7月26日放送「ぶらり途中下車の旅」で、水のせせらぎの音が聞こえる『カッパの壺』という不思議なものが紹介されています。
この不思議なカッパの壺があるのは、河津町にある栖足寺(せいそくじ)というお寺ではないでしょうか?
おそらく、旅人の横尾渉さんも現地を訪れていると思われます。
今回は河童伝承のある栖足寺の特徴や不思議なカッパの壺について、簡潔に触れていきます。
※番組内容と相違があるかもしれません
1. 河津町にある栖足寺の歴史と特徴
栖足寺(せいそくじ)は、静岡県河津町に位置する700年以上の歴史を持つ臨済宗の古刹で、「河童の寺」としても知られています。
1月3日に静岡県賀茂郡河津町の栖足寺に参拝しました。
— がんてつ (@ZkAjc48LjgR0is5) January 10, 2021
伊豆八十八箇所霊場の第三十五番札所であり、
日本昔ばなしの「かっぱのかめ」のお話の舞台になったお寺です。
御朱印帳には通常御朱印と、見開き御朱印が書き入れてある御朱印帳をい拝受しました。#臨済宗#栖足寺 #日本昔ばなし pic.twitter.com/LSPVu71wm2
引用元/@ZkAjc48LjgR0is5 Xより
現地へは、伊豆急行線の河津駅から徒歩8分で着くようです。
この寺は1319年に創建され、河津川の近くにあり、栖足寺には、特に河童にまつわる伝説が数多く残されています。
因みに、このお寺は鎌倉幕府の執権 北条時宗の親族である北条政儀が真言宗の寺院として政則寺という寺名で建立したようです。
その後、政儀の要請によって、ある人物がその寺の開祖として迎えられ、宗派を禅宗に改め「栖足寺(せいそくじ)」と名を改めました。
栖足寺の境内には、河童に関連する記念碑やギャラリーもあり、河童の文化や伝説を感じることができるでしょう。
また、本堂の天井には美しい絵が描かれており、訪れる人々を魅了します。
毎年2月には河津桜まつりが開催され、特別な御朱印も提供されるため、観光名所としても人気があるようです。
2. 河童伝承と不思議なカッパの壺とは?
栖足寺の伝説によると、昔、住職がいたずら好きな河童を助けたことがきっかけで、河童が感謝の印として「河童の壺」を残したとされています。
この神秘的な体験は、訪れる人々にとって特別な魅力となっています。
河津にある河童の寺として知られる栖足寺に。境内に足を踏み入れると最初に目が行くのが「河童の甕」のお話を模した像。ちなみにこの壺は寺の宝として保管されているそうです。また、少し離れた位置にある南禅寺には天狗の伝承があるらしいですが、今は休館なんだとか。残念!#河童#御朱印 pic.twitter.com/vJk7zWf4yt
— ちば (@norikenkid) March 12, 2022
引用元/@norikenkid Xより
「河童の壺」は、古瀬戸風の黒褐色の焼き物で、高さ約36cmの壺です。
底には「祖母懐加藤四郎左衛門」との記銘があり、江戸時代中頃の作とされています。
この壺は、河童が住職に助けられたお礼として置いていったもので、今でも寺の宝として大切にされています。
3. 栖足寺の運営情報
- 所在地:〒413-0515 静岡県賀茂郡河津町谷津256
- 運営時間:9:00~16:00
- 定休日:木曜日
- TEL:0558-32-0896
- ウェブサイト:https://kappa.live/
- Facebook:https://www.facebook.com/kappatera
- Instagram:https://www.instagram.com/kappa_dera_seisokuji/
- 交通アクセス:伊豆急行線の河津駅から踊子花街道経由で徒歩8分
*参考元 | URL |
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栖足寺(公式サイト) | https://kappa.live/ |
ホトカミ | https://hotokami.jp/area/shizuoka/Hmmts/Hmmtstr/Dmzza/71134/ |
まとめ
番組で紹介された水のせせらぎの音が聞こえる「不思議なカッパの壺」についてでした。
横尾渉さんは、おそらく栖足寺を訪れているのではないでしょうか。
栖足寺は河童というユニークなテーマを軸に、歴史、文化、そして不思議な体験が融合した、魅力的なお寺と言えるでしょう。