漫画「顔に泥を塗る」を実写化し、俳優の髙橋ひかるさんが主演されることが話題になっています。
登場人物の中で主人公 美紅と付き合っている結城悠久(ゆうき はるひさ)がモラハラ男へと変貌していくようです。
何故、モラハラ男へと変貌していったのかについての心理状況を推測してみました。
結城悠久の性格や特徴
先ず結城悠久の性格や特徴について触れておきます。
筆者は漫画やドラマの登場人物については存じないので、テレビ朝日のキャスト|土曜ナイトドラマ『顔に泥を塗る』から内容を見てみます。
『美紅の彼氏でエリート弁護士。』
引用元:テレビ朝日 キャスト|土曜ナイトドラマ『顔に泥を塗る』より/
『通称・ハル。頭が良くて優しく、学生時代からみんなの人気者だった。』
『派手な装いを嫌い、「清楚が好き」という理由で、美紅が派手な化粧することを好まない。』
『穏やかな口調で、いつも「美紅のため…」と気遣って優しかったはずが、美紅がイヴと出会ってメイクをしたことでモラハラ男へと豹変し、美紅を追い詰めていく。』
※一部分を区切って抜粋しています
https://www.tv-asahi.co.jp/kaodoro/cast/
上記を見ると、主人公の柚原美紅(ゆずはら みく)がメイクで綺麗になったことで結城悠久が『モラハラ男へと豹変』したということになります。
漫画とドラマの設定に食い違いがあるかもしれませんが、ドラマで表記された性格で見ていきます。
豹変する前の結城悠久の性格や特徴は以下の通りです。
①頭が良くて優しい
②学生時代からみんなの人気者だった
③派手な装いは嫌い
④清楚が好き
⑤恋人が派手な化粧をすることを好まない
⑥普段は穏やかな口調
とても良さそうな好青年という感じですが、少し気にかかるところもありますね。
例えば、②の「学生時代からみんなの人気者」までは良いとして、最後の『だった』という部分は過去形になっていますし、未来はどうなっているのかという事が気になります。
⑤の「恋人が派手な化粧をすることを好まない」というのは自身の好みを彼女に強要している感じですね。
これらから、結城悠久が『美紅がイヴと出会ってメイクをしたことでモラハラ男へと豹変』した心理状況について推測してみます。
スポンサーリンク
結城悠久がモラハラ男となった心理状況を推測!
結城悠久がモラハラ男となった心理状況を推測しましたが、次の3つが考えられるのではないでしょうか?
・1. 自信の無さや劣等感を抱いていた?
・2.家庭環境からの独占欲?
・3.実はコミュニケーションが苦手?
それぞれについて触れていきます。
1.自信の無さや劣等感を抱いていた?
結城悠久は『学生時代からみんなの人気者だった』とありますから、自信の無さや劣等感など関係ないと感じますよね。
しかし、実は外見や容姿へのコンプレックスをもっていたのかもしれませんし、自信がなく、劣等感があったのではないでしょうか?
最後の『人気者だった』の『だった』が深読みし過ぎかもしれませんが、美紅と付き合う以前に何かがあったのかもしれないですね。
また、外見や容姿が原因で振られて浮気されたということも考えられます。
それが彼にはトラウマとなり、次第に次の彼女には『派手な装いは嫌い』『清楚が好き』『派手な化粧をすることを好まない』という自身の価値観・願望を強要し、支配欲や独占欲が強まっている可能性がありそうですね。
自分の思い通りにならないと許せないという考えも持ち合わせていたのではないかと思われます。
他に考えられることでは、美紅がメイクで綺麗になったことで他の男性に奪われないかという嫉妬の一面から『派手な装いは嫌い』として強要していることも考えられるのではないでしょうか。
2.家庭環境からの独占欲?
漫画やドラマで結城悠久の家庭環境について触れているのかは筆者は存じません。
推測ですが、、
それが支配欲や独占欲に繋がり、無意識のうちに恋人の美紅も親兄弟らと同じように扱っているのかもしれないですね。
また、母親から歪んだ愛情を植え付けられて育った環境でモラハラによる人格否定や侮辱などがあったのではないでしょうか?
3.実はコミュニケーションが苦手?
推測に過ぎませんが、結城悠久は実はコミュニケーションが苦手だったのではないでしょうか?
『学生時代からみんなの人気者だった』とありますが、彼は無理をして周囲との状況に合わせてコミュニケーションをとっていたのかもしれません。
元々は苦手で、美紅に対しては先ほどの独占欲が優先されて、彼女の本音や意見も聞かずに自身の価値観を押し付けたのではないでしょうか?
まとめ
【顔に泥を塗る】結城悠久がモラハラ男となった心理状況について推測してみました。
・1. 自信の無さや劣等感を抱いていた?
(外見や容姿へのコンプレックスをもっていたのかも?)
・2.家庭環境からの独占欲?
(母親や姉兄弟などから虐待を受けたりした経験から恋人も同じ扱いをした?)
・3.実はコミュニケーションが苦手?
(彼女の本音や意見も聞かずに自身の価値観を押し付けた?)
※あくまでも推測です
以上がまとめたものです。
結城悠久は漫画とドラマの設定に違いがあるかもしれませんが、ドラマ表記の性格で推測しました。
主人公は髙橋ひかるさんが演じますが、結城悠久をどなたが演じるのかが気になりますね。
モラハラ男と化して変貌する姿はどんな感じなのでしょう。
余談ですが、過去30年前に他局のTBSで『ずっとあなたが好きだった』というドラマがありました。
その中で俳優の佐野史郎さんが演じるマザコン夫でオタクの冬彦さんは衝撃的でした。
歪んだ母親の愛情を受けての性格が形成されたのだと思います。
今回の「顔に泥を塗る」は、モラハラ男なので冬彦さんほどの衝撃的なものはないと思いますが、楽しみですね。