。
洞窟の中は静寂に包まれ、波の音が聞こえない隔絶された空間が広がっているようです。
この独特な環境は、訪れる人々に特別な感覚を与えます。
YouTubeで現地を配信している方がおられるので、興味のある方は視聴してみてください。
*参考元 | URL |
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@tuborion・チャンネル | https://youtu.be/J4SYgsswTyU?si=vcnYsXc2ffOE2QNk |
note | https://note.com/captain_murasha/n/n7c480283f190 |
2-3. 千葉県睦沢町「諏訪神社」
千葉県睦沢町に位置する「諏訪神社」は、807年に創建されたとされ、信濃国の諏訪大社から分霊を勧請した神社です。
引用元/Googleマップより
所在地:〒299-4413 千葉県長生郡睦沢町上之郷 1794
この神社は、古事記に登場する建御名方神(たけみなかたのかみ)を主祭神として祀っています。
社殿は高台にあり、急な石段を登ると、周囲の田園風景を一望できるようです。
この神社には、「瞳のトンネル」というものがあります。
「瞳のトンネル」は、諏訪神社の社殿の裏に位置する自然に形成されたトンネルで、形状が瞳に似ていることからこの名が付けられました。
睦沢町の諏訪神社裏にある小さなトンネル。
— けんどぼり (@mSo4Ag42DtZSgir) February 20, 2021
このトンネルをくぐっている姿を写真に撮ると瞳のように見えることから「瞳のトンネル」と呼ばれている。
ちなみに抜けた先には民家があるので注意。#トンネル #睦沢町 #隧道 pic.twitter.com/ARdBZ1tvZw
引用元/@mSo4Ag42DtZSgir Xより
このトンネルは、訪れる人々にとって隠れたフォトスポットとして人気があるので、ご存知な方も多いのではないでしょうか?
トンネルの先には竹林が広がっており、自然の美しさを楽しむことができます。
ただ、これも番組表記の『トンネルの抜け道の先にある神社!?』とは該当しないかもしれません。
ほとんどの方が、竹林がある場所から、「瞳のトンネル」を抜けて、諏訪神社の社殿の裏に来ることはないと思われます。
通常は神社の鳥居から入るのが基本で、そこから社殿に拝んだ後、裏の「瞳のトンネル」へと行くでしょうから、番組表記に該当しない気がするのです。
竹林側から、町へ通じている経路があると可能性がありますが、この点は確認できていません。
*参考元 | URL |
---|---|
@papagecchi・チャンネル | https://youtu.be/Qe1NvS0pOr4?si=454Vr5LbQ6r8bE81 |
外房めぐり | https://www.dai-naka-oha.com/suwa-shrine-mutsuzawa-town/ |
まとめ
番組で取り上げられた千葉県内で『トンネルの抜け道の先にある神社!?』についてでした。
番組で取り上げられているのは、君津市正木にある「山王神社」ではないでしょうか?
「山王神社」は、断崖絶壁に社殿が建てられており、静寂と神聖な雰囲気を醸し出しています。
他にも、ニュアンスは違いますが、3つの施設を取り上げました。