バンド 「Ryu Matsuyama」は、イタリア生まれでボーカル・ピアノのRyuさん、ドラムのJackson(ジャクソン)さんからなるピアノスリーピースバンドです。
彼らの音楽は、英語と日本語が交錯する独特のスタイルで、ポップ、ジャズ、ヒップホップなど多様なジャンルを融合させています。
2012年の結成以来、彼らは独自の音楽世界を築き上げ、聴く人々に深い感動を与えているようです。
今回は彼らの経歴や楽曲の特徴、さらに「ぶらり途中下車の旅」のテーマ曲になっている「ATOMS」に込められた魅力について迫ります。
1. バンドRyu Matsuyamaのメンバー経歴
Ryu Matsuyama『ATOMS』配信開始🚃
— 音楽配信サイト【mora】🎧 (@mora_info) July 5, 2025
日本テレビ『ぶらり途中下車の旅』7月テーマ曲に決定!
moraでは高音質のハイレゾ音源も配信中🎧✨
ぜひmoraで最新作をお楽しみください❣️https://t.co/csvjyrwwGD
引用元/@mora_info Xより
Ryu Matsuyamaの現在のメンバーは、RyuさんとJackson(ジャクソン)さんの二人です。
3人体制で活動していた時期もあり、現在は脱退していますが、元メンバーのTsuru(ツル)さんの経歴も簡潔に触れておきます。
1-1. Ryuさんの経歴
バンドの中心的な存在でであるRyuさん(ボーカル・ピアノ)は、20年間をイタリアで育ち、2010年に日本に移住しました。
情報によれば、幼い頃からピアノを習っていましたが、一度は挫折し、中学生でギターを始めてバンドを組んでいた時期があります。
彼のイタリアでの幼少期は複雑な環境で育ち、日本人でありながらイタリアで生まれたため、「アイデンティティクライシス」に悩まされていたようです。
その悩みとは次の通りです。
イタリアの友人からは「お前は日本人だ」と言われ、日本人の友人からは「イタリア人だ」と言われる環境で、イタリアではレイシズムも経験し、早い段階で「自分は何者なんだろう?」という疑問を抱えながら成長しました
※一部分を抜粋しています
参考元/https://www.cinra.net/article/interview-201705-ryumatsuyama
「アイデンティティクライシス」とは、自分自身の存在や価値、役割について深く悩み、混乱に陥る心理的な危機状態を指します。
Ryuさんのイタリアでの幼少期は、複雑な環境から自問自答を自身で繰り返していたのかもしれません。
その経験が後に彼の楽曲に影響を与え、癒し要素の多いサウンドを生み出しているのでしょう。
2012年には、Ryuの名前をそのまま冠して「Ryu Matsuyama」としてバンド活動をスタートしました。
Ryuさんは、バンドのフロントマンとしてボーカルとキーボードを務めるほか、楽曲制作も手がけ、今も第一線で活躍中です。
1-2. Jacksonさんの経歴
Jackson(ジャクソン)さんは、2014年にRyu Matsuyamaに加入したドラマーです。
彼はバークリー音楽大学に留学していた経験を持ち、バンドに参加する前から音楽的なバックグラウンドが豊富です。
Jacksonさんは、バンドのリズムセクションを支える重要な役割を果たしており、彼のドラムスタイルはRyu Matsuyamaの音楽に独特のダイナミズムを加えています。
1-3. 元メンバー Tsuruさんの経歴
元メンバー Tsuru(ツル)さんは、Ryu Matsuyamaの結成当初からのメンバーで、ベースを担当しています。
彼は2012年にバンドが結成された際から参加しており、バンドの音楽スタイルや方向性に大きく貢献してきました。
2024年5月には、個人的な音楽活動を始めるためにバンドを脱退することを発表しており、脱退の理由として、彼は「自分なりの音楽を始めていきたいという想いが強くなった」と述べられているようです。
以後、現在のRyu Matsuyamaは、RyuさんとJacksonさんの2人体制となり、より洗練されたサウンドを追求しています。
バンドの結成と経歴について簡潔に記載しておきます。
- 2012年に「Ryu Matsuyama」としてバンド活動をスタート
- 当初はRyuとベースのTsuruの2人編成
- 2014年にドラムのJacksonが正式に加入し、3人編成
- 2018年のメジャーデビュー後は、FUJI ROCK FESTIVALや、タイ、台湾などの海外の音楽フェスにも出演
- 2022年にドラマ『オールドファッションカップケーキ』の主題歌担当
- 2024年にNHKドラマ『ケの日のケケケ』の主題歌や劇伴・テーマ曲などを担当
- 2024年5月にメンバーのTsuruが脱退し、再び2人編成となる
2. バンドRyu Matsuyamaの楽曲の特徴
イメージ画像
バンドRyu Matsuyamaの楽曲の特徴について、以下の通りで進めます。
1. 音楽性とサウンド
2. サウンドの特色
3. 歌詞とメッセージ性
4. 歌詞の特徴
2-1. 音楽性とサウンドについて
Ryu Matsuyamaの音楽はインディーR&Bやポストロックなど多様なジャンルを昇華したボーダレスで壮大なサウンドスケープが特徴です。
異なるルーツがあるメンバー同士の融合により、いろんなジャンルを感じさせる楽曲が生まれています。
2-2. サウンドの特色について
Ryu Matsuyamaのサウンドの特色は、ピアノを中心とした楽曲構成やエレクトロニック要素とジャズ・ブラックミュージック要素の融合などがあります。
また、ポップスでありながらアンビエント要素も含み、かつてはメンバー三人で周波数的にロー、ミドル、ハイの領域を全て出すサウンドを構築していました。
2-3. 歌詞とメッセージ性について
Ryu Matsuyamaの歌詞とメッセージ性については、Ryuさん歌詞の人の成長についてのストーリーが核となった自己対峙の歌詞が特徴的です。
Ryuさんは、歌詞について次のうように語っています。
どんなに「You」に歌っていても、結局それは自分に向けて書いており、「大丈夫、心配ないさ」と自分に言い聞かせている。
引用元/https://www.cinra.net/article/interview-201705-ryumatsuyama
Ryuさんは、歌詞において相手に伝えていても、それは自分に向けた言葉であり、自ら問題を考えつつ、自ら答えを導きだしているようですね。
2-4. 歌詞の特徴
Ryu Matsuyamaの歌詞の特徴は、自問自答と成長をテーマにした内容であり、Ryuさん自らが体験したレイシズムを通じて「弱い自分でいいじゃないか」という受容的メッセージが込められています。
この受容的メッセージは無理に克服するのではなく、弱さの理由を探りつつ、最終的に、人間らしさや人間性を深く考えさせるような内容にたどり着くことが答えであるとRyuさんの思いが込められているようです。
まさにRyuさんが言われた、「人生を旅になぞらえた自問自答」という表現こそが、Ryu Matsuyamaの歌詞の特徴と言えます。
- 『Thinking Better』(2014) – デビューミニアルバム
- 『Grow from the ground』(2015)
- 『Leave, slowly』(2017)
- 『Between Night and Day』(2018) – メジャーデビュー作
- 『Borderland』(2020)
- 『from here to there』(2022)
- 『NHKドラマ「ケの日のケケケ」オリジナル・サウンドトラック』(2024)
*参考元 | URL |
---|---|
@RyuMatsuyama・チャンネル | https://www.youtube.com/channel/UC0_iDUtXJ5YaXW7bNetYH0Q |
3. ぶらり旅のテーマ曲「ATOMS」に込められた魅力について
“ATOMS” New Music Video
— Ryu (Ryu Matsuyama) (@ryumatsuyama) August 2, 2025
Now Available on YouTube!!https://t.co/OQjxdbjCqw
引用元/@ryumatsuyama Xより
「ATOMS」は2025年7月6日にリリースされた最新シングルで、日本テレビ『ぶらり途中下車の旅』7月のテーマ曲に決定しました。
この曲は、シンセとブラスの音色が特徴的で、聴く人を美しい景色へと誘うような感覚を持っています。
Ryuさんのコメントによると、幼い頃によく訪れていた母の故郷を大人になって久しぶりに歩いたときの体験から生まれた楽曲であるそうです。
すっかり姿を変えた街並みの中を散策していると、ふいに子供時代の思い出があふれるように蘇り、そのときの感情をそのまま曲に込めたようですね。
SNSでは、「ATOMS」の楽曲について、音源が感慨深かく、旅番組にマッチした楽曲との声があります。
サウンドの特徴や携わった方は次の通りです。
- 前作に引き続きodolのKoki Moriyamaが編曲に参加
- 管楽器隊として竹内悠馬(トランペット)、大田垣正信(トロンボーン)、伊藤修平(チェロ)が参加
- ダンサブルで開放的な仕上がり
- デモ段階ではダークな雰囲気だったが、アレンジによって一気に色づいた
- シンセとブラスの音色が特徴的で、聴いているとどんどん景色が広がっていく感覚
*参考元 | URL |
---|---|
Ryu Matsuyama | http://ryumatsuyama.com/about/ |
アンコール | https://e.usen.com/interview/interview-original/from-here-to-there.html |
CINRA | https://www.cinra.net/article/interview-201705-ryumatsuyama |
skream | https://skream.jp/news/2024/04/ryu_matsuyama_tsuru.php |
OTOTOY | https://ototoy.jp/news/124596 |
j-wave news | https://news.j-wave.co.jp/2025/07/content-4414.html |
まとめ
バンド Ryu Matsuyamaの経歴や、ぶらり旅のテーマ曲「ATOMS」に込められた魅力についてでした。
バンド Ryu Matsuyamaは、イタリア生まれのRyuさんとJacksonさんからなるピアノスリーピースバンドです。
2012年に結成され、独自の音楽スタイルを確立してきました。
彼らの楽曲は、英語と日本語が交錯するボーダレスなサウンドが特徴で、ジャズやヒップホップなど多様なジャンルを取り入れています。
ぶらり旅のテーマ曲「ATOMS」に込められた魅力については、聴くことで広がる景色を感じさせる内容となっています。
子供時代の感慨深い思い出が甦るようです。
Ryu Matsuyamaの音楽は旅やアイデンティティをテーマにしており、聴く人に共鳴するメッセージを届けています。