皆さん、こんにちは。人によっては時期的に面接で入社内定を戴いて働いておられるのではないでしょうか。
入社した当初は、わからない事が多くあり戸惑っても、いるのではないでしょうか?
そして、時間経過によっては「希望していた部署じゃない」とか「こんなはずじゃなかった」と思われている人もおられるかもしれません。私自身も転職と退職を何度も繰り返していました。
今回は、私の失敗談を元に語らせていただきたいと思います。
私の失敗談で少しでも皆さんが入社後のギャップに悩まないようにしていただけると幸いです。
しかし、現実には入社して見ないとわからない事もありますが、くれぐれもブラック企業にだけは、気を付けてください。では、面接前や入社前から語らせていただきます。
入社後のギャップ「こんなはずじゃなかった‼」
1.求人情報について
*1-1.求人情報の年収やみなし残業代に気を付ける
就職前に必ず求人情報の確認をされる事でしょうが、年収や年俸、みなし残業という記載には注意すべきです。年間に支払われる給与が既に決まってケースもあります。
特にみなし残業代については、よく確認しておく事です。
例え残業をしなくても良い月間がある時でも、みなし残業代を貰えるので一見にはお得に思えますが、みなし残業代以上の勤務をしても、それ以上の残業代が出ないケースもあります。
また、みなし残業代のある企業は基本給自体が低く設定されている事がよくありますので、これも確認が必要です。
私が求人情報で思う事ですが、年収や年俸というものは年間の見通しでしかないので当てが外れる場合もあると思いますので、年収や年俸よりは一月間に貰える確実な給与の方が重要と考えます。
みなし残業にしても、みなし残業代以上の残業代が出るかどうかをよく確認するべきです。
*1-2.記載事項のアットホームな職場に気を付ける
求人情報の記載事項にアットホームな職場という記載をよく見かけたりする方もおられるのではないでしょうか?
私自身もこのような記載を20年、30年前からよく見かけてますが、これには色々な見方や考え方ができるので注意が必要です。私の私見で語らせていただきたいと思います。
- 企業に誇れるほどの業績が無い、または人間関係が劣悪な事で記載している場合がある。
- 長時間労働のある企業でアットホームな職場を好き勝手に家族と捉えて「家族だから出来るよね!」などとサービス残業を強いる会社。(職場の方は家族ではありません、紛れもない赤の他人です‼お忘れなく!)
- 休日なのに、やたらと会社のイベント(飲み会など)が多い。(プライベートを邪魔されたくない方にはキツイ)
- 自分の功績で会社の業績を上げて金一封を貰っても、その金一封で部署内の社員全員に奢らないとイケナイという悪しき慣例がある企業。(金一封を頂いても意味がないし、嬉しくもない)
- 会社の会社内の中だけがアットホームであり新人の方が入社されても必ずしもアットホームな関係になれる訳ではない。その会社内の人間関係に合わなければ邪魔者にされる場合もある。
以上が、アットホームな職場に注意すべき事です。
全ての企業が当てはまる訳ではありませんが、中にはブラック企業的な要素を匂わせるようなものもあると思いますので、あまりアットホームな職場と記載されている企業はオススメできません。
*1-3.企業内の平均年齢を確認する
求人情報に必ず記載がある訳ではないですが、あれば確認しておくべきです。
どのぐらいの世代の方が勤務されておられるのかを確認することで長年まで勤務する事が可能なのか無理なのかを判断できます。
平均年齢が30~40代であるとすればシニア世代には向かない職場という事がいえます。これからの時代は若者の人口が激減していくでしょうから働く世代の平均年齢は、必ず上がっていくはずです。
ひとつ注意していただきたい事があります。平均年齢の高い会社には気を付けてください。
少し私自身の話をさせてください。私が40代半ばの時に勤務していた会社ですが、約50人ぐらいの小企業でした。
求人情報に平均年齢が記載されてないので、わからなかったのですが入社してみると平均年齢60代ぐらいで若い世代20代~30代あたりの方が4人で、50代~60代以上の方が40人ぐらいというありさまでした。
正直に「この企業は大丈夫なのか?」😟という思いでした。
私は若い世代ではないのですが、やたらと面倒で中には向いてない仕事まで押し付けられており「内心、これはヒドイな」😣と思いつつ作業してました。
年齢層の高い人が多いので退職されるたびに他の方がするべき業務を私自身に廻してくるので、いつまでもこんな事はやれないと思いましたし、経営者も給与を上げる気持ちも無いので退職しました。
この話から言える事は平均年齢がシニア世代の多い企業に勤めると若い世代が少ない場合、自分自身の負担ばかりが増え続けていくという事です。
2.面接官の対応について
*2-1.面接時に採用条件を変更(特に給与金額)してくる
皆さんは、採用条件の勤務内容から給与金額の確認までされて面接をされている事と思いますが給与金額の変更を求められた事はありませんか?
私は社会人生活を約30年間勤務してきたのですが、1件だけ給与金額の変更を求めてきた企業がありました。
その時の面接官の方が、求人掲載されていた給与金額を見ながら「給与もボーナスも、こんなにも出せません。」と言われ少ない給与金額を提示して「これで、どうですか?」と言われました。
私も給与の取り決めでこんな提示のされ方は初めてでした。
「なんで?求人掲載に嘘を記載したの?」という思いでした。ここで言える事は提示された給与金額に納得できるかという事です。納得できなければ止めておきましょう。
*2-2.面接時に採用(希望)部署ではなく他部署を進めてくる
誰もが求人掲載の部署内の内容を確認して面接されていると思いますが、他部署を進められた事はおありでしょうか?
こちらは希望の部署での勤務内容で面接を受けているのですから他部署を強く進めてくるのは少し失礼な気もしますが、中小企業でのいい加減な経営をしている所ではよくありがちです。
その他部署に人が欲しいのであれば尚更の事、求人掲載に記載していれば良いだけの事です。
ここで言えるのは希望部署以外の部署を進めてくるのは、断っても良いかと考えます。それで採用がダメになるのも良いと思うのです。
仮に入社して、その他部署に勤務したとして自分の能力に合う仕事であれば良いですが反対に全く不得意な仕事であり、永らくそこで勤務するとなるとストレスが溜まっていくかもしれませんので別の職場を考えた方が良いと思うのです。
3.入社後のギャップについて
*3-1.入社、半年後に経営悪化による状況変化
これは、どこの企業にも起こり得る事ですので入社してから経営が悪化するかどうかまで先読みする事は難しいと思います。問題は、その後の企業の対応の仕方にあります。
経営が悪化すると経営者は資金を出し渋りをして社員の給与を減額する傾向が多く見られます。
更に経営者がこの先に考える事はリストラか現状維持のままにして社員に長時間労働を強いり、あわよくばサービス残業に持ち込もうと考える経営者が非常に多いです。
ここまで来ると改善される見込みが無いと思いますので会社に見切りを付けて労基に駆け込むなどして次の職場を考えるべきだと思います。
まだ、経営が悪化して給与が減額されたとしても長時間労働がなくサービス残業もなく勤務している分だけの給与がキチンと支払われているのなら考える予知もあると思います。(人によって減額された給与に納得できるかどうかによりますが?)
*3-2.入社7年内で部署を何度も替えられる
私の勤務していた企業のひとつで経験した事ですが、入社7年内で部署を5度も替えられました。
5度も替えられた事から私自身が無能に思われるかもしれませんが、確かに無能ではありました。(笑!😄)
無能ではありましたが、5度も替えられた理由は誰も行きたがらないであるとか勤務内容で体力的にキツイ部署という事であり、要は人が嫌がる部署へ廻されたわけです。
この当時の私は20代前半であり体力的にも耐えられたわけです。そして、たまたま仕事の勤務内容が自分自身に合っていて好都合だったのです。
ここで言える事ですが、あまり物事が上手く出来ていくと重宝に色んな部署へ廻される可能性があるので時には断る事も必要です。
中には自分自身に不得手な業務もあるかもしれませんので苦手だと感じたら断りましょう。(ストレスが溜まります‼)
*3-3.入社後の希望部署から他部署への移動
入社前の面接において希望部署内容の採用で受けられている事と思いますが、入社後に希望部署に配属で勤務していたとしても時と場合によっては他部署への移動をお願いされることもあるかもしれません。
この場合に断りたい考えであるのなら入社前の面接時にあらかじめ他部署への移動があるのかを面接担当官に確認をとっておく必要があります。
その時点で他部署への移動が無いという了承を得ていれば、例え移動を進めてきても断る事は可能だと思います。
よく会社内での自分の評価を下げたくないばかりに渋々上司の言われる事にOKして他部署に移る人もおられますが、嫌々に従っていくのであれば止めておいたほうが無難です。
おそらく苦手な業務であったなら支障がでるかもしれませんし、ストレスも溜まります。
私見
皆さん、いかがだったでしょうか?これが今まで私の経験して見てきた考えや思いです。
入社後のギャップで思い悩む方が多いですが、何より一番に大事な事は、面接時によく担当官に勤務内容について確認をとる事です。
面接時に印象を良く見せる為に言いたい事や聞かなといけない事などを言い出せずに怯んでしまいそうですが、キチンと担当官に考えや思いを伝えるべきです。
伝えた事で会社側がどう評価するかはわかりませんが、会社側の本音が少しは見えてくるのではないでしょうか?
自分自身の人生を左右する事ですので怯まずに進んでほしいのです。
そうする事で少しでも入社後のギャップを軽減できるのではないかと思うのです。
以上が私の考えや思いです。記事に付き合っていただきありがとうございました。