瀬戸内海にある穴だらけの島とは?【何だコレミステリーで話題】

瀬戸大橋 ベンチ 坂出市
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テレビを見ていて、「え、何この島…?」と思った人も多かったかもしれません。

瀬戸内海に浮かぶ島なのに、地面巨大な穴いくつ空いていて、まるで隕石でも落ちたような景色

SNSでも「ゲームのマップみたい」「日本にこんな場所あるの?」と話題になっていました。

YouTube動画でも話題に挙がっていましたから、既にご存知な方もおられるのではないでしょうか。

何だコレミステリーでの公開情報の画像から見て、この島の名前は小与島(こよしま)と思われます。

小与島について調べてみると、この不思議な景観にはちゃんと理由がありました。

しかも、単なる珍スポットではなく、長い歴史産業の盛衰が詰まった島だったのです。

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目次

1. 小与島はなぜ穴ボコだらけなのか?

小与島は香川県坂出市与島町に属します。

画像元/Googleマップ

結論からいうと、この穴は自然にできたものではありません。

小与島は昔から石を切り出す「採石の島」として使われていて、長年にわたって山そのものを削ってきた結果、現在のような独特の地形になりました。

島に空いた大きな穴は、昔の石切り場の跡

その後、雨水などがたまって池のようになっています。

写真だけ見ると異世界感がありますが、実際は人の営みが長い時間をかけて作った景色なのです。

しかも、この島の石はただの石ではありません。

与島石」とも呼ばれ、戦国時代には大坂城の石垣にも使われたとされ、江戸時代にも再築用の石材として切り出されていました。

つまり小与島は、昔の城づくりから近代開発まで支えていた“働く島”だったわけです。

2. 昔は人が暮らしていた島だった

今の小与島を見ると、正直「人が住んでいたの?」と思ってしまいます。

採石が盛んだった時代には人が暮らし、最盛期には190人ほどが生活していたそうです。

ただ学校は島内になく、子どもたちは船で通学。

想像するとかなり大変そうですが、それでも仕事があり、人の生活があり、島として成り立っていました。

ところが時代が変わります。

採石資源が減り、さらに海外から安い石材が入ってくるようになると産業は縮小

仕事を失った人たちは少しずつ島を離れていきました。

繁栄していた場所ほど、終わったあとに静けさが残る、、、そんな印象を受けます。

3. 瀬戸大橋ができても、小与島だけは取り残された

瀬戸大橋 坂出市
画像元/写真AC:これこれ

ここが個人的に少し切なく感じた部分でした。

1988年、瀬戸大橋が開通。

周辺の島は交通や観光の恩恵を受けました。

でも、小与島は橋で直接つながりませんでした

近くに巨大な橋が見えるのに、自分たちはそこへ行けない。

しかも船便は減少

便利になるどころか、結果として孤立感が強くなったとも言われています。

「瀬戸大橋の陰で取り残された島」

この表現は少し重いですが、背景を知ると妙に納得してしまいました。

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4. 島を救うはずだった“アクア小与島”という夢

採石が終わったあと、島は観光リゾートという新しい道を目指します

その象徴が「ホテルアクア小与島」。

当時の瀬戸大橋ブームに合わせて、島全体をリゾート化する構想まであったそうです。

全室オーシャンビュー

プールテニスコート付き

かなり本気の計画だったことが伝わってきます。

ただ、時代はバブル崩壊へ

需要予測もうまくいかず、ホテルは短期間で閉業

情報によれば、1991年に開業し、1997年頃に閉鎖

現在は廃ホテルとして残っています。

かつては、採石で栄え観光で再起を目指し、そして静かになった島

そう考えると、廃墟というより「時代の跡地」に近いのかもしれません。

*参考元URL
@haiken_haikyo・チャンネル
『ほぼ無人島に残されたバブル廃墟ホテルを訪問した【アクア小与島】』
https://youtu.be/98a2Zc-yFsg?si=zqrTMHa-Pv5idIYL

5. 現在、小与島には何人住んでいる?

ここは情報が少しややこしい部分です。

近年は「夫婦2人だけが暮らしている」という説明を見かけることが多いようです。

2015年の情報では1組の夫婦のみとあります。

一方で、住所だけ残している人や縁のある人もいて、数字によってはもう少し多く見えることもあります。

なので、、

  • 実際に生活している人=ごく少数
  • 制度上つながっている人=もう少し多い

というイメージが近そうです。

島として考えるとかなり厳しい状況ですが、それでも完全に無人ではないところに、また独特の存在感があります。

何だコレミステリーの公開情報では『住民の1人が住んでいるらしい』とのことなので、現在の事情は変わっているのかもしれません。

番組では具体的な詳細が語られているのではないでしょうか。

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まとめ|小与島は“穴だらけの島”ではなく、歴史が削った島だった

最初は「何この不思議な島?」くらいの興味でした。

でも調べてみると、小与島はただの珍スポットではありません。

石を切り出し日本の歴史を支え産業が終わり観光にも挑戦し、それでも時代の流れに取り残されていった。

今見えている廃ホテルは、全部その歴史の積み重ねなのでしょうね。

もしテレビを見て気になった人は、単なる“穴ボコの島としてではなく、その背景まで知って見ると印象が少し変わるかもしれません。

*参考元
小与島「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」
坂出市観光協会
離島経済新聞
NHKアーカイブス
hotetu.net

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