家庭の照明でグローランプ(電子点灯管)が外れないということは、通常ではないと思います。
なぜなら、通常は左に回せば外れるはずだからです。
今回 この外れない時というのは、グローランプ(電子点灯管)自体を覆っているプラスチックが粉々に砕けて、回せないし、外せないという状況からの対処です。
もし、筆者と同じ状況でお困りでしたら是非とも記事を読んでみてください。
1. はじめに(グローランプ交換理由)
はじめに、グローランプ(電子点灯管)を交換する理由についてですが、通常は交換した電球や蛍光灯が点かないからというのが理由だと思われます。
筆者の場合は元々、豆電球のフィラメントが点かないことから交換することでグローランプ(電子点灯管)に接触してしまったのです。
そんなに力強く接触したつもりはないですが、グローランプ(電子点灯管)を覆っているプラスチックが粉々に砕けてしまいました。
画像を見てお分かりだと思いますが、豆電球の場所とグローランプ(電子点灯管)の場所が異常に近いため接触したのです。
流石に金属部分は回し込みで入り込んでいますから、回して取り外すこともできません。
この状況で取り出す対処法を紹介します。
因みに粉々に砕けたのは 45年前から使っている照明なので、劣化したのだと思われます。
2. グローランプ(電子点灯管)が外れない時の対処法!
準備するものは瞬間接着剤と電気の切れて使えない豆電球(ナツメ球/E12口金)です。
この豆電球を入れ込む時の金属部分のサイズが重要です。
作業する前に照明の元を外して床下で行うのが理想ですが、面倒に感じる人はそのままの状態で作業されるのではないでしょうか?
そのままの状態で作業されるのは悪くはないのですが、瞬間接着剤を使いますので、顔や目に入れないように気をつけてください!
先ず、プラスチックが砕けたグローランプ(電子点灯管)の中に黒くて細長いフィラメントを取らないといけません。
一応は軍手をしてから、フィラメントを左回りに回していけば、外れるはずです。
ここで注意すべき点があります。
※一般的な接着剤を電池切れしたグローランプの金属部分に付ける場合、化学反応が発生する可能性は低いですが、使用する接着剤の種類によっては注意が必要かもしれませんので、シールテープを貼って金属に触れるのを防ぐのも有効です。
筆者は直にグローランプの金属部分に瞬間接着剤を付けましたが、用心のためにシールテープを貼っておくと化学反応の発生リスクを抑えられるかもしれません。
同じサイズで代用できるものがあれば、豆電球である必要はないですね。
グローランプ(電子点灯管)の中のフィラメントを外したら、豆電球の金属部分部分に瞬間接着剤を塗ります。
塗った豆電球を壊れたグローランプ(電子点灯管)に回しながら入れ込んでください。
入れ込んだら、接着するのに1分ほど待ちます。
(通常の瞬間接着剤は30秒かもしれません)
接着した状態の豆電球を左回りに回していけば、取り外せるはずです。
上記の画像は、壊れたグローランプ(電子点灯管)の中に接着剤を塗布した豆電球を回し入れ込んで、接着された状態のものを左回りに回して取り外したものであります。
グローランプ(電子点灯管)の金属部分のサイズと豆電球のサイズを比較したものが、こちらの画像です。
比較する必要はないかもしれませんが、お互いのサイズ違いの画像を載せました。
以上が、グローランプ(電子点灯管)が外れない時の対処です。
これは筆者が対処した方法なので、豆電球(ナツメ球/E12口金)のサイズで代用できるものがあれば外れると思います。
3. まとめ
家庭の照明のグローランプ(電子点灯管)が外れない時の対処についてでした。
対処に使ったのは、瞬間接着剤と電気の切れて使えない豆電球(ナツメ球/E12口金)です。
対処法は次の通りです。
・①グローランプ(電子点灯管)の中のフィラメントを左回りに回していけば、外れるはず!
(軍手すべきかも)
・②フィラメントを外したら、豆電球の金属部分部分に瞬間接着剤を塗る!
(シールテープを貼っておくと化学反応の発生リスクを抑えられるかも)
・③塗った豆電球を壊れたグローランプ(電子点灯管)に回しながら入れ込む!
・④入れ込んだら、接着するのに1分ほど待ちます。
(通常の瞬間接着剤は30秒かもしれません)
・⑤接着した状態の豆電球を左回りに回していけば、取り外せるはず!
以上がまとめたものです。
グローランプの金属部分に接着剤を付ける場合、化学反応が発生する可能性は低いですが、用心のためにシールテープを貼っておくと化学反応の発生リスクを抑えられるかもしれません。
豆電球(ナツメ球/E12口金)のサイズで同じものがあれば代用できるはずなので、豆電球にこだわる必要はないと思います。